何時間も勉強をしていると、頭がぼうっとしてしまい、なかなか集中できなくなってしまうのではないでしょうか?
そんなあなたにオススメなのがストレッチです。
ストレッチは身体をほぐすだけではなく、集中力を回復させるのにも絶大な効果があるのです!
この記事では
- ストレッチで集中力が上がるメカニズム
- 集中力アップに効果のあるストレッチ
について解説していきます。
ストレッチで集中力が上がるメカニズム
それではどうしてストレッチが集中力の向上に効果的なのでしょうか?
集中力を維持するにはリラックスすることが大事になってきます。
人間の頭の中は、日夜新しく入ってきた情報の処理や思考でいっぱいで、なかなか集中できない状態になっています。
そこでリラックスすることで、あらゆる部位が使われている状態の脳を一度リセットすることが出来ます。
それからから進めたい作業に取り組むと集中できるというメカニズムになっています。
他の方法でも集中力を高めたい方はこちらの記事もご覧ください!
また人間の体は同じ部分を連続して動かし続けた場合や、過剰な負荷がかかった際にコリや疲れを感じるようになっています。
長時間作業をしていると、同じ姿勢を維持し続ける事になり、負荷が集中し疲れを感じるようになります。
更に姿勢が崩れると呼吸が浅くなり、頭の中に入ってくる酸素の量も少なくなります。
そこで時たま休憩を取りストレッチをすることで身体の負担を減らせます。
ストレッチは集中力、体力の持続に大きな効果があるのです。
■ 集中力にはリラックスが重要
リラックスすると脳がリセットされる
■ ストレッチしてリラックスする
- 体のコリや疲れを和らげる
- 姿勢が良くなる
- 脳に回る酸素量が増える
集中力が回復するストレッチ
集中力を高めるのに適したストレッチを3つ紹介していきます!
どれも簡単に出来るので、是非試してみてください!
脳への血流を良くするストレッチ
まずは、脳への血流を良くするストレッチからやってみましょう。
というのも脳の血流の悪化から、集中力の減退につながっている方が非常に多いためです。
脳への血流が悪いと、「考えるときに必要なエネルギー」になる酸素がうまく行き渡らず、思考力や集中力が鈍くなります。
特に長時間デスクワークをされる方は危険です。
腰や首が曲がりがちになると、呼吸が浅くなり血流はドンドン悪化していきます。
その状態を改善するために肩筋の筋肉を伸ばすストレッチを紹介します。
- まずは手を握ります。この時親指は内側に入れるようにしてください。
- 手が地面に平行になるように腕を上げる。
- 手首を外向きに曲げながら、腕を開く。
- その姿勢のまま、上を向いて深呼吸を何回か繰り返す。
このストレッチをすることで固まった姿勢を治しつつ、酸素をうまく身体に取り入れることができます。
普段から猫背な人は最初はなかなか姿勢を維持するのが難しいかもしれませんが、慣れれば姿勢を改善し、脳の働きが良くなりますよ。
肩の姿勢を正すストレッチ
集中力の増強には「肩の姿勢改善」も非常に効果的です。
普段集中力の出せない方は姿勢の悪化のせいで、背中が丸まったり、張った状態で固まってしまい、血行が悪くなってしまっている方が非常に多いです。
そこで、肩の姿勢の改善するのに肩甲骨をほぐすことが一番大事になってきます。
そこで実際に動かすことで肩甲骨をほぐすのが、このストレッチの意味です。
先程紹介したストレッチでも十分肩甲骨がほぐれる効果があるのですが、次は更に効果のあるストレッチを紹介致します。
このストレッチは先程のストレッチよりも可動域が大きくなることが特徴です。
- あぐらをかいて座り、指先を方につけます。
- 両肘を胸の前で合わせ、背中を開きます。
- 息を吸いながら、ゆっくりと肘を頭の横まで引き上げます。肘は開いても大丈夫です。
- ゆっくりと息を吐きながら、両肘を背中で合わせるようなイメージで、胸を開き肘をおろします。
- 1~4を10回程度繰り返しましょう。
このストレッチは肩甲骨を動かすことで、肩の動きを柔軟にする効果があります。
また肩こりの原因も同じく血行の悪化なので、もし肩こりで悩まれているなら、その対策にも非常に有効なストレッチでしょう。
腰の姿勢を正すストレッチ
腰のストレッチも脳に酸素を回すことができ、集中力低下を抑えることが出来ます。
腰が曲がっていると、肺や気道が圧迫され酸素が身体にうまく取り入れられなくなります。
その結果頭の回転が鈍くなり、集中力の悪化につながることは大いにありえます。
また腰の姿勢悪化から猫背や反り腰になり、その結果肩や首への負担の増加に繋がることもあり得るでしょう。
集中力不足で悩んでいて、かつ猫背や反り腰、もしくは腰痛持ちの方は是非以下のストレッチをやってみて下さい。
まずは腰椎を支える腰方形筋のストレッチです。
- 四つん這いの姿勢を取ります。
- 息を吐きながら、地面を見つつ背中をゆっくりと丸めます。
- 四つん這いの姿勢に戻ります。
- 息を吸いながら、背中を反らしてお尻を突き出します。
- 以上を繰り返します。
次に背骨をまっすぐに保つ脊柱起立筋のストレッチです。
- 椅子に腰掛けて、背筋を伸ばします。
- 背筋を伸ばした状態で、ゆっくりと腰を右に捻ります。
- 深呼吸しながら20秒間キープします。
- 息を吐きながらゆっくりと戻します。
- 左側も同じように行います。
(引用:「腰痛改善ストレッチ・ツボ押しなど 自宅で行える5つのおすすめ対策」/OMRON「痛みwith」)
■ 脳への血流をよくする
- 親指を中に入れ手を握る
- 手が地面に平行になるように腕を上げる
- 手首を外側に回しながら腕を開く
- その姿勢のまま上を向いて深呼吸をする
■ 腰の姿勢を直す
- 四つん這いになる
- 息を吐きながら背中を丸める
- 姿勢を戻す
- 息を吸いながら背中を反らす
- 姿勢をもどす(2-4を繰り返す)
まとめ
集中力が出ない要因は必ずしも心因性のものではなく、身体の調子の悪化から来る場合も多いです。
そのため体調を整える取り組みはかなり大事になってきます。
その中でもストレッチは勉強や仕事の合間に息抜きとしてできるので是非取り組んでみましょう!
■ 集中力にはリラックスが重要
■ リラックスは脳をリフレッシュ
■ 悪い姿勢では体が凝り、疲れる
■ ストレッチで姿勢・血流を改善
■ 勉強の前後・休憩におススメ!
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