【高校受験】英単語を楽々習得して英語を得点源にする方法!1 min read

受験対策

中学に入ると勉強がグッと難しくなりますよね。
特に苦手になりやすい教科が英語と数学だと思います。

 

苦手のまま放置しておくと受験前に大変なことになりかねません。
早めに正しい対策をすることが必要になります!
今回は英語の受験対策について解説していきます!

 

数学の対策についてはこちらの記事をご参照ください!

produce:代表 押川
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英単語の重要性

ここでは、中学英語における英単語の重要性について解説していきます!
「なんで単語が重要なのか、単語を勉強する必要があるか分からない」
という方はぜひチェックしてください!

 

高校受験の英語で最も大事なのは英単語

中学英語において習うことは様々ありますが、その中でも一番重要で基本的な要素が「英単語」になります。

 

「英語ってなんで難しいんだろう」と思ったことはありませんか?

 

英語が難しい理由は使う「記号」と「語順」が日本語と大きく違うからです。
記号(アルファベット)は小学校で習いましたね。
語順には以下のような違いがあります。

 

日本語: 私は (主語) 本を (目的語) 読む (動詞)
英語: I (主語)  read (動詞)  a book (目的語)

 

日本語になれているため、語順が違うと語と語の関係がぐちゃぐちゃになってしまうから読みにくいのですね。

 

さらに、「~している」や「~された」の様に色んな表現をするために形や語順を変えていきます。
「この語順(この形)なら、この意味になる」というルールを勉強するのが文法を勉強するということです。
つまり、文法が理解できれば英語も日本語と同じように読むことが出来ます。

 

しかし、その前に単語を覚える必要があります。
単語を知らなければ、どれが目的語なのか動詞なのか名詞なのか判断できず、語順が判断できません。
語順が分かっても訳を知らなければ、意味が分からないままです。

そのため、中学英語を勉強するうえでは「英単語」が一番重要であり基本的なことになります。
単語をある程度覚えてから文法やリスニングの勉強を始めましょう!

 

 

おすすめの英単語帳について詳しく知りたい方はこちらをチェック!

要素別、受験対策のポイント

ここでは、中学英語の要素別に受験対策の進め方と、それぞれのポイントを解説していきます!
重要なポイントをしっかり押さえてしっかりと対策していきましょう!

 

高校受験の英語試験の概要

高校受験の英語試験は主に以下の項目の能力を測るテストになっています。

 

・語彙(単語)
・文法
・長文読解
・リスニング
・英作文

 

これらの中で特に大事なものが語彙(単語)と文法になります。
長文は、文をたくさん集めたもの。リスニングは記号を音声化したものに過ぎません。
単語と文法が理解出来ていて、一文一文が理解できていれば難なくクリアできるでしょう!
単語と文法にちょっとでも不安があるなという方は今すぐに復習を始めましょう。

 

単語の暗記法

中学校で習う英単語は三年間で1200 wordsほどです。
しかし、高校受験に必要な英単語は2000-2500 wordsと倍近くになります。
これから紹介する方法を使って効率よく覚えていきましょう!

 

何回もやる!

単語を覚えるとき、かなり重要になることが「何回もやる」ということです。

人間の「記憶」は二種類に分けることが出来ます。

 

①短期記憶と②長期記憶です。

 

短期記憶とは、とても短い時間だけ頭に残っていた記憶のことです。
例えば、授業中に黒板の内容をノートに移すとき、見た内容を一瞬だけ頭に入れてノートに書き写しますよね。
授業が終わってすぐ「何をノートに書いたか」を思い出そうとしても、8割くらい忘れていしまっていると思います。
これが短期記憶です。

 

しかし、この短期記憶を何度も繰り返していると一回一回覚えている時間が長くなってきます。
何度も復習することで、何年でも覚えていられるようになった記憶を長期記憶と呼びます。
単語帳は一周に時間をかけず、何周もすることに時間をかけましょう!

 

脳は何度も見たり聞いたりした情報を重要な情報だと認識する傾向があるため、このようなことが起こります。
この脳が記憶する仕組みは英単語以外にも暗記したいこと全てに活用することが出来ます。
便利なので、覚えておきましょう!

 

単語カードを活用

中学英語においては、単語カードを活用することで効率的に英単語を覚えていくことが出来ます。
単語カードを使うメリットは以下の様になります。

 

・どこでも使える
・日本語→英語、英語→日本語の両方で覚えられる。
・覚えたものを外して苦手な英単語に集中できる。
・「何度も復習」が簡単に出来る。

 

小さくて持ち運びやすいため、ちょっと暇が出来たときに英単語の復習をすることが出来ます。
単語帳に載っている単語だけでなく、長文に出た分からなかった単語も追加しておくと良いでしょう!
しかし、単語カードを眺めるだけでは不十分な部分もあります。
正しいスペル(単語の文字の並び)が書けるようになったり、正しい発音を覚えたりするためには書く練習やCDを聞いて発音を覚えるといった練習が必要になります。
バランスよく勉強していきましょう!

 

類義語、派生語もセットで覚える

類義語や派生語は「意味が似ている単語」のことです。
例えば、tellという単語は「伝える」という意味ですが、意味が似ている単語にsay, speak, order, adviseなどがあります。
それぞれの単語の微妙な意味の違いと一緒身覚えていきましょう!
一つを覚えていれば他も一緒に思い出せるという状態が理想です。
派生語や類義語をセットで覚えていると英作文で役に立ちます。

 

発音する

五感を活用して覚えると記憶に定着しやすいと言われています。
正しい発音を身に着けるためにオンライン辞書で調べたり、電子辞書で発音を確かめましょう!

また、文字と音をセットにして覚えるとリスニングで高得点が期待できます!
耳栓をして発音をすると学習効果が高いと言われているのでおすすめです!

 

発音について詳しく知りたい方はこちらをチェック!

 

短い文を作る

どのようにその単語を使うかというイメージを頭に残すために、その単語を使った短い文を作ってみましょう!
例文を少し変えるくらいでもOKです!

例えば、studyという単語を覚えるとき

”He studies English”, “I studied math”

という風に5単語程の文(動詞は変化するので2パターンくらい)を作ると覚えやすいでしょう!

 

小技集

アルファベットの音で覚える
スペルの覚えにくい単語は、アルファベットの音で覚えてしまいましょう。

例:
Science →スクイエンセ

 

単語の切れ端の意味で覚える
単語の切れ端(接頭語・接尾語という)に意味がある場合があります。
それを頼りに記憶しましょう。

例:
Television → Tel (遠くの、離れた) + vision (景色、視覚) = 遠く離れても見える → テレビ

 

自分の論理を作る
自分だけが分かる理由付けで覚えても大丈夫です。
例:
Surprise at →「アッと驚く」だからsurpriseには基本的にatと使う。

 

文法の対策とポイント

英単語をある程度覚えたら次は文法の対策をしていきます。
まず、最初にやることとしてオススメなのが、中学校で習う全文法の概要を確認するということです。

 

何を表現するルールなのか、それはどんなルールなのかを整理しましょう!
例えば、現在進行形は「今も続いていること」を表現するための文法で「Be動詞+一般動詞ing形」というルールがありますよね。

 

中学英語の文法の全体像を確認したら、学校で使っているワークや参考書を使って一つ一つ覚えていきましょう!
勉強を進めるにあたって注意するポイントは「語順」と「語の形」になります。
学校のワークが終わったら、文法専用の問題集に取り組みましょう。
文法専用の問題集は一冊でOKです。
一冊を何周もして「どのページのどの問題でも正解できる」状態を目指しましょう!

 

自分に合った参考書を見つけたい方はこちらをチェック!

長文読解の対策とポイント

単語と文法が出来てくると長文が読めるようになります。
長文の対策としては「数をこなすこと」になります。
受験の長文問題は初めて見る問題を解くことになります。
初めての問題にも対応できる応用力をつけるために数をこなすことが必要になります。

 

長文専用の問題集で対策しましょう!

 

また、テクニックとしてオススメなのが「設問を先に見る」です。
何が問題として問われているのかを先に知っておくことで、文章を読んでいる最中に「これが答えっぽいな」と予測をつけることが出来ます。
また、答えと関係ない部分は読む必要がないので、時間の節約にもなります。

 

英語長文の対策について詳しく知りたい方はこちらをチェック!

英作文の対策とポイント

単語と文法がしっかりとできていれば、英作文はあまり難しくないと思います。
英作文の対策は「先生に出題・添削してもらうこと」です。

 

英作文は答えがありません。
そのため、問題集で勉強しても自分の回答で点数が取れるのかがわかりません。

 

先生に添削を頼むことで自分の回答にミスはないかを確認することが出来ます。
また、英語の先生であれば問題集を持っていたり、本番でどんな問題が出題されるかを知っているため、わざわざ問題集を買う必要もありません。

英作文で気を付けるポイントは「合っているか分からない単語や文法は使わない」ことです。
せっかく書いても、間違えてしまうと減点されてしまいます。
同じ意味を別の表現で伝えることが出来ないかを考えましょう!
類義語、派生語を覚えていると簡単にできます!

 

「英作文対策に何を勉強すればいいのか分からない」という方は、「文章の構成」を覚えましょう!
おおよその英作文の問題は次の流れで回答することが出来ます!

①自分の意見/主張
②その理由
(③例を示す)
④もう一度自分の意見/主張

 

それぞれの流れで使える慣用的な言い回しも覚えておくと便利です。

 

リスニングの対策とポイント

リスニングは入試の配点でも意外と大きな割合を占めています。
しっかりとした対策が必要になります。

 

リスニングでも、英単語と文法ができていれば高得点を取ることはさほど難しくありません。
気を付けるポイントとしては、英語を聞くことに慣れることです。
受験前は出来るだけ毎日英語を聞くことをオススメします。

 

対策としては、「何が分からなかったか」を明確にすることです。
間違えた原因が、分からない単語がはいっていたから、発音を間違えて覚えていて聞き逃したのか、音声のスピードに頭が追い付かなかったからなのかで対策は変わってきます。
スクリプト(音声の原稿)を見て、自分の分からなかったところ、聞き取れなかった場所を確認しましょう!

 

中学三年の受験スケジュールの目安

ここでは、上に紹介した内容をいつまでにやればいいのかという目安のスケジュールを紹介します!
遅れていても焦らず、自分のやるべきことをやっていきましょう!

 

夏まで

三年生の夏までは多くの方が部活を続けていると思います。
この時期は隙間時間を有効活用することが受験成功のカギになります。
単語カードを早めに作っておくことがオススメです。

夏休みまでに単語帳を覚えることが出来ると、夏休みからは文法や長文読解の対策にスムーズに入ることが出来ます。
休みたい気持ちをグッとこらえて一日20分でも机に向かう習慣をつけましょう!

 

夏休み

夏休みは、単語を覚えきり、文法を全て覚えるところまで終わらせることが大切です。
既に単語を覚えているという方は長文読解の対策に入りましょう!

 

英語に限らず、夏休みで1・2年生の復習を完璧にすることが出来るかどうかで受験の成功確率が大きく変わってきます。しっかり時間を取って、じっくり勉強していきましょう!

 

受験生の夏休みの過ごし方について詳しく知りたい方はこちらをチェック!

 

夏休み以降

夏休み以降は長文読解、リスニング、英作文に取り組みましょう。
夏休みで長文読解もある程度解けるようになったという方は、志望校の過去問や入試問題に取り組み更に応用力をつけていきましょう!

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は英単語の重要性を中心に、高校受験の英語試験の対策についてご紹介しました!
今回の内容を実践して、ぜひ英語を得意科目にしてください!

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