不登校の回復期とは?特徴とやってはいけないことを解説!

不登校

不登校から復帰するまでの間に、「回復期」と呼ばれる時期があります。

「回復期」は気力が湧いてくる、不登校からの復活のきっかけになるとても重要な時期です。

 

ただ、この回復期はデリケートな時期でもあるため、つまづいてしまえばまた無気力状態に逆戻りしてしまうこともあります。

この記事では、不登校からしっかりと復帰するための回復期の過ごし方について解説していきます。

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不登校の回復期とは?

まず一つ誤解されがちなことですが、不登校からの「回復」とは必ずしも学校に戻ることではありません。

不登校からの「回復」とは不登校になるまでに追い詰められた心が回復するということだと言っていいでしょう。

その時期から不登校から次の一歩に踏み出せると言う面で、大事な時期です。

それでは不登校の回復期の特徴を解説していきます。

不登校の回復期はいつ?

不登校の回復期を迎えるのは個人差があり、一概にこの時期に回復すると断言することはできません。

また回復にかかる時間も人、あるいは不登校になった原因や環境によってそれぞれであるため、断言できません。

このように時間に関しては完全に個人差ですので、まずは焦らないことが大事でしょう。

不登校の回復期の特徴①…会話が増えてくる

特に引きこもりになっている不登校の方に見られがちな特徴なのですが、不登校の回復期には周囲の人々との会話が増えてくるでしょう。

というのも外の世界への興味が増えてきているためです。

不登校の回復期の特徴②…将来自分がどうするか考え始める

回復してくるにつれて、自分の現状に素直に向き合えるようになってきます。

そうすると、会話の内容は自分の将来や進路についての話が多くなります。

親御さんには特に相談する頻度が増えてくると思います。

もし相談をもちかけられたときは真正面から向き合ってあげましょう。

不登校の回復期の特徴③…外出の頻度が増える

回復期に入ると行動したいという欲求が増えるため、自宅にこもるのが億劫になり外出するようになります。

勿論元々家の中で過ごすのが好きな方もいらっしゃるため個人差はあり、一概にどれくらい増えるとは一概に言えません。

ただ家で過ごすにしても部屋で引きこもることは少なくなる傾向にあるようです。

不登校の回復期の特徴④…友人に連絡を取る頻度が増える

外の世界に意識が向き始めると必然的に友達と連絡する頻度が増えるでしょう。

特に思春期だと「通話の頻度」という形で現れます。

特にテンションも普段どおりになるため、にぎやかに通話している場面を見たら回復の兆しです。

また、友人と外出する機会も出てくるかもしれませんが、注意することなく快く見送りましょう。

不登校の回復期の特徴⑤…自主的に勉強を始める。

引きこもり中は面倒くさくなって勉強をしないということも多いと思いますが、回復期になると真剣に自分の将来を考え始めるようになり、自主的に勉強を始める兆候が見えてきます。

 

この段階まで来ると勉強をするために学校に戻りたい、もしくはそうでなくても塾などに通うことで積極的に外の活動に参加しようとする学生さんが増えてきます。

■ 不登校の回復期はいつ?

人/原因/環境により異なる

■ 回復期の特徴

  • 会話が増える
  • 将来を考え始める
  • 外出の頻度が増える
  • 友達への連絡頻度が増える
  • 自主的に勉強を始める

不登校の回復期に注意すべきこと

不登校の回復期は喜ばしい兆候ですが、同時にひどくデリケートになる期間でもあります。

そのため、回復期の学生さんには慎重に接する必要があります。

ここでは回復期の学生さんと接する時にやってはいけないことを紹介します。

不登校の回復期にやってはいけないこと①…友達との遊びを辞めさせる

先述の通り回復期には周りの友人との外出の時間が増えてきますが、その時に「そんな暇があるなら勉強しなさい。」等と叱るのは逆効果です。

回復期の学生さんが友達と遊ぶことに負い目を感じたりして、性格に歪みが生じてしまう可能性があります。

 

そもそも友達と外出するのもただ遊んでいるだけではなく現状の相談に行っている可能性もあります。

遊びに行くのも立派な不登校からの回復です。暖かく見守るようにしましょう。

不登校の回復期にやってはいけないこと②…必要以上に距離を詰める

不登校の回復期になると学生さんから親御さんへの相談も増えてきますが、だからといって距離を詰めすぎるのは逆効果です。

 

不登校の回復期は学生さんが精一杯悩む期間です。

そのため一人になる時間は絶対に必要になります。

 

そんな中、過度に介入されたら学生さんもいい気分はしないでしょう。

最悪、家族の中に亀裂が入る可能性もあります。

今まで通り普通でいるようにしましょう。

 

その中で相談された時に親御さんは

  • 自分の人生経験に則ったアドバイスをあげる。
  • 専門家への相談を薦める。

などの解決策を与えるなどにとどめましょう。

学生さんがより良い方向に進んでいく一番の助けになることができます。

不登校の回復期にやってはいけないこと③…学校に行かすように焦らせる

不登校の学生さんの調子が戻ってきたからと言ってすぐに「元気になったし学校に行きなさい。」というのは避けたほうがいいでしょう。

 

特に学校が不登校の原因となっていた場合は、折角不登校から復活してきているのに、十分な準備ができないまま元の環境に戻されれば、再度不登校になる可能性があります。

 

学校に登校したくなれば回復期の学生さんは自発的に行動しますし、そもそも学校に行くことが必ずしもいいこととは限りません。

学校の環境そのものが学生さんに合っていない場合、心を疲弊するだけですし、その学生さんにより合った道を見つけられる可能性もあります。

 

先程も申しましたが、「登校できるようになること」が必ずしも「不登校からの回復」であるとは限りません。

「不登校からの回復」は「学生さんが自分にあった道を見つけること」そのものであることを意識しておきましょう。

■ 友達との遊びを辞めさせる

  • 友達との遊びも立派な回復

■ 必要以上に距離を詰める

  • 悩む時期に一人の時間は必要
  • 過度な介入は逆効果

■ 学校に行かせようと焦らせる

  • 再度、不登校になる可能性が高い
  • 自分に合った道を見つけることが大切

まとめ

不登校からの回復期は、はっきりとどのようなものか定義されたものではありません。

そのため、不登校からの回復期の見極めと、回復を薦めることは共に学生さんの言動から冷静に判断する必要があります。

不自然さのないように、自然に楽しいコミュニケーションを取ることから、学生さんの回復期を見守りましょう。

■ 回復期がどうかの判断は難しい

■ 学生さんの言動から冷静に判断する必要がある

■ 無理に回復を進めようとしてはいけない

■ 自然に楽しいコミュニケーションをとることから始める

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