実力テストで300点取るにはどうすればいいの?
皆さんの中には、実力テストについて
「定期テストと何が違うの?」
「実際、何点取ればいいの?」
「300点を取るには、どれくらいの学力が必要なの?」
というような疑問を抱く方も
多いのではないでしょうか?
実際、実力テストは出題範囲が広く、対策が難しいので、定期テストよりも点数が低くなってしまうことが多いですよね。
そこで今回は、
- 実力テストで300点をとることの意義
- 300点を取るための勉強法
をお伝えしていきます!
最後まで読んで、実力テストの対策に挑みましょう!
実力テストの目的
定期テストの目的は、直近の単元の理解度を確認することです。
つまり、学校での学習進捗にあわせた基本的な内容が学習できているかが試されます。
一方、実力テストの目的は、高校受験の志望校を決めることにあります。
実力テストの問題の難易度は高校入試の問題を参考に作られており、中学3年間で習った内容が総合的に問われます。
つまり、実力テストの対策をすることは、高校入試の対策にもなり一石二鳥ということです。
実力テストは成績に反映されないことも多いですが、高校受験を考える場合、かなり重要なテストになるためしっかり対策してテストに臨んでください!
■ 実力テストの目的
- 高校受験の志望校を決めること
■ 定期テストの目的
- 直近の単元の理解度を確認すること
実力テストの平均点
実力テストの平均点は多くの場合250点です。
点数の幅はあれど、必ずと言ってよいほど定期テストよりも点数は下がります。
定期テストの平均点はだいたい300点ぐらいですが、そこから50点ぐらい下がるイメージです。
つまり実力テストで300点取れるということは、学力は平均より少し上位だということが分かります。
今の自分の学力がどの程度なのか分からない方は校外実力テスト(模試)を受けるのもオススメです。
自分の学力だけでなく志望校との学力差を知ることが出来ます。
実力テストの平均点が低くなる理由
先ほども少し出てきましたが、実力テストの平均点は定期テストの平均点よりも低くなります。
それは単純に、実力テストの難易度が高いからです。
実力テストの難易度を上げている要素は次の3つがあげられます。
- 出題範囲が広い
- 応用問題が多い
- 配点が異なる
出題範囲が広い
定期テストの出題範囲は直近の約1.5か月に習った内容です。
しかし、実力テストの出題範囲は、これまでに習ってきた範囲全てになります。
中学3年にもなれば中学校3年間分が出題範囲になりますので、その広さ・難易度の高さがイメージ出来ると思います。
学力にもよりますが、実力テストは出題範囲が膨大になることから、短期間での対策は厳しいです。
定期テストのときと同じように勉強しても点数はそれほど伸びません。
応用問題が多い
定期テストでは基本を確認するような問題が多く、応用問題は少ないです。
しかし、実力テストでは、基本問題もありますが応用問題の出題比率が高いです。
応用問題とは、基本問題を組み合わせたような問題です。
そのため、解き慣れていないと全く分からないというような事態になりかねません。
配点が異なる
定期テストでは応用問題の配点が低く設定されています。
ですので、応用問題を解けなかったとしても点数にあまり影響はありません。
しかし、実力テストでは、応用問題の配点が高く設定されています。
応用問題の出題率の高さと相まって、応用問題の正答率が低いと点数が大きく下がってしまいます。
実力テストで高得点を得るには応用問題の対策をすることが必須になります。
しかし、解答を読んでも理解できない問題もあると思います。
「分からない」状態を放置しておくと、勉強のモチベーションがどんどん下がってしまいます。
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■ 実力テストの平均点
- 平均点は約250点
- 300点なら平均より少し上位
■ 定期テストより点数が低い理由
- 実力テストの難易度が高い
- 出題範囲が広い
- 応用問題が多い
- 配点が異なる
実力テストで300点を取るための勉強法
ここでは実力テストで300点を取るための勉強法をお伝えします。
実力テストの300点は平均点より少し高いぐらいの点数です。
300点を取るためには、まず基本問題を徹底して押さえることが重要です。
先ほどは、応用問題の対策が必要であると述べましたが、
基本問題をおさえることで、応用問題(基本問題を組み合わせた問題や、慣れが必要な問題)にも対応できるようになるためです。
ですので、まずは基本問題を押さえましょう!
具体的には、
- 定期テストで点数が良くなかった単元
- 記憶があいまいな単元
を復習していきましょう。
これまでの定期テストやワークなどをパラパラと見返して上記に当てはまる内容を復習しましょう。
対策する単元が複数ある場合は、昔に習った単元から順番に対策していきましょう。
例えば、数学で例えると、「二次方程式」を理解するために「一次方程式」を理解することが必要というような場合が多いからです。
ですので、学校で習った順に対策していきましょう。
そうすることで、確実に自分の得意不得意を見つけることができ、受験に向けての対策にもつながります。
復習する際は、ワークや教科書、定期テストの該当範囲を解きなおしていきましょう。
この時、まずは基本問題や公式だけを見直してください。
その過程で
- 分からなかった所
- 覚えていなかった所
をメモにまとめていきましょう。
このメモは自分の弱点の集合体です。
つまり自分自身の弱みに沿った素晴らしい教材になります。
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■ 基本問題を徹底して押さえる
- 応用問題は基本問題の組み合わせ
■ 苦手な範囲を対策する
- 定期テストの点数が低かった範囲
- 記憶があいまいな範囲
■ ミスした問題はメモに残す
- 後で解きなおす
教科ごとの対策は、こちらの記事をご覧ください!
過去問を解こう!
ある程度、基本の知識が入ってきたら実力テストの過去問を解いてみましょう。
実力テストの過去問は実力テスト対策には一番の教材です。
実力テストは高校入試の問題を参考にして作られています。
ですので、実力テスト対策だけでなく高校入試対策にもなり一石二鳥です。
実力テスト本番では300点以上が目標ですが、過去問の目標獲得点数は350点です。
なぜなら、本番では緊張などの要因で普段のようにテストに取り組めない可能性が高いからです。
緊張などで本番の点数が大きく上下することは普通のことです。
本番で緊張してしまった時でも300点を取れるようになっておく為、過去問では350点を目標にしましょう!
①過去問を解くメリット
実力テストに限らず、過去問を解くことには様々なメリットがあります。
過去問は、問題のパターンに慣れたり、自分の苦手な個所を見つけるのに役立ちます。
また定期テストやメモの見直しなどで覚えた基本の内容がどのような形で出題されているのか確認することも出来ます。
この時、応用問題は正答できなくても大丈夫です。
その代わり、解けなかった問題の見直しを必ず行ってください。
更に、時間を計って過去問を解けば本番で起こりうる時間配分のミスなどの対策が出来ます。
問題の難易度も実力テスト本番と変わらないので実力が鍛えられます。
過去問を解く際は必ず時間を計って解きましょう。
時間内に解き終わる場合は安心ですが、時間がオーバーしてしまう場合は対策を考えなければなりません。
その場合は大問ごとにかかった時間を計り、より多く時間のかかった所の範囲の復習をしていきましょう。
また、時間内に終わらせる練習もしておきましょう。
具体的には、分からない問題は後回しにすることです。
分からない問題に時間を使い、出来る問題を時間切れで落とすことは何としても避けなければいけません。
ですので、過去問を解く段階から分からない問題は後回しにする癖をつけておきましょう。
実力テストの過去問は、実力テスト対策において有用になるだけではなく、高校入試にも直結します。
過去問を解くときは本番だと思って、緊張感をもって取り組むと思います。
②復習をしよう!
過去問や問題集を解いた後は必ず復習してください!
間違った所や時間のかかったところは間違いなく自分の弱点です。その弱点を克服していくのが勉強です。
復習は弱点だけを見直せる一番効率の良い対策 です。
また、過去問の他に長期休みの宿題を復習することもおすすめです。
「遠足は家に帰るまでが遠足」のように、「勉強も復習するまでが勉強」と思い、取り組んでいきましょう!
復習の仕方がわからない時はどうすればいい?
オンライン家庭教師のLafと一緒に弱点を見つけ、しっかり復習をして、「わからない」をなくしていきましょう!
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■ 過去問を解くメリット
- 問題傾向に慣れ、苦手を発見できる
- 時間配分などのミスを防げる
- 必ず時間を計って解く
■ 復習をしよう!
- 自分の弱点を見直す効率的な勉強法
まとめ
ここまで実力テストで300点を取る方法をお伝えしてきましたが、一番楽に300点を取る方法は普段からの勉強です。
普段からの勉強といっても今ご紹介したことを普段から行うだけです。
「定期テストやワークで分からなかった所をその都度解消していく」
それだけで300点を取ることが出来ます。
また普段から行うことで、実力テスト直前であわてることもなく、実力テスト対策が大幅に楽になります。
実力テスト対策だけといわず、ぜひ普段の勉強に活かしていってください!
■ 実力テストは志望校決定のため
■ 平均点は約250点
■ 基本問題の理解を徹底する
■ ミスした問題はメモに残す
■ 過去問を活用する
■ 過去問は時間を計って解く
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