今や中学生の30人に1人はなると言われる不登校。
もしあなたが不登校なら「これからの人生後悔しないだろうか。」と不安になる瞬間があるのではないでしょうか?
不登校になった人の多くはそれぞれ立ち直っていますが、どのようなルートを通っているのでしょうか?
この記事では
- 不登校になった人が後悔したこと
- 不登校になって良かったこと
- 後悔しないためにやっておくといいこと
を紹介します!
不登校になって後悔したこと
それでは不登校になった人がどういったことで詰まったのか、解説とともに対策を考えていきましょう!
学力が低下する
不登校期間中に全く勉強しないと、その間に学力はドンドン低下していきます。
不登校期間中はまだいいですが、受験や就職の時に内申点が足らない、もしくは試験の内容についていけないなどの理由で希望通りに行かず進路の選択肢が制限されることがあります。
学力の低下を防ぐためには不登校期間中も可能な範囲で学習を継続させましょう。
塾に通うのも一つの手段ですし、自分の知り合いに出会いたくないという場合は
参考書を購入して自習するのも良いでしょう。
一人で新しい内容を習得するというのは初めのうちはなかなか難しいでしょうが、この習慣をつけるとどんな内容でも誰の力も借りずに習得する習慣が付きます。
こういった自学自習の習慣は、受験はもちろん社会人になったあとにもとても重要になってきます。
今のうちから自学自習の習慣を身につけられると良いですね!
体力が低下する
不登校中は家に引きこもりがちになるためにどうしても体力が落ちます。
中学校時代は体力形成に重要な時期なので体力低下は成長に大きく関わってきます。
大人になってから体力不足で困るということも珍しくありません。
成長期につけられなかった体力は後から取り戻せないので、筋トレやジョギングの習慣を欠かさないようにしましょう。
人と会いたくないという方は深夜のジョギングがおすすめです。
友達を作れない
不登校だと学校内で友達を作ることができません。
友達を作れないと孤独感を感じることもあるでしょうし、中学校時代の話をできないということで困る方が大勢います。
ただ近年ではSNSで友人を作ることも珍しくなくなっています。
実際に会うのもいいことですが、匿名ゆえの危険性はやはり否めません。
実際に会うなら怪しい人ではないか注意するようにしましょう。
また、学校内で本当に仲のいい友人にはしっかり連絡を取ることをオススメします。
不登校中の気が紛れますし、何より本当に仲のいい友人はあなたのことを心配してくれています。
友人を心配させる事態を招くと、後々今以上の後悔をすることになります。
学校行事の思い出を作れない
文化祭や修学旅行などは学校時代にしか経験できない行事です。
これらの行事は残念ながら大人になってから体験し直すことはできません。
不登校を続けるならこれらの体験は捨てざるを得ません。
逆に参加したいならフリースクールなどから徐々に学校に復帰できるよう行動を起こしていくと良いです。
ただ、普通に学校に通っているだけでは経験できないことを積み重ねてきたおかげで成長できたという声もあります。
勉強の傍らで色々な作家の本を読んでみたり、学校ではできないようなスポーツに熱中してみたり、プログラミングをやってみたり…
何でも好きなことをやってみましょう。
最近ではプログラミング教育の必修化も進んできており、今後もますます求められるスキルになります。
専門性があり小学生〜中学生に対応してプログラミングスクールというのは少ないのですが、ITeens Lab(アイティーンズラボ)では国立大学出身のプログラミングの専門性の高い講師が丁寧に教えてくれるのでおすすめです。
今回は軽い紹介程度にとどめますが、気になる方はまず無料体験をしてみてください。
社会性が育たない
学校の存在意義に勉強と体力形成以外に「コミュニケーション能力の形成」があります。
誰と話すことも無ければ当然コミュニケーション能力は低下していきますし、集団生活を放棄すれば協調性が養われません。
そうすると後々友達や恋人ができない、もしくは会社でうまくやっていけないなどと言った事態になりかねません。
このような後悔をしないために学校以外の集団生活の場所を作っておきましょう。
不登校支援施設のフリースクールや、もしくは趣味のサークルなどがオススメです。
学生生活では軽視しがちですが、協調性は後の世の中で絶対必要な要素になってくるので人とのつながりは欠かさないようにしましょう。
家族の関係が悪化する
不登校をきっかけに家族同士の関係が悪化したことを悔いておられる方も非常に多いです。
というのも不登校というのは本人だけなく、ご両親にとっても非常に不安で辛いことだからです。
そのため学校に行かないなら行かない理由を親にはっきりと説明し、理解してもらうようにしましょう。
ひょっとしたら両親は安心するだけでなく、あなたを助けてくれるかもしれませんよ。
■ 学力が低下する
■ 体力が低下する
■ 友達を作れない
■ 学校行事の思い出が作れない
■ 社会性が育たない
■ 家族の関係が悪化する
不登校になってよかったこと
次は逆に不登校になってよかったと、言う声を紹介していきます。
時間があり様々なことを体験できること
不登校になると、一般の学生が費やしている一日8時間もの時間が丸々空白になります。
この期間でできることはとても多いです。
平日は人もいないので街も空いていますし、また知らない本なども読めます。
自分に向き合えること
学校生活は協調性が育ちますが、悪い言い方をすれば画一的な無個性な人間になりやすいということでもあります。
学校に行かずに時間に余裕ができると、自分について自分の人生をどう生きていきたいのかの問に向き合えるようになります。
早い段階から自分の人生について考えられるのは勉強よりも何よりも大きなアドバンテージです。
初めは苦しいかもしれませんが、のちのちのあなたの人生の大きな糧になります。
世の中の弱い立場の人間に寄り添えるようになる
不登校はきっと辛い局面も多いでしょうが、その辛さを知っているのはあなたの大きな強みになります。
世の中の人間の大半はそこまで大きな挫折をしないため、人の苦しみに心から寄り添えることができません。
その中で人の弱みを知っていると多くの人を助けられるようになります。
■ 時間があり様々な体験ができる
- 一日8時間が空白になる
- 本を読む、新しいことに挑戦するなど
■ 自分に向き合える
- 学校は画一的な人間になりやすい
- 人生をどう生きたいかを考えられる
■ 弱い立場の人に寄り添える
辛い経験をしていると人の苦しみに寄り添える
まとめ
不登校を後悔するも活かすも結局は自分次第
不登校はそれだけでは決して悪いことではありません。
良くないのは不登校によりできる多くの時間を無駄に使ってしまうことです。
少しでも有効に時間を使えるように意識してみましょう。
■ 後悔したこと
- 学力、体力が低下する
- 対人能力が身につかない
- 本人だけでなく家族も辛い
■ 良かったこと
- 様々な体験が出来る
- 自分と向き合うことが出来る
- 人の苦しみに寄り添える
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