「母音」って何??中学英語で知っておくべきルールは?
「母音から始まる名詞句の前では a ではなくて an を使う」
なんて教わったり読んだことがありませんか?
しかし、そもそも「母音」とは何なのでしょう?
というわけで、今回は母音とは、と、一緒に使われることが多い「子音」について見ていきましょう!
ざっくり言うと母音って?
本当に、本当に簡単に言うと、
母音とは「あ、い、う、え、お」みたいな音です。
英語のスペルでも、aiueoになっていることが多いです。
ローマ字でそれぞれアイウエオと読んだのと同じです。
詳しくは奥が深いのですが、
中学レベルの文法ではこれだけ押さえていれば十分なので、まずはこれだけ覚えておきましょう!
ちなみに、それ以外の音を「子音」と言います。
これも文法ルールで出てくるので覚えておきましょう。
「音」と最初に書きましたが、英語では発音とスペルは必ずしも同じではないですね。
実は、詳しく見ていくと
study の y (スペルはyだけど発音は「ィ」で母音)
beautiful の2つ目の u (人によっては発音しない)
なんてなってきたりします。
ですが、上のような例は文法ルールにはあんまり関係ありません。
とっても複雑になってしまうので、ここではよく見る必要な例外だけ覚えていきましょう。
どう違う?英語と日本語の母音
英語の母音は、とても数が多いです。
日本語の母音は、五十音表の通り簡単に数えると5個ですね。
一方の英語は、数え方によりますが20個はあると言われています。
これは、世界的に見てもかなり多い方です。
name の「エィ」や、low の「オゥ」なんかは二重母音と呼ばれます。
対して、is の「イ」などは単母音と言われます。
本当はあんまり良くないんですが、強いて日本語で表すと上のように二文字、一文字になります。
単母音だけでも12個あると言われています。
こんなに数が多いのに、ほとんどが aiueo のスペルで表されます。
ですが、悪いことばかりではありません。
>全部がそんなスペルのおかげで、文法のルールはわかりやすくなっています。
母音が関わる文法ルールは?
そんな「母音」や「子音」ですが、文法ではどのように使うのでしょう?
中学レベルでは、主にこれらが関わるルールが3つあります。
子音 + y の時は y を i に変えて s/ed
アクセントのある短母音の後では最後の文字をダブらせて ing/ed
それぞれ見ていきましょう。
母音と aと an
母音から始まる名詞句の前では a ではなくて an
中学で最初に「母音」に出会うルールですね。
an apple とか an orange が代表的な「母音から始まる名詞」です。
どちらも a と o という文字から始まっています。
また、母音から始まる形容詞などがついた場合も an を使います。
一番わかりやすい例は an English teacher ですね。
teacher 自体は子音の t から始まるので a teacher ですが、
English が母音の E から始まっているので an になっています。
実は、この最初に出会うルールが一番例外に見えるものが多いです。
そこで気を付けたいのは、これらがスペルではなく発音のルールということです。
例外1:aiueo から始まってないのに an
いくつかの h から始まる単語は、その h を発音しません。
そのため、母音から始まる扱いになります。
例えば、hour は最初の h が発音されなくて「アワー」になる単語です。
なので、「一時間」は an hour になります。
形容詞だと、honest “誠実な” が「オネスト」で h を発音しません。
なので、He is an honest man. などと使うことになります。
例外2:aiueoから始まっているのに a
u から始まる単語に多いです。
a university [ユニヴァーシティ]が例になります。
u を「ユ」と読む場合ですね。
形容詞だと、useful を使って、
a useful computer “便利なコンピュータ” が例です。
u から始まらない場合も一応あり、European “ヨーロッパの” がそれです。
形容詞なので、a European country になりますね。
ついでですが、同じルールで the を「ザ」ではなく「ジ」と読みます。
the earth “地球” だったり、the end “終わり” などです。
これの例外は、これもまた U から始まる the United States ですね。
y を i に変えるとき
子音 + y の時に y を i に変えるのは、複数形や「3単現」の s をつけたり、過去形の ed をつけるときのルールです。
それぞれ一年生の中頃、終わり頃の内容ですね。
すばらしいことに、例外はまず出てきません。
スペル通りでOKです!
複数形だと、baby → babies や city → cities などが例です。
どちらも「aiueo以外 + y」ですよね。
boy → boys や key → keys のような、「aiueo + y」のときにはそのまま s をつければOKになります!
過去形だと、study → studies / studied、try → tries / tried など。
play → plays / played や stay → stays / stayed はそうしませんね。
このルール自体の例外はないですが、children、has、made など、それぞれ他の例外は忘れずに!!
最後の文字が被る場合
アクセントのある短母音の後では最後の文字をダブらせて ing/ed
面倒くさいので個別で覚えましょう。
何となくでもルールをわかりやすくしたければ、小さい「ッ」が入る場合、が近いですね。
swim、sit、run、get、shop、stop、prefer が代表的です。
swim や run などは「ッ」、入らないので特に注意です。
過去形では前半3つが不規則なのでそもそも ed をつけません…
一応知りたい人のために解説すると、「単母音」の中に「長母音」と「短母音」があります(変換ミスではないですよ!)
fill と feel だと母音の長さが違いますが、その辺が関わってきます。
上の動詞はどれも最後の母音にアクセントがあり、短く発音する母音なので、最後の文字が増えるスペルになるのです。
発音をちゃんと正確に覚えていけばだんだん感覚的にわかることもあります。
とはいえ、最初に習うときには全部個別で覚えてしまいましょう。
・子音 + y は例外なし
・過去形などそれぞれの例外には注意
・文字が被るタイプはそれぞれ覚える
まとめ
今回は「母音」についてでした!
まずは母音 = aiueo、を覚えましょう。
3つのルールそれぞれについては、出てきたときに復習しましょうね!
それでは!
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