受験生の夏休みの過ごし方!何をどれくらいすればいいの?1 min read

受験対策

夏休みは学校がない分、普段よりも自由に使える時間がたくさんあります。この期間をどう過ごすかで志望校への受験合格率は大きく変わってきます。
しかし、人によっては受験生として初めての夏休み。どんな学習計画を立てて、どんな学習内容で勉強を進めていくべきなのか分からないという方も多いと思います。
そこで今回は、受験生が夏休みにやるべき勉強内容、時間の使い方、勉強計画の立て方について解説します!
ぜひ参考にしてみてください!

produce:代表 押川
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夏休みに入る準備をする!

夏休みが始まっていきなり長時間の勉強をやろうとしても上手くいきません。ちゃんと結果を出すには適当に勉強するのではなく、勉強計画を立てる、大まかな勉強内容を決めるなどの準備が必要になります。
ここでは、夏休みが始まる前/始まってすぐにやっておきたいことを紹介します。

勉強計画を立てる

まず、夏休みの勉強計画を立てましょう。
夏休みはほとんどが自主学習の時間となります。学校や塾では先生が教科ごとにカリキュラムに沿って一定のペースで教えてくれます。しかし、自主学習では勉強計画を立てていないと計画的に受験勉強を進めることが難しいです。そのため、勉強計画は夏休みの最初、もしくは始まる前には立てておきましょう!

夏休みの勉強計画は「夏休みが終わるとき、何をどれだけ終えていたいか」から逆算して考えていきます。それを日数で割り、一日当たりどれくらいの勉強量が必要かを導きます。
例えば、「夏休みの終わりまでに1・2年の分野を完璧にする」などです。「完璧にする」の定義は模試や問題集で1・2年の範囲の問題に対する正答率が90%以上という風に設定すると分かり易いでしょう。

初めての受験で長時間勉強したことがない方も多いと思います。そんな方は最初の二日くらいまで勉強記録をとることをおすすめします。勉強記録を取ることで、自分は一日でどれくらいの量、集中力を保って勉強ができるのかを確かめることができます。

規則正しい生活を送る

学校がなくても規則正しい生活を送るようにしましょう。
出来るだけ同じ時間におき、同じ時間に勉強を始め、同じ時間に寝ることが大切です。そうすることで、生活リズムに体が慣れてきます。一回体が慣れると行動が自動化されます。つまり、朝起きるのも勉強を始めるのも辛くなくなります。エネルギーを節約できるので疲れにくくなります。
逆に、昼夜逆転した生活を送ったときのデメリットも紹介します。
・音や光があり睡眠の質が下がる
・学校が再開するときに生活リズムを正す必要がある
昼夜逆転した生活は比較的、時間の無駄が多いと言えるでしょう。

休憩をとる

夏休みは「受験の天王山」とよく言われます。受験において受験期の夏休みはとても重要だという意味ですが、休息をとることも忘れてはけません。勉強を長く続けるコツは上手に息抜きをすることだからです。休憩法や息抜きの方法はこちらの記事で紹介しています。

勉強スポットを決める

自分の集中できる勉強スポットをいくつか設定しておきましょう。
例としては、家(居間、自室、ダイニング)、学校、塾、図書館、カフェなどです。メインで使う場所は一つで大丈夫です。しかし、日によって使えない場合があります。「勉強できる場所がなかったから今日は勉強が進まなかった」という事態を避けるため、他の候補も用意しておきましょう!。

環境を整える

勉強に集中できる環境を作りましょう。
具体的にはエアコンをつけたり、机を整理したりです。家の外で勉強することが多い場合は持ち物を選びましょう。その日の勉強に必要なモノだけを持って行き、お金も必要最低限だけ持っていくようにしましょう。

 

余計なものを持ってしまうと、勉強に集中できなくなってしまうので注意が必要です。

受験期の夏休みの勉強内容

勉強計画を立てるときに「夏休みは何をやればいいのかな」という疑問が浮かんだ方もいるかと思います。ここでは受験生は夏休みに何の勉強に取り組むべきなのか解説していきます。

徹底的な復習・基礎固め

結論から言うと、受験期の夏休みは今まで習ってきたことの総復習をすべきです。1・2年生と三年生の夏休み前までに習った内容の完成度を高めましょう。夏休みの終わりに、これまでの基礎ができていると秋からは応用問題の練習に取り掛かることができます。

苦手科目の優先順位をつける

「夏休みは総復習をする」といっても全部の科目を均等に勉強していくわけではありません。得点を伸ばしたい教科に特に力を入れて勉強する必要があります。中でも一番苦手な科目から取り組むようにしましょう。
最初の2週間で苦手科目をその他の科目と同じレベルまで引き上げることを目標にします。そうすることで、他の教科との勉強のバランスがとりやすくなります。

夏休みの過去問の使い方

復習がまだ足りていない科目・単元を見つけるため、一週間~二週間に一度、時間をはかって過去問を解くことをオススメします。まだ習っていない範囲の問題は飛ばして進めましょう。そのため、時間は少し短めに設定しておきましょう。
大切なのは、間違えた問題の範囲を再度しっかりと復習することです。

受験期の夏休みの時間の使い方

夏休みは授業がある期間と比べ、時間の使い方がかなり自由です。規則正しい生活を送ることは前提として、どのような時間の使い方があるのかを紹介します。色々試して自分に合っているものを見つけましょう!

学校と同じ時間の使い方をする

最も多くの人がとる方法は学校があるときと変わらない時間の使い方をすることです。勉強時間と休憩を交互にとり朝から夜まで勉強するというパターンです。
※移動時間や細かい休憩などは個人差が大きいため省略しています。実際の勉強時間は例より少し短くなっても心配ありません。

時間配分の例:
起床            ~7:00
朝食、支度   ~7:30
勉強            ~12:00
昼食            ~13:00
勉強            ~20:00
夕食・風呂   ~21:00
勉強            ~22:30
準備、暗記   ~23:00
睡眠            ~7:00

超早起き型

いつもより数時間早起きして午後か夜に長めの休憩を入れるパターンです。午前中は集中力が一番高いので早起きが得意な方にはオススメです。

時間配分の例:
起床            ~5:00
朝食、支度   ~5:30
勉強            ~12:00
昼食、休憩   ~14:00
勉強            ~20:00
夕食・風呂   ~21:00
準備、暗記   ~21:30
睡眠            ~5:00

超長時間型

一日に15時間勉強することを目標とする時間配分です。勉強日と休日を分けてバランスを取ります。長時間の勉強に慣れている方、メリハリをつけるのが得意な方におススメです。
時間配分の例:
起床             ~6:00
朝食、支度    ~6:30
勉強             ~12:00
昼食             ~12:30
勉強             ~20:00
夕食・風呂    ~21:00
勉強             ~22:30
準備、暗記    ~23:00
睡眠             ~6:00
週1~2日の休日は半日~丸一日休む。

焦らず少しずつ勉強時間を増やす

夏休みに突入したからと言って突然長時間の勉強ができるようになるわけではありません。集中力も体力と同じように身につけるにはある程度時間がかかります。設定していた勉強量が一日で終わらなくても「なんて自分はダメなんだ」と考えるのではなく、「どうすればもっとできるだろう」や「昨日よりも多く出来た」とポジティブに考えていきましょう!
無理をして心が折れてモチベーションを失うよりも、少しずつでも毎日増やしていく方が全体としてみると多くのことができます。「昨日よりも頑張る」ことを目指していきましょう!

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?
今回は受験生は夏休みをどう過ごせばいいのかについて解説しました!初めての受験で何をすればよいか分からず不安になるかもしれませんが、焦らず自分のやることを明確にしてコツコツとやっていきましょう!

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