英検3級の勉強は何から始めたらいいの?
こんにちは!Laf先生(@Laf_oshikawa)です。
- 英検3級を受けておいた方がいいと思って…
- 学校で受けさせられるので…
- でも、英検は初めてだし、面接もあるの?不安!
そんな声をよく聞きます。
なので、今回のテーマは、
英検3級に向けた対策・勉強法です!
英検3級は、ポイントを押さえていればかなり合格が楽になります。
何よりも単語が大事!となるのですが、
まずは3級がどのくらいのレベルなのか?
など、英検がどんなものなのかから確認していきましょう!
高校受験と英検の関係性を詳しく知りたい方はこちらをチェック!
実は高校入試で有利にならない?英検を中学生で取得するメリットは?
英検3級のレベルはどれくらい?
最初に、英検3級のレベルはどれくらいなの?という疑問を解決します。
出題される文法事項や単語レベルについて紹介していきますね。
英検3級は中学卒業レベル
英検3級のレベルは、中学卒業レベルとされています。
なので、文法事項は、中学の内容が全体的に出ます。
- 受動態
- 現在完了
- 関係代名詞
なども含むということですね。
単語に関しても大体中学の内容全てと言えます。
英検3級に必要な単語数は1,300前後と言われています。
教科書の本文で出てくる単語の数が大体そのくらいです。
英検三級のレベルについて、より詳しく知りたい方はこちらの記事もチェック!
英検三級のレベルと出題傾向!四技能それぞれの解き方と勉強法を徹底解説!
合格点は?3年生じゃないと受からない?
中学卒業レベルと聞くと、とても難しく聞こえますね。
特に、「まだ文法を全部習いきっていないよ…」という不安も大きいと思います。
ですが、英検3級は、中学の英文法を全て習いきっていない
2年生や3年生になったばかりの人でも十分に合格できます。
理由は英検の合格点や、問題形式にあります。
まず、英検3級の合格点は7割弱です。
習っていない文法が少し出ても取れるくらいの点数ですね。
つまり、どうしようもない問題は「捨てる」ことができます。
さらに、3年生で習うような難しい文法が必要な問題は多くありません。
例えば、3年生の最後に習う「関係代名詞」。
これが長文の中で使われていることはほとんどありません。
長文の中で使われる文法は、1、2年生の文法でなんとかなります。
そして、英検3級は内容を正確に読まないといけない問題が少ないです。
「ひっかけ」の問題も少ないと言えますね。
つまり、選択肢と本文で同じ単語を探すだけでもいいところまで行きます。
準2級以上だとこうは行きませんが、3級までは意外とそんなものです。
最後に、3級のライティングはかなり得点にしやすいです。
もちろん最低限の単語を書けることは必要ですが、
形式がほとんど決まっているので「型」を覚えれば楽な方です。
7割以上の点数を取るのは十分に可能です。
■ 英検三級は中学卒業レベル
文法、単語数は中学の教科書レベル
■ 合格点は?
- 合格点は約7割
- 2年生や3年生でも合格可能
- 難しい文法を使う問題は少ない
英検3級一次試験対策の勉強法
英検3級は十分いける!と確認したところで、「それではどういう勉強をするべきなのか?」を見ていきましょう!
まずは、一次試験(面接以外)についてです。
英検3級対策の単語を覚える
英検で一番大事なのが、単語を覚えることです。
英語検定というか英単語検定と言っても過言ではありません。
文法を気にする前に単語、これどの級でも重要です。
なんでそんなに重要なの?という話ですが、
まず英検の最初の問題は単語の選択問題だからです。
長文が大変なイメージを持っていたら意外かもしれませんね。
3級で言うと、なんとリーディング30問のうち、
半分にあたる15問が単語・フレーズの選択問題です。
この中には少しだけ文法の問題も含んではいるのですが、
合格点70%に対して50%と考えると重要すぎますよね。
あと、単語さえ分かればなんとなく文の意味が掴めるのも大事です。
どうしても習っていない文法も出ると考えるなら、
単語の意味だけでもわかっていた方がいいですよね。
逆に、どんな構文なのかわかっても単語がわからないと残念です…
英単語の勉強法について詳しく知りたい方はこちらをチェック!
【高校受験】英単語を楽々習得して英語を得点源にする方法!
英検3級対策におすすめの単語帳
ついでに、英検3級対策のための単語帳をおすすめしておきます。
出る順パス単をおすすめします。
英検対策の単語帳はいくつかありますが、これが一番安定します。
迷ったらパス単。
どの級でも対応できます。
名前の通り出やすい順番で載っているので、
対策に使える時間に合わせてどこまで覚えるかを調整できます。
この単語帳を繰り返すだけで得点率が大変に変わってきますよ。
ライティングやこの先の受験を考えると、「A」の単語は書けたいですね。
それ以降の単語については、とりあえず意味が分かればOK。
どれもどうせ受験勉強で必要な単語になってくるので、
時間の余裕があればもちろん全部書けて損はないです!
おすすめの英単語帳について詳しく知りたい方はこちらをチェック!
どう選ぶ?高校受験の英語単語帳!レベル・偏差値別におすすめも紹介!
英検3級に向けた文法対策
単語ほどではないとはいえ、文法ももちろん必要です。
ライティングで使える必要まではそこまでないですが、
見たときに意味がわかるくらいにはしておきましょう。
特に必要な分野は、
- 「助動詞」
- 「受動態」
- 「分詞の形容詞的用法」
です。
理由は、これらが長文の中で比較的出てきやすいからです。
特に(未来のwillを含めた)助動詞は会話での用法も重要です!
あと、「知っておきたい」のが
- 「関係代名詞」
- 「現在完了」
ですね。
関係代名詞は文法問題のほか、問題文にも使われることがあります。
現在完了は一応の文法問題対策で。
英検のテキストに限らず、3年生用の文法テキストを見ておくといいですね。
ライティングの型を覚える
英検3級のライティングは、ある決まった型を守るだけで
単語数を合わせながらかなり高得点を狙っていけます。
それがこちら。
- I (don’t) think that (論題の文).
- First, (理由1つを1文で)
- Second, (理由1つを1文で)
これで単語数が足りなければfor exampleで例を挙げましょう。
あとは、最後にFor these reasons, I think…を付け足すなどで調整。
そうしたらスペルや文法が間違っていなければOKです。
とにかく大事なのは余計なことをしないことです。
I have a pen.レベルの単純な文でいいので、使える単語で無理なく書きましょう。
Andで文を繋げるなどはミスになりやすいのでやめましょう。
どんなに頑張っても3級の語数で大したことは書けません。
訳したら幼稚園児レベルの内容でOKです…
ライティングに関してより詳しく対策したい方は、こちらの記事もチェック!
【英検三級】ライティングを得点源にするコツ!
英検3級の過去問を解いておく
試験が近くなったら、過去問を解いておきましょう。
対策期間によりますが2週間前くらいからですね。
過去数回の過去問だけなら無料でダウンロードできますよ。
過去問を解くことのメリットは、時間配分がわかることです。
例えば、問1や問2の単語問題で迷っていると、
長文の方で時間が足りなくなってしまうことがあります。
時間を計りながら、見直しの時間も考えて解きましょう。
リスニングでも「置いていかれないこと」が大切。
ずっと先読みを続けられるように耳を慣らしていきます。
「置いていかれた!」と思ったら、勇気を出して一問捨てての先読みも有効です。
全体を通して重要なのは、迷ったらすぐ切り替えることです。
最初に確認した通り、英検3級は「中学卒業レベル」です。
どうしても十分対策していない文法・知らない単語は出ます。
そこで足を取られず、わからないものはすぐ切り替えて先へいきましょう。
合格点は7割弱なので、余裕はあります!
長文対策について詳しく知りたい方はこちらをチェック!
難しい長文ほど読んではいけない?今日からできる英語長文対策
■ 英検三級向けの英単語
- リーディングの半分が単語やフレーズを問う問題
- 出る順パス単がオススメ
■ 英検三級向け文法対策
助動詞・受動態・分詞の形容詞的用法が特に重要
■ ライティングの型を覚える
■ 過去問を解いておく
英検3級の二次試験・面接対策
最後に、英検3級の二次試験の対策についてです。
3級の面接は、そんなに恐れなくても大丈夫です。
大事なのは会話を止めないことです。
質問が分からなかったら
- Pardon me?
- Excuse me?
で聞き返しましょう。
ちょっと文法が崩れていてもとにかく答えれば得点は付きます。
簡単なアドバイスとして、進行形で言う練習をしておくと、第一問を解きやすくなって対策になりますよ。
それでも不安な人に向けて、数字での情報を共有します。
ちょっと古いデータですが、3級面接の合格率は90%以上でした。
形式は英検のサイトの模擬面接などで確認しつつ、ある程度はリラックスして面接には臨みましょう。
というか二次試験まで来ているのなら大丈夫!
中学卒業レベルの英語力があると言われているのですから!
英検3級二次試験の合格率について詳しく知りたい方はこちらをチェック!
>9割以上が合格って本当?英検3級二次試験の合格率は?
■ 面接は心配しなくていい!
■ 会話を辞めないことが重要
■ 現在進行形が役に立つ
■ 面接の合格率は90%
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、英検3級に向けた勉強法を紹介してきました!
特に英検が初めての人は不安かもしれませんが、
少しでもそれを軽減できていたら嬉しいです!
とにかく、まずは単語の対策からですね。
それぞれの問題形式については、またさらに詳しく
解説を書いていくかもしれません!
それでは!
■ 英検三級は中学卒業レベル
■ 2年生、3年生でも合格する
■ 英検三級向けの対策をする
- 単語が最も重要
- 文法問題も難問は少ない
- ライティングは型で回答する
■ 面接試験は会話を続ける
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