「そろそろ受験対策に真剣に取り組まないとまずい!
でも、どうしても集中できない…」
こんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
今回は受験生に向けて、受験勉強の集中力が続かない原因や集中力を高める方法をご紹介していきます!
集中力がないまま受験を勝ち抜くことは不可能です。
受験生で集中力がないという方は、今すぐ対策していきましょう!
そもそも集中できない原因
「集中力がない」という言い回しを使っていますが、集中力が全くない人はいません。
漫画を一気に読んだり、遊びに夢中になったり誰でも好きなことに対しては集中することが出来ます。
しかし、対象が勉強になると長時間続けることが出来ない。
ましてや、受験生なのに集中できないということは根本的な部分で大きなミスをしている可能性が高いです。
ここでは集中が続かない人がやってしまっている根本的なミスと対処法をご紹介します!
目標設定に失敗している
一番大きなミスは目標設定に失敗しているコトです。
目標設定に失敗いていると集中以前にやる気が起きません。
目標が魅力的でなかったり、不可能な目標を立てていたりしては集中できるはずがありません。
ここでは目標設定について長期目標と短期目標に分けて簡単に解説していきます。
長期目標を設定
まずは魅力的な長期目標を立てましょう!
以下の項目を決めていきましょう!
-
- 大学でやりたいことを想像する
- 受験が終わったらやりたいことをメモする
- 数か月単位で終わらせる参考書・問題集を決める
魅力的でない目標に対しては頑張る意味を見出せません。
「これのためなら頑張れる」という目標を立てることが重要です。
また、ここで受験から逆算して必要な勉強量を計算することも必要になります。
合格するためには、いつまでにどの参考書、問題集を仕上げる必要があるのか、ロードマップを作っておきましょう!
短期目標を設定
次に短期目標を作ります。短期目標では以下の目標を設定しましょう!
- ライバルに勉強時間で勝つ
- 一日で、一週間で進めるページ数を決める
- 次回の模試・実テの目標偏差値を決める
目に見えて分かり易い基準として「友達よりも長い時間勉強する」と決めることがオススメです。
自習室や図書館で友達よりも後ろに座り、トイレ以外で「あの子よりも先に席を立たない」と決めましょう!
一日や一週間で進めるべき量は、先ほど立てた長期目標を適当な数で割って計算します。計画より遅れることは当たり前なので、気を落とさず計画を立て直しましょう!
そして、自分の実力をはかるために偏差値を意識して目標を立てましょう。
点数で目標を立てると、テストがいつもより難しく受験生全員の点数が低い場合などに自分の実力を正しく測定できません。
先延ばしをしてしまう
勉強に入る前にしてしまう根本的なミスは、勉強以外のことを先に始めてしまうことです。
ここでは、誘惑に負けて他のことをする場合とセルフハンディキャッピングをしてしまう場合に分けて解説します!
環境を整える
集中できないという自覚がありながら、自分の部屋で勉強しようとしている方がいます。
多くの方の部屋には漫画やゲームなど様々な誘惑があり、集中できないのは至極当然のことです。
誘惑のもとになるものは遠ざけましょう。
勉強習慣がないという方は自習室や図書館、リビングなど自分以外の人間の気配がある場所でやった方が集中できるでしょう!
また、勉強すると決めた時間はスマホは機内モードにしましょう!
やらないことを宣言する
テスト期間で勉強しようとしていたはずが、部屋が散らかっているのが気になって先に相似をしてしまうという経験はないでしょうか。
これはセルフハンディキャッピングといって、自分で自分に足かせをかける行為です。
「掃除をしたから勉強できなかった。だから点数が取れなくても仕方がない」
という言い訳が出来てしまうんですね。
しかし、受験の場合は点数が取れなくても困るのは自分自身でしかありません。
言い訳を作ったところで「目標が達成できなかった」という事実が残るだけです。
そうならないために、「まず、やる。」を実践しましょう。
その日にやるべき勉強を全て終えることが出来たら、部屋の掃除や漫画を読むなどしましょう!
やることが決まっていない
集中が出来ないという方で、なかなか勉強が始められないという方は「やることが決まっていない」という根本的なミスをしている可能性があります。
「何をやればいいのか」を考えるのに時間を食ってしまい、いざ勉強を始めようという頃には疲れていることもしばしば。
それでは勉強に集中できません。
以下の対処法を試してみてください!
やることリストを作成
その日一日で終わらせるべきことを書いた、やることリストを前日の夜に作成します。
前日の夜に次の日、いつ何をやるべきかが頭に入っているので目的に沿った行動をとることが出来ます。
一日のやるべきことは、短期目標と見比べて次の日は何をする必要があるのかを考えて決めます。
やることに制限時間をつける
一つ一つの行動に制限時間を設けることで「間に合さなければ」という気持ちがうまれ、目の前の動作に集中できます。
逆に、制限時間の決まっていない作業をすると、「いつまでやってもいい」という気持ちでやっているためダラダラと進めてしまいがちです。
制限時間の決め方は簡単です。
最初に、「大体このくらいで終わらせたい」という時間に設定して実際にやってみます。
実際にやるときはタイマーではなく、ストップウォッチを使いましょう。
実際かかった時間が予想とズレていた場合は時間を調整します。
かかる時間をメモしておいて、次の日の予定を立てるときに使いましょう!
アウトプットが前提になっていない
人は目的がない場合、重要だと分かっていても行動に移すことが難しい場合があります。
学校の授業に集中できないという方は、この知識が受験に出る(アウトプットする必要がある)という考えが抜けている可能性があります。
人に教えることを前提にして話を聞くと、学習効率が格段に上がります。
明日の授業で習う内容を、授業が終わってすぐの休み時間に友達に完璧に教えるつもりで授業を聞いてみてください。
それを枚授業やれば受験勉強でも「これ、授業で習った」ということが増えてくるでしょう!
集中力が切れてしまう原因
ここでは、集中できていたのに、集中力が切れてしまう原因を解説していきます。
集中時間を急激に伸ばすことはできませんが、集中妨害する要素を取り除くことは重要です。
休憩を取らない
集中したからといって休憩を取らずに長時間作業することはかえって逆効果になります。
疲れる前に休むことが集中を長続きさせるコツです。
一度疲れて横になって休んでしまうと、小休憩のはずが気づいたら朝になっていたということになりかねません。
休憩はこまめに取りましょう!
眠くなる
移動した後や食後はどうしても眠くなります。
眠くなったときは無理をせず15分だけ昼寝をすることがオススメです。
これは、パワーナップと呼ばれており、昼寝を15分~20分までにとどめることができれば、頭がスッキリして集中力が回復します。
その15分すら惜しいという方は椅子に座らないことをオススメします。
立ったり歩いたりしていると自然と目が覚めてきます。
歩きながら単語を覚えたり、外を散歩しながらリスニングの音源を聞いたりすることがオススメです。
スマホにダウンロードしておけば、機内モードのままリスニング音源を聞くことが出来ます。
苦手科目の勉強
苦手科目を勉強するときだけ集中することが出来ないという方は、目標をより小さく分割してみましょう!
例えば、「今日は5ページ進んだら終わり」から「まずは20分で1ページ進めよう」という風に、一日でやる量を少なくするのではなく、ひと段落するゴールを小さく設定しましょう!
友達と勉強する
友達と勉強することは悪いことではありませんが、受験勉強を友達と一緒にしていては合格は遠のきます。
勉強時間や進めるペースを人に会わせることが出来ない、また、友達が目の前にいるとついつい話したくなってしまいます。
友達と勉強しに一緒に図書館に行くのは大丈夫ですが、同じ席、近くの席に座るのはやめましょう。
休憩を同じタイミングで取る約束だけしておけばOKです。
集中する・集中力を取り戻す方法
ここでは目の前の作業に集中する方法、切れてしまった集中力を再び取り戻す方法をご紹介します!
勉強に限らず集中したいときには同じ方法を使うことが出来るので是非身に着けてください!
集中する方法
集中する方法は人それぞれですが、ここでは多くの人に使える方法をご紹介していきます!
どれも今日から実践できる内容なので、自分に合った方法か試してみてください!
勉強前のルーティン
勉強を開始する前にルーティンを行う。
ルーティンとは決まりきった動作のことです。
何度も同じ動作を積み重ねることで、その動作を行うときに考えたり意識したりする必要がなくなります。
例えば、野球のイチロー選手はバットを立てる動作、ラグビーの五郎丸選手のフリーキック前にポーズをとることで集中力を高めています。
このように、自分も勉強に集中する前に何か決まった動作をすることで、決まった動作をすると自然と集中力が発揮できるようになります。
目の焦点を合わせる
最も簡単な方法の一つが目の焦点を合わせるという方法です。
紙や手に点を書いてそれをジッと見つめます。
見つめながら意識もその点に集中させることで、考えているコトとやっているコトが一致し、集中することが出来ます。
集中できていないときは、勉強しながら他のことを考えていしまっているときです。
これの逆をするのがこの方法です。
耳栓をする
こちらも購入すればすぐに実践することが出来ます。
自分以外の人間の気配のある図書館や自習室で勉強したいが、物音が気になって勉強に集中できないというときに便利です。
百均でもアマゾンでも安価なものが簡単に購入できるのでおすすめです。
また、寝るときに着用すると睡眠の質が上がるのでおすすめです。
時間を測る
時間はかって作業をすると緊張感が生まれて作業がはかどります。
もっというと、「〇を□分までに終わらせる」という風に決めておくとより緊張感をもって進めることが出来ます。
やることリストに書いておけば、チェックをつけることができゲーム感覚で進めることもできます。
集中を保つ・取り戻す方法
ここでは切れてしまった集中力を回復させる方法をご紹介します。
再び集中をする場合でも上記の集中をする方法を使うこともできるので、チェックされていない方は是非チェックしてください!
パワーナップ
15-20分の昼寝を取ることをオススメします。
15時以前であれば、コーヒーを一杯飲んでから昼寝を取ると効果が上がります。
短時間の昼寝をすることで頭がスッキリして再び集中することが出来ます。
ただし、寝るときは机の上で寝てください。
ベットで寝るとそのまま熟睡してしまうことがあります。
まあ、20分以上の昼寝はオススメしません。
20分以上寝てしまうとかえって眠気が増してしまい集中できなくなってしまいます。
場所を変える
場所を変えることもおススメです。
場所が変わると気分も入れ替えることができ再び集中に入ることが出来ることがあります。
勉強できる場所を複数確保しておくことが必要になります。
休憩をとる
勉強して疲れてしまったという方は長めの休憩を取りましょう。
休憩を取るときは、頭を空っぽにするイメージで休憩すると良いでしょう。
ただし、体を休めてはいけません。
体まで休めてしまうと脳のスイッチもオフになってしまい、集中を取り戻すことが難しくなります。
軽くストレッチする
数十分に一度立ち上がってストレッチをするのもの良いリフレッシュになるでしょう!
ストレッチをして全身の血流をよくすることで脳にも血液が回り、脳の疲れが和らいでいきます。
何も考えず散歩したりスクワットすることがオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は受験生に向けた集中力を上げる方法について、集中力がない原因・集中力が切れる原因を理解するところから解説していきました!
自分の集中しやすい方法を見つけることが出来ると、受験以外でも集中力を発揮したい場面で使うことが出来ます。
ぜひ、自分のやり方を見つけてください!
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