今回は高校受験を考え始めた方に向け、受験勉強を始めたタイミング・科目別におすすめの勉強法をご紹介します!
ご自分の状況と照らし合わせて、今から自分は何をするべきなのかを確認してみてください!
高校受験を始めるタイミング別の勉強法
高校受験は人によって始めるタイミングが違います。また、始めるタイミングによって目指せる高校や勉強で意識するポイントが違っています。今回は学年別の受験対策をご紹介してします!
勉強計画を立てる
受験勉強を始めるにあたり、最初にやることは勉強計画を立てることです。
勉強計画や、一日の勉強時間の目安についてはこちらの記事にて詳しく解説しています!
勉強計画を立てていない方は先にチェックしましょう!
受験生必見!効果的な勉強計画の立て方!
受験生必見!受験生に必要な一日の勉強時間!
一年生から始める場合
一年生から受験勉強を意識し始める方は、難易度の高い高校を目指すことができます。
一年生から受験勉強をする上で気を付けることは以下の二点になります。
・受験科目である5教科の基礎を習いながら固める
・定期テスト対策を充実させ、内申点を高く保つ
学校で習う内容は需要中に理解しながら進めるよう、授業をちゃんと聞きしょう。一度理解しておくと復習の際にすぐに内容を思い出すことができ、勉強の負担が軽減します。そして、受験において点数と同じくらい重要になるのが内申点です。内申点を高く保つため、定期テストでは高得点を取るようにしましょう! 定期テストの対策は2週間前から始めましょう。目標を決めて計画的に進められると理想的です。
また、テストが返却されたら必ず見直しをしましょう!
ミスした問題だけでなく解くのに時間のかかった問題も解きなおしておくと苦手分野の自然をその場で潰していくことができます。
二年生から始める場合
二年生から受験勉強を始める方が意識すべきポイントは目標を決めることです
これは、目標と現在の学力の差により、必要な勉強量が変わってくるためです。二年生は部活や学校の活動のメインメンバーになる学年のため、勉強に手が回らなくなりがちです。以下の二点を最低限こなしましょう。
・志望校を選ぶ
・新しく習う範囲は授業中に理解する
志望校を決定し、それに合わせた勉強計画をたてましょう。
授業中、先生の話をしっかり聞き、授業中に分からない箇所があった場合は休み時間になった瞬間に先生に聞きにいきましょう。部活や学校の活動の後に長時間勉強するのはかなり大変です。睡眠時間を削るなどすると活動に集中できなくなってしまう可能性もあります。勉強すると決めた時間に集中して勉強しておけば、理解度の低い状態での復習を何時間もやるより効率的です。部活などが休みで休日に時間の取れるときは一年生で習った内容の、覚えているか怪しい分野の復習をしましょう!
今まで勉強してこず、家で勉強する習慣がないという方は勉強習慣を作るところから始めましょう。毎日20分でも良いので机に向かって教科書を開くところから始めるのがオススメです。数日継続できれば今度は「その日、学校でやったことの復習をする」という風に数日ごとに徐々にレベルを上げていきましょう。
三年生から始める場合
ほとんどの方は三年生から受験勉強を始めると思います。三年生は部活や学校行事からの引退があり、時期ごとにスケジュールが大きく変動します。そのため一年を①夏休み前、②夏休み、③秋から受験までの三つに分けて考えます。
一日に取れる勉強時間ややるべき内容も大きく違うので一年の計画を3等分してはいけません。「①では部活をやりながら単語や暗記科目を進める」、「②では1・2年の復習を完ぺきにする」、「③では3年の復習と応用問題を解く」という風に三つの期間それぞれにテーマをもって計画をたてましょう!
受験直前にやってはいけない勉強法
ここでは受験生が受験直前にやってしまいがちなミスをご紹介します。学習効率が非常に悪いため、これらは避けて下さい。
新しい教材を買う
今使っている問題集の問題全部に正解できなければ、新しい問題集に取り組むのははっきり言って時間の無駄になります。新しい問題集を買っても載っている内容のほとんどは同じ内容になります。なぜなら、扱っている範囲が同じだからです。そのため、既に答えられる問題に時間をかけることになってしまいます。受験前にやるべきは、今使っている問題集の未だに答えられない苦手問題を一つ一つ解消していくことです。
インプットを優先する
受験直前になってインプットに大量の時間を費やすのはオススメできません。なぜなら、覚えたものがすぐに使え知識をすぐ応用できるようにはならないからです。数学の公式や英文法をインプットしてすぐ入試レベルの問題が解けるようになる訳ではないですよね。インプットは遅くても秋までには済ませ、受験前は覚えたことを使う練習に時間を費やしましょう!
まとめノートづくりに一生懸命になる
受験前になって集中が長続きするようになってもまとめノートに時間を使ってしまっていては点数は伸びにくいでしょう。この時期にまとめノートを作成しても見直す期間がほとんど残っていません。間違えた問題は不要な紙にまとめ休憩や勉強を始めるタイミングに見るためのシートにしましょう。そのシートもすべて覚えたらすぐ捨てるようにしましょう。
入試対策、教科別の勉強法・問題集の使い方
ここでは、高校受験に向け教科別にどのように、何を意識して勉強していけばよいかを紹介していきます。苦手教科があり、点数が伸び悩んでいる方は特に考え方を参考にしてみてください。
国語の受験対策
国語の問題は大きく二種類に分かれます。暗記系の問題と読解系の問題です。古文や漢字は暗記系の問題は時間を取れば成果が比較的でいかが直ぐに出やすい問題です。そのため、1・2年生の内か3年生の夏休み前までにやっておくことをオススメします。暗記のコツは短い期間に何度も見て自分でテストすることです。そうすることで記憶が長期記憶に保存され時間が経っても思い出すことが出来るようになります。
読解問題は勉強の成果が出るまでに時間がかかります。そして、受験本番では初めて見る文章の問題を解かなくてはいけません。どんな問題が出ても解けるように読解問題専門の問題集で数をこなす必要があります。読解問題を解くコツは「設問を先に読むこと」です。何が問題として問われているのかを頭に入れながら読み進めることが出来ると答えにたどり着くまでのスピードが上がります。読解問題の練習に時間をかけるためにも、暗記系の内容は早めに終わらせておきましょう!
数学の受験対策
数学は積み重ねが必要になる科目です。以前の内容ができていないと現在の内容が理解できない場合があります。受験勉強を始めるには自分の理解が止まってしまっている分野や苦手分野を先になくしていくようにしましょう!
受験する高校の偏差値別を考慮して使用するテキストを選ぶことも必要になってきます。以下の分け方を参考にしてみてください!
・偏差値55以下なら基礎問題が載っているテキスト
・偏差値55以上なら応用問題も載っているテキスト
分からない問題は解説をじっくり読みましょう。どうしても分からない場合は「何が/どこが分からないのか」を明確にして先生に聞きましょう。自分がどこを理解できていないかを知ることは勉強を進める中でかなり大切になります。最終的には公式を覚えるだけでなく、問題を見たときにどの公式が使えるかがわかるようになることを目指しましょう。
英語の受験対策
英語の受験対策は単語と文法から始めましょう!
この二つが出来て初めて長文が読めるようになり、リスニングで何を言っているのか理解できるようになります。
英単語は学校で使っている単語帳を3-5周して暗記します。じっくりと1周するのではなく、m次回スパンで何周もするのがオススメです。文法は文法専門の参考書を使って勉強しましょう。英文法が分かり易く説明されており、その後の練習問題で一気にマスターしすることが出来ます!
長文は国語と同じように長文専門の問題集で数をこなし、設問から読むようにしましょう。
リスニング対策としては、毎日英語を聞いて耳を英語に慣らすようにしましょう。リスニングの内容は日本語訳するとかなり簡単な内容で、慣れてしまえば「簡単な国語の聞き取り問題」になります。
理科の受験対策
理科は暗記科目なので、他の科目に比べ勉強量に比例して得点が伸びやすいと言えます。
勉強方法としては、中学の全範囲の載っている問題集1冊を完ぺきにしましょう。新しい教材を使っても載っている内容は変わらないで、1冊を何周もして細かい内容まで覚える方が効率がいいです。
テストの時間配分にも注意する必要があります。計算問題には時間がかかるので、先に暗記していれば即答できる問題を解いて残った時間を計算問題に充てましょう。
社会の受験対策
社会も暗記系の科目なので、コツコツと覚えていきましょう。
また、過去問の傾向から記述の問題が出ると予想される場合は専用の問題集で数をこなすようにしましょう。一問一答のテキストは使いやすいですが、使い方に注意しましょう!歴史は出来事の流れや因果関係を整理して覚える必要があります。歴史の一問一答は出来事を単独で暗記することは難しいので、自分が覚えているかの確認のために使いましょう。
合格者の特徴
受験生は毎年、志望校合格のために皆さん必死に勉強しています。しかし、志望校に落ちてしまう人も当然います。ここでは合格者にみられる特徴を紹介していきます!
志望校と自分の目指す点を理解している
合格者の多くは早くから志望校が決まっており、本番のテストでどれくらいの点数を取ることが出来たらよいかを理解しています。そのため、本番前になると試験当日と同じ時間帯・同じ科目の過去問を時間を測りながら解くということをしています。
定期テストで点数がしっかりとれている
合格者に見られる二つ目のポイントは、定期テストの点数が高いということです。定期テストは基礎の問題が解けていれば高得点が取りやすいようになっている場合が多いです。つまり、基礎問題を徹底していたということです。
受験生にありがちなミスが、難しい問題集をいきなり解こうとすることです。これをしてしまうと、基礎ができていないため問題集の理解が進まないだけでなく、難しすぎて勉強に対するやる気をなくしてしまう可能性もあります。受験対策は必ず自分のレベルにあった問題集、特に基礎問題を多く扱った問題集を使うようにしましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、受験勉強の攻略法を解説していきました。受験勉強を始めるタイミング別、科目別におすすめの勉強法を紹介しています。今から受験を始めるとうい方は是非実践してみてください!
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