不登校だとの内申点はどうなるのア?
こんにちは!Laf先生(@Laf_oshikawa)です。
不登校になった時に困るのが「内申点」の問題ではないでしょうか?
内申点が足らないと、
- 高校受験で行きたい学校に行けなくなる
- 低偏差値の高校しか行けなくなる
と怯えてしまうと思います。
しかし、実は不登校であっても内申点を稼ぐ方法があるのです。
今回は不登校になった時の内申点の扱い、
及び稼ぎ方について解説していきたいと思います。
不登校と内申点の関係
まずはじめに、
- 内申点とは何か
- 内申点と不登校はどのような関係があるのか
を解説していきます!
そもそも内申点とは
不登校の学生さんに絶対に確認してほしいのが内申点です。
「内申点」とは高校受験の出願時に提出する、
「調査書」に記された教科ごとの成績を得点化した項目です。
内申点の内容には普段のテストや出席状況が含まれます。
内申点に反映されるのは「1年次から3年次まで」になることもあれば、
「3年次」だけになることもあり、学校によってまちまちです。
ただ、絶対に行きたい志望校が決まっている場合を除き、
全学年で考えておいたほうが良いでしょう。
不登校と内申点の関係
内申点は出席点が大きく関係しています。
そうなると、不登校だとかなり厳しくなるのでは?となってしまいますよね。
実際に公立高校入試では一般的に
「欠席日数の多い生徒は審議の対象とする。」とされています。
「審議の対象とする」というのはつまり合格が難しくなると言うことです。
これは高偏差値帯の高校だけでなく、比較的偏差値が低い高校でも審議の対象になります。
しかし、不登校でも内申点をカバーする方法は、実はあります!
■ 内申点とは
- 調査書に書かれた教科ごとの成績
- 定期テストや出席点が影響する
■ 不登校と内申点の関係
出席点がないため内申点が取れない
入試では異常な欠席日数は審議の対象
不登校でも内申点をカバーする方法
ここからは、不登校でも内申点の問題を解決する方法をご紹介していきます!
調査票について確認する
まずは、内申点の問題のネックになっている部分を確認しましょう。
具体的には、下の2つを行いましょう。
①志望校の募集要項で欠席日数の基準や自己申告書の有無を確認する
実を言うと、私立高校などでは調査票そのものがいらなくなります。
その他、公立の高校でも内容によっては調査票が不要になる場合も存在します。
そのため「本当に調査票が必要か」をまず簡単に確認しましょう。
②在籍している中学校の先生に、調査書の内容や受験について相談する
それで調査票が必要だと分かれば、
次は在籍している中学校の先生に調査票の内容や受験について相談しましょう。
人間関係や勉強が理由でなく、ただなんとなく不登校になった場合、
顔を合わせづらいかもしれませんが大丈夫です。
勇気を持って話しましょう。
うまく行けば内申点が上がる可能性があります。
そうでなくても学校の先生は進路について情報を持っているので、
不登校でも受験できる高校を教えてくれるかもしれません。
また、自分が今どれくらいの内申点か聞くことも可能です。
このまま不登校を続けていれば不合格になる高校も、
途中で出席してテストを受ければ内申点で合格する可能性もあります。
しかし、相談の上でどうしても学校に復帰できない場合どうすればいいのでしょうか?
その対策には以下のような方法があります。
不登校でも内申点をカバーする方法①…学校以外の教育機関を使う
実は学校に行かずともフリースクールや通信教育を使うことでも内申点を確保できます。
内申点を確保するためには以下の5つの要件が必要になってきます。
学校以外の教育機関で内申点を得る方法
①保護者と学校の間に十分な連携・協力関係が保たれていること。
②当該施設は、教育委員会等が設置する教育支援センター等の公的機関とする。
③公的機関に通うことが困難など不具合がある場合がは民間の相談・指導施設も可。
ただし適切かどうかは校長や設置者である教育委員会と連携を取って判断する。
④当該施設に通所または入所して相談・指導を受ける場合を前提とする。
⑤学校外での指導内容が学校の教育過程に適切と判断された場合には、
学習の評価を適切に行い、指導要録に記入したり、通知表などで保護者や施設に伝えたりすること。
つまり、
- 学校に戻る意思を示している
- 保護者との連携が取れている
- 校長の許可を取っている
以上三点をクリアした上で、教育委員会の設置する施設なら内申点が獲得できます。
大抵のフリースクールにはこれが当てはまります。
フリースクールについてはこちらの記事をご覧ください!
またオンライン教材サービスでも内申点を取ることが可能ですが、
フリースクールよりは少し厳しくなっています。
オンラインサービスで内申点を得る条件
①保護者と学校の間に十分な連携・協力関係が保たれていること。
②ICT(コンピュータやインターネット、遠隔教育システムなど)や郵送、FAXなどを活動して提供される学習活動であること。
③訪問等による対面指導が適切に行われることを前提とすること。
④不登校生の学習の理解の程度を踏まえた学習プログラムであること。
⑤校長は、自動する対する学習の状況について、十分に把握すること。
⑥ICT等を活用した学習活動を出席扱いとするのは、基本的には学校外の期間で指導を受けられないような場合に適用される。なおICTであっても、対面指導は必須。
⑦学習内容が学校の教育過程に適切であること。
とはいえ大まかな内容はフリースクールを変わりません。
ただ、オンラインであってSkypeなどを利用した対面通話サービスを使うことが条件になってきます。
不登校児のための学習支援についてはこちらの記事をご覧ください!
不登校でも内申点をカバーする方法②…私立高校に進学する
先程少し述べましたが、私立高校入試では内申点が関係ないところが多いです。
しかし、その分純粋に学力だけの勝負になります。
公立高校と比べても勉強が必要になるでしょう。
■ 調査書について確認する
- 志望校の募集要項を確認する
- 学校の先生に調査書について相談する
■ 学校以外の教育機関を使う
フリースクールや通信教育を使う
■ 私立高校に進学する
- 学力重視で内申点が不要な学校が多い
まとめ
不登校でも内申点を確保して、高校に進学することはできます!
焦らず自分の道を探すようにしましょう!
■ 不登校でも内申点は確保できる
■ 内申点が不要な受験方法もある
■ まずは学校の先生に相談する!
コメント一覧