登校再開にあたり、気を付けることって?
こんにちは!Laf先生(@Laf_oshikawa)です。
不登校から学校に行き始めた。
これは勇気のある素晴らしい行動です。
しかし、親御さんから期待されたりする中で不安に思うことも大きいでしょう。
うまく行かないとまた不登校に戻ってしまう危険性もあります。
今回の記事では不登校から学校に行き始めた際に注意すべきことについて解説していきます。
不登校のから学校の行き始めの落とし穴
学校に行き始めた時に一番注意すべきなのが「エネルギー切れ」です。
最初は何もなかったかのように授業を受けていても、
数日経つと突然学校に行く元気をなくし、また不登校に逆戻りしてしまうのです。
重大な事態のように聞こえますが、
実はこの様に、行ったり行かなかったりを繰り返すのは不登校の学生の典型的なパターンです。
学生生活の終わりまでこれを繰り返し、以後の性格形成などに大きな影響を与えます。
それではこういった繰り返しを防ぐにはどうすればいいのでしょうか?
不登校の回復期についてはこちらの記事をご覧ください!
- 注意すべきはエネルギー切れ。
- 行っては休むの繰り返しは不登校の人に典型的。
- 学生生活の終わりまで続けると人生に影響がでる。
不登校から学校の行き始めにすること
それでは不登校から学校への行き始めでつまづかないためには
どのようなことに気をつければいいのでしょうか?
ここでは5つのポイントをお伝えします。
1日休んでも落ち込まない
まず一日くらい学校を休む日があっても落ち込まないようにしましょう。
考えても見て下さい、3年間の学生生活で皆勤賞を取れる人の数はごく僅かです。
今まで不登校だったのが急に毎日学校に行けるようになることはありません。
そのため初めは「学校に行かないことが悪いことである。」というのではなく、
「学校に行くことは素晴らしい。」と
学校に行った自分を褒めるくらいの気持ちで学校に通うようにしましょう。
疲れて休んでも、「明日行けばいいや。」と自分を許すことを忘れないであげてほしいです。
負担をかければ、体力気力ともに失われ、より学校に行きづらくなります。
たまには休む日を作る
とは言え、「登校出来ていたのに休んでしまうと、どうしても気になってしまう。」
という方もいらっしゃると思います。
そんな方はいっそのこと学校を休む日を作ってしまいましょう。
というのも学校に行き始めた際は、
本人も気づかないところで、大きなストレスがかかっているものです。
ガス抜きしないで保てるわけがありません。
人生は学校がすべてではありません。
たまに学校を休んでみることで
- 自分の心や体に素直になれる
- 今まで気づかなかったことを発見できる
ということがあるかもしれません。
疲れた時に相談できる人を持っておく
何日も連続で学校に行けるようになった。
しかし、ある日突然学校に行きたくなくなる。
これは自分にかなりストレスが掛かっている状態であると言えます。
そんな時に自分の辛さを共有できる人がいれば、心のガス抜きができます。
特に学校の行き始めは不登校をしていたころよりストレスがかかっている状態です。
その時に一人で抱え込んでいるストレスの大きさは想像に難くないでしょう。
不登校時代に医療機関やカウンセラーにかかっていた方は、
継続して通い続けることをオススメします。
やめるにはそれまで週一回だったものを月1回にし、
その次には2ヶ月に2回、
半年に1回というふうに徐々に減らしていく努力がおすすめです。
親に期待しないように言っておく
不登校から学校に行き始めると、
親は不登校脱出を期待して毎日応援の言葉をかけてくれるかもしれません。
もしそういった親御さんの言葉が期待が少しでも負担になっているのでしたら、
勇気を出して親御さんに辞めてもらうように言いましょう。
もしこの記事を読んでいるのが親御さんでしたら自分に問いかけてあげて下さい。
- 子供に無理な期待をしていないか
- 自分のエゴを中心に子供に接していないか
これらの質問に少しでも思い当たるフシがあれば、
お子さんが傷ついている可能性があります。
自分自身で反省しましょう。
- お子さんのことを本当に思いやった行動をとる
- お子さんの抱える学校復帰の悩みを受け止める
これらを一緒に考え、付き添うようにしましょう。
周りの目線を気にしないようにする
ある日突然不登校から学校に行き始めると、
- 周りのクラスメイトから不思議がるような目線
- 余所余所しい雰囲気
を感じることもあるでしょう。
そうなると居心地の悪さを感じるかもしれません。
そうだとしても気にしないことが重要、
だと言っても全く気にしないようにするのは難しいですよね。
それならば最初はクラスに入らない保健室登校から始めて、
クラスメイトの目線が目に入らないようにすると良いでしょう。
「それって学校に行ってることになるの?」と思われるかもしれませんが、
大事なのは何事も徐々に段階を上げていくことです。
初めに立ち向かうのは「クラスメイトの目線」ではなく、
「できるだけ長い間学校に行けるようになること」です。
クラスメイトの目線が気になるという方は最初は保健室登校から始めて、
慣れてきたらクラスに入るようにしましょう。
■ 1日休んでも気にしない
■ たまには休む日を作る
■ 相談できる人を持っておく
■ 親に期待しないように言う
■ 周りの目線を気にしない
まとめ
不登校から学校に行くのは想像以上に負担が大きいものです。
大事なのは無理をしないことです。
1日、2日・・・と少しずつ登校する日を増やしていきましょう。
■ エネルギー切れに注意する
■ 可能な限りストレスを軽くする
■ 長期的に考え、徐々に慣らす
■ 過度な期待はかけさせない
■ 周りの目を気にしない
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