どうしよう!実力テストの点数が低い…
中学校で実力テストを受けて初めてその存在を知った方、その点数に衝撃を受けた方は多いのではないでしょうか。
- 定期テストで点数が取れているのに実力テストでは点数が取れない
- 実力テスト対策をどうすればいいのか分からない
そんな方の為に、今回は「実力テストとは何か」から科目別の対策方法まで紹介します!
ぜひ参考にしてください!
実力テストとは
実力テストとは学校独自に行われる総合テストで、問題は先生や業者が作成します。
先生が作る実力テストは、
- 中学1、2年生では9月
- 中学3年生では、6月、9月、10月、11月、1月
に行われることが多いようです。
中1、中2では「課題の理解度」を確認するために行われます。
一方、中3の実力テストは「高校入試」に向けての総合的な学力を確認するために行われます。
中3の実力テストは入試に沿って作られることが多いです。
実力テストは、学校などの大きな母集団の中で自分の実力を確かめることができます。
実力テストと定期テストの比較
実力テストと定期テストの最大の違いは出題される範囲の広さです。
実力テストは、中学校で習ったところ全てが出題範囲になります。
つまり、学年が上がるに連れて出題範囲も広くなっていく(これまで習ってきた単元全てが漏れなく理解できていることが求められる)ということです。
一方、定期テストの出題範囲は直近(約1.5か月)に習ったところです。
高得点を取るにはそれぞれの特性に合った対策をすることが必要になります。
実力テストでよく出る範囲はこちらの記事をご覧ください!
定期テストの対策が重要
定期テストと実力テスト、どちらの対策をすれば良いのか迷ったときは定期テスト対策を優先しましょう。
その理由は、実力テストでも定期テストで問われる基礎基本問題が出題されるからです。
また実力テストの応用問題は、定期テスト対策で学ぶ基礎・基本の問題を組み合わせた問題が多く出題されます。
つまり、定期テストの対策をすることが=実力テストの大部分の対策をすることになります。
定期テスト対策をしっかり行っていくことが実力テスト対策へと繋がっていくのです!
また、実力テストは成績に入らないこともあるのですが、定期テストは100%成績に入ってきます。
その点を考えても、定期テストを優先して勉強すべきです。
実力テストで得点が低くなる理由
冒頭でも言った通り、実力テストの点数が伸びずに悩んでいる方は多いと思います。
これは、実力テストは
- 出題される範囲が広い
- 応用問題(基礎基本を組み合わせて解くような問題)が出題される
からです。
また、定期テストでは応用問題の配点は低いですが、実力テストでは応用問題の配点が高いです。
そのため、難しくて解けない応用問題の配点が高くなれば、全体的に点数が低くなるのは避けられません。
また、定期テストの点数は良いけれど実力テストはイマイチ高得点にならないという方もいます。
この場合、その場しのぎの暗記で定期テストの点数を稼いでいるのではないでしょうか。
その方法では基礎基本の知識が定着せず、実力テストの範囲の広さに追いつくことができません。
また、受験をする際に致命傷になってしまいます。
受験の時に後悔する事がないよう、
ここからは、実力テスト対策に日ごろから勉強するにあたり意識して欲しいことを紹介します!
■ 定期テストとの比較
実力テストは
・範囲が広い
・応用問題も出題、初見の問題
■ 定期テストの対策が重要
・定期テストは基礎問題が多い
・実力テストでは基礎力は必ず必要
勉強するにあたり日ごろから気を付けること
実力テストは今まで習った全範囲という広い範囲から出題されます。
そのため、習ったことを長期間記憶しておくことが必要になります。
ここでは普段から少し意識するだけで、勉強の質がグッと上がるポイントをご紹介します!
先生の話をよく聞く
日ごろから先生の話を聞くことが大切です。
なぜなら、先生の話を理解していれば、後の問題演習や復習を効率よくできるからです。
そして授業中に先生が「何気なく話す一言」、それが語句などの定着の助けになったり、難問を解くカギになったりするからです。
これだけでもかなり効果があるので是非試してみてください!
勉強習慣を身に付ける
普段から授業で分からなかった所や問題を復習しましょう。
実力テストで高得点を取り、成績を上げる上で、難しい問題を解けるようになることは最重要ではありません。
「解けるはずの問題をどれだけ落とさないか」が一番重要です。
今できる簡単なことの積み重ねが点に繋がるのです。
特に実力テストは、範囲が広い分、習ったことを忘れていることが多いです。
まずは前に習った単元の定着を目指しましょう。
この時、対策する単元が複数ある場合は前に習った単元から対策しましょう。
というのも数学を例にすると
「二次方程式」の理解には「一次方程式」の理解が前提として求められるからです。
このような場合があるので「なんかイマイチよくわからないな…」という場合には、前に習った単元から復習していきましょう。
復習の過程で間違った問題はメモにまとめていきましょう。
このメモは自分の弱点の集合体です。
これを解けるようになるまで日々見返しましょう。
スマホに問題の写真をとって見返すとかでも大丈夫です。
ただ、「わざわざメモしておくのは少し面倒だな〜無くすかもしれないし」
と思ってしまうこともわからなくはありません。
そこでLaf先生では公式LINEに追加してくれた人限定で、
すぐにわかる『得意・苦手分析診断』を実施しています。
わざわざワークを1から解くのも面倒ですし、どの問題を解けばいいのかもわからないということは往々にしてあります。
なので、一度『得意・苦手分析診断』を受けて自分の現状を整理してみると今何をすべきかが一発でわかります!
また、この習慣の徹底が実力テスト対策から高校入試まで活きてきます。
簡単なところから一歩ずつ取り組んでみましょう!
時間を意識する
普段から勉強するときは制限時間を設けて行いましょう。
普段から時間配分を意識しておくことで、本番の時間配分もきっちりとできるからです。
「難問に時間を使い過ぎて時間切れになり、簡単な問題を落とす」ことは絶対に避けなければなりません。
時間に余裕があれば焦らず落ち着いて問題に取り組むことができます。
また落ち着いているのでケアレスミスを減らすことが出来ます。
時間配分を意識できるようになると簡単な問題を落とさなくなり、点数が向上、安定してきます!
■ 先生の話を聞く
授業で一度理解しておくと、問題演習や復習の効率が上がる!
■ 勉強習慣を身に着ける
普段から短時間でも復習したり、間違えた問題を解きなおす時間を取りましょう
■ 時間を意識する
勉強するときは制限時間を設定して勉強しましょう。集中力upにもつながります!
教科別、実力テスト対策のポイント
それでは実力テスト対策のポイントを教科別にご紹介していきます。
先ほども述べた通り、実力テストの出題範囲は広いため2週間前からの対策では時間が足りません。
最低でも1ヵ月ほどの期間を見積もって計画的に勉強を進めていきましょう!
国語
国語は「暗記問題」と「読解問題」に分けて考えます。
点数につながりやすいのは「暗記問題」です。
理由は「読解問題」を解く為に必要な読解力の養成に時間がかかるからです。
その点「暗記問題」は覚えてしまえば大丈夫ですので、速攻で点数を上げたい方は「暗記問題」から取り組みましょう。
- 「暗記問題」は、古文、詩、短歌、漢字、熟語、文法などを学校で使っている教科書や参考書で復習しましょう。
- 「読解問題」は、専用の問題集で新しい問題に対処する能力を養うために問題集などを解きまくりましょう。
読解力を養う方法として読書も有効です。
自分が「暗記問題」と「読解問題」のどちらが点数をとれていないのか確認して苦手な方を対策していきましょう。
より詳しい国語の対策についてはこちらの記事をご覧ください!
数学
数学対策では、どの分野の問題であるかを見極める能力が重要になってきます。
どの分野かが分かれば、そこで習った解き方が適応できますよね。
その為に定期テスト対策のために使ってきた問題集や教科書を復習しましょう。
これと決めた問題集1冊の間違えた問題を片っ端から解きなおしていくのがオススメです!
答えを覚えるのではなく理解することを意識しましょう!
より詳しい数学の対策についてはこちらの記事をご覧ください!
英語
英語も教科書を使い単語や熟語、文法の復習をしましょう。
そして間違えた問題を理解できるまで取り組みましょう。
長文が苦手だという方が多いですが、長文も分解すると1文1文を集めたものになります。
単語や熟語、文法、指示語などを理解すれば読めるようになります。
長文に時間がかかる場合は、簡単な英語の本や自分の学校で使っていない教科書を扱った問題集に取り組んでみましょう!
1語1語の努力が結果につながっていきます!
より詳しい英語の対策についてはこちらの記事をご覧ください!
理科
理科は「暗記分野」そのものです。
語句とそれぞれの関係性を同時に覚えることですべてを関連させて覚えることが出来ます。
また、イメージと一緒に覚えると暗記がしやすくなります。
テスト対策の仕上げとして一問一答形式での語句の暗記に取り組みましょう。
計算問題の公式の見直しも忘れずに取り組みましょう。
「暗記分野」は努力さえずれば点に繋がります!
より詳しい理科の対策についてはこちらの記事をご覧ください!
社会
社会対策は、歴史は年表をまとめて流れを理解するようにしましょう。
そして一問一答形式で語句を暗記しましょう。
また資料やグラフを見返して読むことに慣れておきましょう。
社会も「暗記分野」で点に繋がりやすいので頑張りましょう!
より詳しい社会の対策についてはこちらの記事をご覧ください!
過去問
ある程度教科書の基礎が身についてきたら過去問を解きましょう。
過去問は毎年の実力テストの傾向や難易度を参考にしているため、より本番に近い問題で鍛えることができます。
過去問を多く解いていくで応用問題を解く力も育っていきます。
過去問は学校の先生から配布されたり、書店で販売されていたりします。
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過去問・テスト後にすること
問題を解いた後は見直しを必ずしましょう。
そして
- 簡単な勉強で取れたであろう箇所
- 自分の苦手分野
- 知識の漏れ
を確認しましょう。
そして教科書を使い今の自分に足りていない分野の復習をしましょう。
この積み重ねが実力テストの点数を上昇させ、高校入試合格に繋がっていきます!
■ 国語
- 読解問題:新しい問題に対処する力を養成
- 暗記問題:復習と暗記の時間をとること
■数学
どの分野の問題かを見抜いて解き方を見つける力を身に着ける。
■ 英語
文法の復習と単語・熟語の暗記に時間をしっかりかける。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は実力テストでは点数が取りにくい理由と勉強のポイントについて解説しました。
実力テストは対策してもすぐに点数が上がるわけではありません。
ですが、正しい方法で勉強を続ければ必ず点数は上がってきます。
頑張っていきましょう!
■ 実力テストの中身を知る
■ 日頃の意識を変える
■ 科目ごとの勉強のポイントを押さえる
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