兄弟で不登校って影響するの!?
こんにちは!Laf先生(@Laf_oshikawa)です。
子どもが不登校になった時、気になるのは兄弟への悪影響ではないでしょうか。
突然不登校になったのもタダでさえ大きな衝撃なのに、
もし兄弟まで不登校になって引きこもってしまったら、
余計に辛いですし、どうすればいいかわからなくなりますよね。
この記事では不登校の兄弟への影響ついて話していきたいと思います。
不登校の兄弟への影響
早速ですが、子供が不登校になってしまい、
その子に兄弟がいるとき、その兄弟には影響があるのか解説していきます!
兄弟の影響で不登校になることはあるのか
実際に兄弟の影響で不登校になる事例は多いです。
特に上の子が不登校になった場合、
下の子は「お兄(姉)ちゃんだけ休んでずるい」と感じるのは当然のことでしょう。
お兄(姉)ちゃんに対する依存度が強いと余計に影響が大きくなります。
この言い方は良くないかもしれませんが、不登校だけで済めばまだいい方です。
「お兄ちゃんだけずるい。」と弟さんがお兄ちゃんを責め立て
兄弟げんかになり、お互いが心の傷を負うパターンもあります。
逆に弟が不登校になる場合は、お兄ちゃんは弟のことが心配になるケースが多いです。
そのため、弟の影響で不登校になる事例は稀なので安心して良いでしょう。
ただ逆に責任感の強いお兄ちゃんだと、
弟のことで悩んで不登校になる前に精神的に疲労を感じることがあります。
- 兄弟の影響で不登校になる事例は多い
- 特に、上の子が不登校になった場合は下の子は影響を受けやすい。
兄弟揃って不登校になった時の対処法
万が一兄弟揃って不登校になった場合、どのように対処すればいいのでしょうか?
まず、いちばん大事なのは
兄弟を支える周りの家族が元気を持たないといけないということです。
というのも、兄弟全員の不登校を治すまでには相当の時間を要します。
周囲や縁戚からの目線も対処しなくてはいけないためです。
焦ることなく、気長に対処することを考えましょう。
対処法①…最初に不登校になった子どもから対処する
まずは一番最初に不登校になった子どもから対処してみましょう。
他の兄弟は一番はじめに不登校になった子どもの模倣である可能性が高いためです。
そのため、一番はじめに不登校になった子どもが登校するようになれば、
もとのように登校してくれると考えて良いでしょう。
逆に一番はじめに不登校になった子どもは不登校になる深い理由があります。
- 人間関係
- 勉強
- 部活
など、どの要因の解決も難しく、その子どもの回復に一番時間がかかります。
対処法②…兄弟が辛いことを理解してもらう
これは対症療法的なものになるのですが、
一番最初に不登校になった子どもが何となく不登校になっているのではなく、
辛いから不登校になっているというのを他の兄弟に理解してもらうことは重要です。
というのも、他の兄弟が不登校になるのは「学校に行かない兄弟が羨ましい。」
という気持ちがあるためです。
不登校は「羨ましい」ものではなく、
「辛いもの」であることを理解してもらえれば、不登校の連鎖が止められます。
また、兄弟の不登校の回復に他の不登校の子どもの力を得られる可能性があります。
対処法③…ご褒美で釣らない
不登校の子どもへの対処として、よくあるパターンですが、
「〇〇日学校に行ったら〜を買ってあげるよ。」といって学校に行ったご褒美で釣るパターンです。
これは確かにその場その場では学校に行くかもしれません。
しかし、根本的な原因が解決しないために、
結局ご褒美がなくなると学校に行かなくなる可能性が高いです。
なにより他に学校に行く兄弟がいれば、
「なんであいつだけただ学校に行ってご褒美がもらえるんだ。」
と不満を抱かせることに繋がりかねません。
対処法④…家族全員が仲良く話せる時間を作る
兄弟揃って不登校になると、家族全員が不安になり、
みんな一緒にいるのに家庭の仲はどんどん悪くなっていきます。
家庭崩壊を防ぐためにも一家団欒で楽しく話せる時間を作りましょう。
不登校の子どもが少しでも楽しい気分になれば、
- 学校に対して掛けている不満
- 不登校の原因
などを話してくれるようになります。
そうすると他の兄弟を不登校にするのではなく、
逆に家族全員で不登校の解決に対して真摯に考えられるようになる可能性もあります。
■ 最初になった子から対処する
■ 不登校は辛いことだと伝える
■ ご褒美で釣らない
■ 家族で仲良く話せる時間を作る
まとめ
周りの兄弟が不登校になった時、
一番大事なのは子供たちが不登校になっていく現状に慌てないことです。
問題を解決したいと思っているあなたが冷静さを失えばそれこそ家庭崩壊につながる可能性もあります。
まずは一番はじめに不登校になった子どもから
一人ずつ不登校になった要因を聞いて、
一つずつ問題を解決する姿勢を忘れないようにしましょう。
■ 不登校は兄弟に影響する
■ 子供が不登校化しても慌てない
■ 最初になった子から対処する
■ 家族で楽しく話す時間を作る
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