不登校から高校受験に成功するには?進学できる高校とは?1 min read

不登校

中学校で不登校になってしまい「高校受験」に不安を抱えているのではないでしょうか?

  • 「内心は足りるのか」
  • 「全く勉強できていないけど進学できるのか」

このような事を考えるとどうしても落ち着かなくなりますよね。

 

今回は中学校で今現在不登校、もしくは不登校経験がある皆さんが

高校受験の際に知っておくべきポイントと、不登校でも高校に進学する方法について書いていきます。

produce:代表 押川
Laf創業・経営8年目【経歴/実績】
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国公立をはじめとした難関高への進学をサポート
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不登校の生徒が高校受験で気をつけるべきポイント

不登校になってしまった方が高校受験で気をつけておきたいのが

  1. 欠席日数
  2. 内申点
  3. 学習内容

の3つです。

『1.欠席日数』と『2.内申点』は出願時に提出する調査書に記載されるため、入試における評価に直接関わってきます。

1. 欠席日数

全都道府県の高校において欠席日数が受験における評価内容に入っています。

 

欠席日数の多い場合は「審議の対象」つまりマイナス点換算がされます。

具体的な日数は高校によって異なりますが、多くの学校は「1年間に欠席日数が30日を超えたことがある生徒は審議対象」などの基準を設けています。

1年に数十日であることが多いでしょう。

 

また審議対象の期間も学校によってまちまちで、3年生の1年間のみが審議対象である場合もあれば。

3年間すべてが対象であることもあります。

そのため公立高校で一定以上の偏差値に入ろうと思えば、一定以上の出席日数は保たなくてはなりません。

 

ただ、一部都道府県の高校では欠席日数が多い場合の事情を自己申告書に記入して提出することができ、
評価の際に配慮してもらうこともできます。

特に埼玉県では自己申告書を提出すれば「不登校の生徒などを対象とした特別な選抜」という枠での出願が可能です。

2. 内申点

内申点は学校の成績を決められたルールに従って点数化したものです。

 

例えば、普段の授業態度や定期テストの点数が内申点に反映されます。

反映の開始がどの学年から始まるかは欠席日数と同様に学校によって異なります。

 

受験での評価で試験と内申点の点数をどの比率で見るかについても、高校によって全く変わってきます。

学力検査5教科の特典と内申点の比率が7:3の高校もあれば、3教科と内申点の比率が6:4の高校もあります。

このあたりの具体的な比率も学校によれば公開してくれているでしょう。

 

ただ、いずれにせよ内申点が高校受験において大きな比率を占める要因であることは間違いないでしょう。

内申点でいい点数を取るためには、せめて定期テストの時は出席して高得点を取る必要があります。

3. 学習内容

内申点や出席評価も重要ですが、いちばん大事なのは学力です。

 

内申点がどれだけ良くても本番の試験の点数がそれに見合ってなくては合格できません。

裏を返せば内申点が少々足りていなくても学力が高ければ合格できる可能性はあります。

 

不登校で勉強も自宅で行う場合は勉強不足になりがちです。

教科書を見て学習進度を定期的に見直すようにしましょう。

また、学習環境や学習方法のセルフチェックも重要になってきます。

 

Laf先生では、日頃の学習でわからない問題や参考書を解いていてわからない問題を『写真を撮って送るだけで解説動画を受け取る』ことができます。

必要であれば、受験相談など個別の相談も顔出し無しで受け付けています。

公式LINE追加後に『わからない問題の写真を送る』か『Zoomで勉強相談』と送ってください。

 

不登校でも自宅学習で高校受験を目指す方はこちらもチェック!

■ 欠席日数

欠席日数が多い場合は減点の対象となる

■ 内申点

授業態度や定期テストの点数が内申点に反映される

■ 学習内容

学校に遅れていないか、学習すべき範囲は終えたか

不登校から受験できる高校

いじめ、病気など、どうにもならない原因で不登校になった場合でも合格できる高校はたくさんあります。

悲観的に諦めるのではなく、出来ることを探していきましょう!

①私立高校

私立の高校は一般入試に置いては調査書を提出しなくても入れる高校が非常に多いです。

また、一部高校は全国的に有名だったり、学力の面でも心配せずに進学できるルートであると言えます。

 

問題となるのは学費です。

私立高校の学費は学校によってまちまちですが、年間数十万円は覚悟しておくべきです。

ご両親と十分相談する必要があるでしょう。

また、推薦入試の場合は出席日数や内申点を稼ぐことは必須だと考えて下さい。

②通信制の高校

毎日出席することなく、報告課題、面接指導、単位認定試験を合格すれば単位が認定され卒業できる高校です。

報告課題は1年で80~100程度が多く、出席は週1回や月2回である事が多いです。

中には部活動を行っている高校もあります。

 

通信制高校の学力は劣るといったイメージがありますが、近年はハイレベルな大学への進学を支援する学校も数多いです。

 

また、N高等学校などでは公立高校で学べないプログラミングやデザインの勉強も積極的に取り入れています。

そういった内容の勉強をするため、積極的に全日制ではなく通信制に進学される学生さんも近年では増えてきています。

いい意味で全日制の高校ほど制度が厳しくないために、幅広い内容が勉強できるのが強みですね。

③定時制高校

全日制の高校は中学校と同じく朝登校からの夕方下校です。

それに対し、定時制高校では17時頃に登校し夜に下校するような高校です。

また学校によっては夜間だけでなく朝だけ、昼だけのパターンもあります。

 

ほとんどが公立の高校で、各学年1クラスの少人数であることが多くなっています。

 

定時制高校は2種類あります。

  1. 4年授業を受けるだけで卒業できる「学年制」
  2. 決められた単位数を満たすことで学年に関係なく卒業できる「単位制」

前者は確実に卒業したい人向けです。

後者は留年の確率はでてくるが頑張って早く卒業したい方向けです。

 

主に家庭や仕事の問題で全日制の高校に進学できない生徒が集まっています。

概して、全日制高校より不登校の生徒に対するサポートに従事しており、入試に置いても調査書はほとんど必要ありません。

 

勉強内容も心のケアを重視した生活サポートや中学校の復習などからあなたに合わせて行ってくれます。

通信制の高校に比べると、部活動などが楽しめること、不登校の改善に近づける点で強みです。

しかし、同時に「不良」と呼ばれる生徒が多いです。

周囲のいじめが原因で不登校になってしまった方は定時制のほうが向いているかもしれません。

④高等学校卒業程度認定試験

通称「高卒認定試験」は高等学校を卒業できなかった方の学習成果を適切に評価し、高等学校を卒業したものと同等以上の学力があるかどうか認定するための試験です。

 

よく誤解されがちですが、高卒認定試験に合格したからといって高卒の資格がつくわけではありません。

高卒資格を取るためには全日制/定時制/通信制のいずれかの高校を卒業する必要があり、高卒認定試験に合格しても、最終学歴は「中学卒業」のままです。

「高卒認定試験」はあくまで「高校を卒業できるだけのレベルがある」ことを証明するための試験です。

 

具体的なメリットとしては、高校を卒業していなくても大学や短大、専門学校に進学できるようになることです。

また、就職においても「高卒認定試験合格」を履歴書に書くことができるため、一定の努力ができる人材であるというアピールポイントに使えます。

 

どうしても高校に行きたくないという方はあえて高校に進学せずに、より高等な教育機関や就職を目指すのも一つの手です。

■ 私立高校

  • 受験で調査書を使わない高校が多い
  • 推薦入試は出席と内申点が必須

■ 通信制高校

授業ではなく課題や面接、試験に合格すれば卒業できる仕組みの高校

■ 定時制高校

  • 17時ごろに登校、夜に下校する高校
  • 不登校の生徒へのサポートが手厚い

まとめ

不登校でも高校受験は合格できます!

いじめや、精神的な疾患など・・・、社会では不真面目な印象が根強い不登校ですが、近年では本人にはどうしようもない理由で不登校になる方も増えています。

 

そのような状況で「受験」、「進学」などと言われると辛いですよね。

確かに日本は不登校の支援という点ではまだまだ未熟な国ですが、それでも高校に進学する手段は多数あります。

自分を卑下することなく、ゆっくりと自分の進学先を決めましょう。

■ 志望校がある場合

  • 志望校の入試に調査書が必要かどうかを調べる
  • 調査書が必要なら解決策を探す
  • 入試に向け勉強をする

■ 志望校がない場合

  • 不登校から受験できる高校を知る
  • 自分の状況に適した制度の高校を選ぶ
  • 入試に向け勉強をする

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