不登校での勉強の遅れは取り返せる?入試への影響は?

不登校
くーちゃん
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不登校で勉強してないけど、大丈夫?

こんにちは!Laf先生(@Laf_oshikawa)です。

中学生の不登校に関して、さまざまな悩みが聞かれます。

その中でも1つ多いのが、「勉強の遅れが心配」という声。

今回は、そんな悩みを和らげる情報をお伝えします。

 

結論から言うと、
不登校での勉強の遅れは心配するほどではなく、十分取り返せます

 

また、高校受験に関しても、
学校との連携や制度の利用次第で影響を小さく抑えることができます。

 

著者:代表 押川
Laf創業・経営8年目

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不登校での勉強の遅れは取り返せる

 

まず初めに、直接的に「不登校=勉強の遅れ」になることはありません

勉強の場としての学校は生活からなくなってしまいますが、
その分の勉強を他ですることができれば遅れにはならないですよね。

なので、「学校以外で勉強する習慣」さえ確保してしまえば、
不登校そのもので勉強が遅れることは気にしなくてよくなるのです。

 

学校に行かないからといって、1日24時間が減るわけではありません。

なので、ある意味では浮いた時間を学校外での学習に充てればいいことになります。

「本来、学校がある時間に勉強させればいいの?」と思うかと思います。

実際にそれをすると、かえって「やりすぎ」になる可能性すらあります。

 

通学している子は毎日朝から夕方まで勉強しているのに…
と思いますが、落ち着いて考えると心配しすぎかもしれません。

ですが、学校での勉強の進みは、思われているほど速くないです。

 

確かに、中学校の1日50分授業6コマは合計すると5時間になります。

これだけ聞くと、毎日必死に勉強しないと追いつけなさそうですね。

ですが、実際の授業風景を思い浮かべてみると事情は違います。

宿題の確認、先生の雑談、生徒が発表している時間、
はたまた授業態度が悪い生徒が注意されている時間など。

学校の授業は時間いっぱいを使っているわけではないです。

 

さらに、6コマのうちだいたい2授業くらいが体育などの実技科目で、
これをカウントしなくていいとすると元の授業時間すら減ります。

学校行事なども関わってくれば尚更で、授業時間が短縮されたり
教科書から離れて行事関連のことを行ったりもします。

勉強だけ見れば、学校は思った以上に効率が悪いです。

 

一方の自宅学習は、机に向かった時間がそのまま勉強した時間と言えます

もし中学2年まで全く学校に通わなかったとしても
1年もあれば3年分の内容を余裕を持って終わらせられるくらいです。

1時間や、30分でも確実に勉強を続けられれば、
不登校による勉強の遅れは問題になりません。

 

そのため、学校に通っている子と「同じ時間」勉強させようなどと
保護者が焦りすぎないことが大事です。

まずは環境を整え、勉強を継続できる状態にすることが第一になります。

 

  • 「不登校」=「勉強の遅れ」ではない
  • 学校外で勉強する習慣があれば問題はない。
  • 学校の授業の進みは早くはないため。

 

不登校でも勉強する環境づくりが大切

 

さて、勉強の遅れは冷静に対処すれば大丈夫と確認したところで、
次に学校外で勉強を続けるための環境づくりについてです。

勉強の遅れを取り戻す、もしくは遅れないために大切なことを
優先度順に紹介していきます。

 

安心できる家庭環境を作る

何より大事なのが、安心できる環境を作ることです。

不登校の原因に目を向けても、
「学校での人間関係」に次いで多いのが「家庭生活」です。

勉強の問題に着手する前に、まずは家庭内の状況を見直すのも大切です。

 

まずは、

  • 本人の不登校の原因がどこにあるのかを確認する
  • こと家庭内で追い詰められる状況を作っていないか見直す

ことが効果的です。

「家族だけは味方になってくれる」ことが、不登校の改善にも効果が高いと言われています。

 

不登校になった時点では、勉強が嫌いなわけではないことが多いです。

調査によれば、不登校の原因に学業不振を挙げているのは3割弱です。

繰り返しになりますが勉強の遅れは適切に対処すれば問題になりません。

逆に勉強を原因に追い詰めず、まずは家庭内を安心できる場所にしましょう

 

勉強場所を整理する

家庭内が落ち着ける場所として確保できたら、
勉強場所を決めてそこを整理するようにしましょう。

例えば、「勉強机に余計なものを置かない」など決めるのが手軽です。

 

勉強嫌いの子ばかりが不登校になるわけではないものの、
学校という勉強のきっかけが1つなくなってしまうことは事実です。

いきなり無理強いして机に向かわせる必要はありません。

勉強のことを思い出すきっかけとして目に付く場所を用意することに意味があります

 

生活リズムを整える

ここまでの環境が整ったら、生活リズムも整えておきたいです。

崩さないようにする、という人もいるかもしれません。

 

科学的にも

  • 日光を浴びることにポジティブな心情を維持する効果がある
  • 日中の方が脳の働きが活発になり、勉強などに適している

などが報告されています。

 

また、また学校に登校するときや、外部の学習機関を利用するとき、
昼型の生活リズムでないと壁が1つ増えてしまいます

入試なども日中に行われることから、復帰のことを考えると
生活リズムの維持は重要になってくる
と言えます。

 

個別塾や家庭教師を利用する

家庭学習の準備が整ったら、それを助けるためのシステムの利用を考えます。

個別指導の塾や家庭教師を利用できると勉強の大きな助けになります

 

自習の効率は学校の授業と比べると高いとはいえ、
疑問点や苦手を解決しにくいという大きな欠点があります

親や兄弟でサポートできる場合もありますが、
現実的にはベストな形で教えられることはあまり多くないですよね。

 

個別指導塾や家庭教師は、

  • 学校に行けなくなってしまった時期
  • それまでの苦手なポイント
  • 勉強の習慣づけができる
  • 苦手科目だけ教えてもらえる

など、個人に合わせた指導ができるのでおすすめです。

 

学校との勉強のずれが小さいなら集団塾なども利用できますが、
同級生に会うことが多くなるので余計な負担になることが多いです。

地域の個別指導塾でも、授業は一緒に受けないにしても
同級生と出会う可能性がある場合は慎重に選ぶことが大切
です。

 

■ 安心できる家庭環境を作る

■ 勉強場所を整理する

■ 生活リズムを整える

■ 個別塾や家庭教師を利用する

 

高校受験に不登校の勉強遅れは影響する?

 

最後に、中学生活で1つの大きな問題となる
「高校受験に不登校による遅れは影響するのか」という疑問についてです。

 

最初から繰り返している通り、
勉強の遅れ自体は十分取り戻せるので
試験の得点に大きな影響が出ることは避けやすい
です。

 

一方、注意が必要なのが「調査書」という制度になります。

調査書とは、学校の成績や、普段の生活態度、行事への取り組みや
授業への出席日数などを学校が志願校に報告する書類
です。

不登校では

  • 学校での様子という点でプラス評価を得ることが難しくなる
  • 定期試験を受けられないと成績面でもマイナスになりやすい
  • 音楽などの実技科目にもテストがある

などに気を付けなければなりません。

 

もし、時期的に範囲の勉強ができていないとしても、
別室受験などで受けるだけ受けておけば考慮してくれる先生も多いようです。

また、代わりの課題を出してくれるという先生もいます。

普段から家庭で先生とのコミュニケーションを取ることで、
成績面は考慮してもらいやすくなります

 

また、出席日数については外部の教育機関や、
通信教育を利用することで充当することができる正式な仕組みがあります

こちらも事前に学校との連絡が必須になります。

とにかく学校と連携を取ることが鍵となると言えるでしょう。

外部の教育機関についてはこちらの記事をご覧ください!

 

それでも学校が融通してくれない場合や、十分に成績が確保できない場合は
入試制度についての情報収集が大事になります。

高校によっては、調査書の提出が不要な場合や、
提出自体はさせるものの成績共々合否には考慮しない場合もあります。

 

公立高校の入試でも、成績などを考慮しない枠が設けられているなど
配慮がされた制度が採用されている都道府県も多い
です。

通える範囲の高校でこういったシステムが採用されていないか
調べたら意外と見つかったという声も多いです。

 

■ 試験の得点には影響しにくい

■ 調査書に注意する

■ 学校によく相談する

■ 入試制度の情報を収取する

 

まとめ

 

さて、ここまでの内容をまとめると、こんな感じです。

  • 不登校による勉強の遅れは意外と取り返しやすい
  • 焦らずに安心できる環境を整えるのが大切
  • 落ち着いたら個別塾や家庭教師が助けになる
  • 入試のための調査書については学校との連絡が大切

 

「学校に行けていない」ということが目について、
本人も家庭も慌ててしまいやすいのが不登校の問題です。

ですが、そんな状況でも
落ち着いて対処すればなんとかなる部分も多いです

 

この記事が、その助けになれば幸いです。

 

■ 勉強の遅れは取り返せる

■ 焦らず安心できる環境を整える

■ 個別塾や家庭教師を利用する

■ 入試・調査書は学校に相談する

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