子供が不登校になった、、
どう声をかければいいのかな?
こんにちは!Laf先生(@Laf_oshikawa)です。
もし身近なお子さんが不登校になったら、心配で気が気ではないと思います。
そうしたとき、なんとか学校に来てほしいと声をかけることがあるはずです。
声をかけることそのものは
不登校の当事者の子どもにとってもありがたいことなのです。
しかし、声掛けのやり方を間違えると、
不登校の方の心を閉ざしてしまう可能性があります。
この記事では
不登校のお子さんに対して
- してはいけない声掛け
- すべき声掛け
を紹介致します。
友達が不登校になったという方はこちらの記事をご覧ください!
不登校の子どもに絶対にしてはいけない声掛け
まず最初に、不登校の子供に対して
絶対にしてはいけない声のかけ方を紹介します。
「どうして学校に来ないの?」
おそらく、不登校の子どもと関わる方なら誰もが疑問に思うことでしょう。
これは不登校の学生さんに最もしてはいけない質問の一つです。
というのも
「どうして?」というwhyの意味が入った質問には相手を追い込む効果があるためです。
不登校の子どもの気持ちを追い詰め、最悪の場合喧嘩になる可能性があります。
不登校の原因についてこちらの記事をご覧ください!
「外に出なさい!」
「なぜ?」という質問だけでなく、
学生さんに外に出るように強いる質問は最悪です。
お子さんは外で辛いことが有り、
それに対する自己防衛反応として不登校になっています。
そんな中、無理矢理外出を強いることは
辛いことに引きずり込もうとしていると捉えられておかしくありません。
「自分は身を守っているのに、周りの人たちは自分を攻撃してくる。」
このように考え、ますます家に引きこもるようになります。
■ 「どうして学校に来ないの?」
- whyの質問は相手を追い込む
- 最悪の場合、喧嘩になる
■ 「外に出なさい!」
- 子供は防衛本能で外に出ない
- 言葉の攻撃に捉えられる
不登校の子どもにすべき声掛け
ここからは、逆に
- 不登校の子供にすべき声かけ
- 働きかけ方
をご紹介していきます。
不登校のお子さんに寄り添うような声掛け
- 学校での生活がよっぽど辛かったんだね
- 学校に行けないけど頑張ってるんだね
このような不登校の子どもに寄り添うような言葉は、
彼らにとってとても安心できるものです。
というのも、自分の現状を認められていると感じるためです。
自分の存在が認められていると感じれば、
- 無理に学校に行こうとしなくても
- 不登校であっても
「自分のままでいいんだ。」と感じ、心が安らぎます。
4W1Hの質問
もし不登校のお子さんが元気になってきたら4W1Hで質問してみましょう。
4W1Hとは
- What(何?)
- Where(どこ?)
- When(いつ?)
- Who(誰?)
- How(どうやって?)
の5つから構成される、
5W1HのうちWhy(なぜ?)を除いた疑問のことです。
具体的には
- 学校で何があったの?
- どうしたら学校に行けると思う?
- (家の中で)なにかやりたいことはある?
などが当てはまります。
これらの質問の良いところは、
「不登校の子どもが自分で答えを見つけ出せる」点です。
質問によって自分が思いもしなかった答えに、自分から意識を向けられます。
新しくやりたいことを見つけたり、
気持ちが回復する手がかりを発見できる良い効果があります。
とはいえ、あまり熱が入ると思考がフリーズするため、それはそれで逆効果です。
大切なのは質問することではなく、子どもが自分から話すことです。
あくまで聞き役になる前提を忘れないようにしましょう。
手を貸すか尋ねること
不登校のお子さんが
- 次にしたいことを見つけた時
- これからの行く先を見つけた時
親としては思わず助けてあげたくなりますよね。
それ自体はとても素晴らしいことなのですが、
お子さんが自分のペースで物事を進めたいときも勿論あります。
そこで助けになりたいときは、事前に下記のようなことを声かけると良いでしょう。
- 何か助けになることはいる?
- 助けが必要ならいつでも言ってね!
これらの声掛けをすることで
不登校のお子さんの邪魔をすることはなくなります。
お子さん自身も「自分を応援してくれる人がいる。」と思い、
自己肯定感が上がる効果があります。
ほめること
不登校のお子さんは自分に自信をなくし、自己肯定感をなくしていることが多いです。
そこでお子さんが何かを成し遂げたら
- 「すごい!」
- 「よくやった!」
などの褒めやねぎらいの言葉をかけましょう。
それにより学生さんは自己肯定感が上がります。
自分が成し遂げたことに対する達成感を感じ、
ますます新しいことに積極的に取り組むようになります。
ただ、何もしてないのに無闇矢鱈に褒めるのは、
不信感を抱かせることになり逆効果です。
お子さんをいつも横で暖かく見守り、普段から彼らが
- どこで褒めてほしいのか
- 何を大切にしているのか
をよく把握し、褒めてほしいと思われる時に褒めるようにしましょう。
■ 本人に寄り添うような声掛け
■ 4W1Hの質問
■ 手を貸すか尋ねること
■ ほめること
まとめ
不登校の子どもへの声掛けは良かれと思ってやったことが
逆効果になることもあり、とてもデリケートです。
彼らの気持ちはわかっているように思えても、
実際確実にわかることがないと思うくらい慎重になる方が良いでしょう。
というのも自分が不登校になった体験がある人でないと、
その気持ちはわからないためです。
少しでも彼らの気持ちを理解するため、
自分が話すことではなく、あくまで
- 彼らを観察すること
- 話を聞いてあげること
がメインだということを忘れないようにしましょう。
■ 逆効果になる恐れもある
■ 慎重に言葉を選ぶ
■ 相手を理解しようとする
■ 自分が話すのはメインではない
■ 話を聞くことがメイン
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