「理科といっても暗記だけじゃないし、どうやって実力テスト対策すればよいか分からない」
そんな方もいるのではないでしょうか?
ここでは実力テストでよく出題される範囲からその対策の仕方までご紹介していきます!
他の教科の実力テスト対策について知りたい方はこちらをチェックしてください!
>中学生の実力テスト対策!
>英語の実力テスト対策ってどうすればいい?
>実力テスト対策、国語力アップの秘訣とは!?
>社会って勉強する意味あるの?社会を学ぶ意味と実力テスト対策!
>暗記も計算もある理科の実力テスト対策のすすめ!
理科の実力テストの特徴
理科といえば、社会と同じく暗記科目です。
定期テストの場合は「テスト対策を前日にしても点数アップを狙うことが出来る!」と考える傾向があります。
ですが、実力テストの場合はどうでしょうか?
確かに暗記科目という性質上、実力テストの点数アップは他科目よりは狙いやすいです。
しかし実力テストの理科は出題範囲がとてつもなく広いです。
中学三年にもなれば中学校三年間分の出題範囲になりますので、その広さがイメージ出来ると思います。
ですので、定期テストの要領で実力テスト理科の対策を行うと点数が悲惨なことになります。
難易度に関しては、基本問題から応用問題まで幅広く出題されます。
その応用問題の配点も高く設定されています。
また暗記科目という特性上、「出題範囲の広さ=実力テスト理科の難易度」と言うことも出来ます。
問題形式も一問一答形式からグラフの読み取り、計算問題、記述問題などバリエーションがあります。
実力テスト理科は出題範囲がとても広いので闇雲に勉強することは厳禁です!
後にご紹介する「よく出題される範囲」、「実力テスト理科の効率的な対策方法」をぜひ参考にしてください!
「実力テストってそもそもなに?」というかたはこちらをチェック!
■ 出題範囲が広い
中学入学から今まで習った範囲全て
■ 問題の難易度も高い
基本問題から応用問題まで
■ 問題形式も様々
一問一答、記述、計算、グラフ読み取り
■ 闇雲に勉強するのは厳禁
よく出題される範囲
ここではよく出題される範囲を学年別でご紹介していきます。
学校ごとに進捗や順番にズレが生じるかもしれません。
ですので、ご自身の進捗と照らし合わせながらご覧になってください。
しかし、出題されやすい範囲に変わりはありませんので、安心して参考にしてください!
中学一年生の範囲
中学一年生のよく出題される範囲は下記のようになります。
分析をするための手段である実験器具の名前・使い方から地形に関してなどがメインです。
特に地震や火山などの仕組みは災害大国の日本において、実生活にも関わるテーマになってくるのではないでしょうか。
- 植物の分類
- 顕微鏡など実験器具の使い方
- 光合成
- 気体の性質
- 状態変化
- 凸レンズ、光の反射・屈折
- 火山
- 地震
- 地層の読み取り
中学二年生の範囲(歴史)
中学二年生のよく出題される範囲は下記のようになります。
化学や身の回りの事象についてなどがメインになります。
化学式の計算問題も登場してきますので、覚えて解いて慣れておきましょう。
- 化学式、化学反応式
- 動物の分類
- 天気
- オームの法則
- 磁界
中学三年生の範囲
中学三年生のよく出題される範囲は下記のようになります。
中学三年生は身の回りで起こっている事象を多く取り扱います。
目には見えない物質や動きを式にしていきます。
- イオン式
- 電気分解
- 遺伝
- 運動とエネルギー
- 天体
以上が実力テストによく出やすいテーマです。
次に「実力テスト理科の効率的な対策方法」をご紹介しているので、そちらと合わせて参考にしてください!
■ 中学一年生
実験器具の名前・使い方
地形に関して
■ 中学二年生
化学(化学式・化学反応式)
身の回りの事象(天気・磁界)
■ 中学三年生
イオン式・電気分解
身の回りの事象(遺伝・エネルギー)
理科の実力テストの効率的な勉強法
実力テスト理科の出題範囲はとても広いです。
ですのでまずは対策する範囲を決めましょう。
対策するべき範囲は
- 実力テスト出題範囲内であること
- 上述した「よく出題される範囲」内であること
- 自分の苦手な単元や記憶があいまいな単元であること
が当てはまる範囲です。
①→②→③の順に絞り込んでください。
③に関しては、これまでの定期テストやワークなどをパラパラと見返し、
点数が取れていない単元を絞り込んでいきましょう。
そして絞った範囲を優先的に対策していきましょう。
対策する単元が複数ある場合は、昔に習った単元から順番に対策していきましょう。
というのも「単元B」を理解するために「ひとつ前の単元A」の理解が前提となる場合があるからです。
ですので、習った学年の若い順に絞り込んだ範囲を対策していきましょう。
後はひたすら復習あるのみです。
ワークや教科書、定期テストの該当範囲を解きなおしていきましょう。
その過程で分からなかった所や覚えていなかった所をメモにまとめていきましょう。
このメモは自分の弱点の集合体です。
自分自身の弱みに沿った素晴らしい教材です。
このメモを完璧に復習しましょう。
暗記系の場合は一問一答がおすすめです。
一問一答も例のごとく、覚えていない所を抽出して覚えましょう。
また、グループで暗記する方法もおすすめです。
一つ一つを独立して覚えた場合、忘れた時に思い出せる確率は低いです。
しかし、グループで覚えて連想できるようになっていれば、一つを忘れてしまっても他から連想して思い出せる確率が高くなります。
また覚える際に「なぜそうなったのか?」「なぜそうなるのか?」を自問し、他の人に説明出来るかどうかチェックしてみることもおすすめです。
頭では理解していたつもりでも、実際に説明してみるとうまく話せないことが多いです。
そのうまく話せない所が理解の不十分な箇所です。
このやり方は一問一答の定着率アップだけでなく、記述問題対策にもなり一石二鳥です。
是非、友人や家族などに説明してみてください!
データの読み取りは場数を踏んで慣れることが一番大事です。
データの読み取りをしまくり、データのパターンや傾向を覚えましょう。
この繰り返しがデータ読み取り力アップにつながります。
計算問題も公式や計算方法を覚えて、多くの問題を解きましょう。
解いていく上で、問題の傾向やパターンが見えてきます。
数学の公式を覚えて問題に当てはめていくように、理科の計算問題も解き方を覚えて他に当てはめく感じです。
理科は復習すればするほど、点数アップにつながりやすい教科です。
他の科目ではセンスで点数が取れてしまう場合もありますが、理科は違います。
理科にかけた時間、努力した時間が点数アップに直結します。
しかし、出題範囲の広さ故、効率的に勉強しないと点数アップは厳しい ので、ぜひ参考にしてください!
■ 対策する範囲を決める
よく出題される範囲から、記憶があいまいになっている範囲を選ぶ
■ 関連させて覚える
一つ一つ覚えるではなく、芋づる式に覚えていく
■ 説明できるか確認する
何も見ずに説明できればテストでも正当する可能性が高い
過去問を解く
ある程度理科の知識が入ってきたら実力テストや高校入試の過去問に取り組んでみましょう。
過去問は一番の教材です。
実力テスト自体が高校入試の問題を参考にして作られています。
ですので、実力テスト対策だけでなく高校入試対策にもなるので一石二鳥です。
実力テストの過去問を解くことは、問題のパターンに慣れることが出来るだけでなく、自分の出来てない所や時間のかかる所が明確になるというメリットがあります。
さらに本番で起こりうる時間配分のミスなどを先取りでき、対策することが出来ます。
また問題の難易度も実力テスト本番と変わらないので実力が鍛えられます。
高校入試の過去問に関しても前述したように、実力テストは高校入試を参考に作られているため難易度が近いです。
実力テストを対策することの最終目標は高校入試合格 です。
実力テスト対策の段階から志望校の過去問を解いて対策出来るのでおすすめです。
実力テストと高校入試の過去問は、実力テスト対策において有用になってくるだけでなく、高校入試にも直結します。
ですので、ぜひ過去問をバリバリ解いていってください!
復習をする
過去問や問題集を解いた後は必ず復習してください!
間違った所や時間のかかったところは間違いなく自分の弱点です。
その弱点を克服していくのが勉強です。
復習は弱点だけを見直せる一番効率の良い対策 なのです。
また長期休みの宿題を復習することもおすすめです。
「遠足は家に帰るまでが遠足」のように、「勉強も復習するまでが勉強」と思い、取り組んでいきましょう!
実力テストの前日の勉強法について詳しく知りたい方はこちらをチェック!
■ 高校入試対策にもなる
実力テストは高校入試の問題を参考にして作成されている
■ 自分の苦手な個所が分かる
間違えた部分、時間のかかった部分など復習すべき分野が分かる
■ 入試本番の演習が出来る
難易度・出題範囲が入試と似ているため、本番を想定した練習が出来る
まとめ
ここまで理科の実力テスト対策をお伝えしてきましたが、なんといっても一番の対策は普段からの勉強です。
普段からの勉強といっても今ご紹介したことを普段から行うだけです。
定期テストやワークで分からなかった所をその都度解消していく
それだけで実力テストの点数アップが見込めます。
また普段から行うことで、量的にも精神的にも実力テスト対策が大幅に楽になります。
ですので、実力テスト理科の対策だけといわず、ぜひ普段の勉強に活かしていってください!
■ 理科の実力テストの特徴
- 範囲が広い
- 難易度、出題形式も様々
- 闇雲な対策はNG
■ 効率的な実力テスト対策
よく出題される範囲から、自分の苦手な分野の復習をする
■ 過去問を解く
実力テスト・入試の対策にもなる。
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