「自分に合った問題集を…」
それってどれ!?
今回は、そんな皆さんに向けて書いています。
本屋なんかに行くと、ずらっと並んでいる英語の参考書。
多すぎて、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
それに、何冊も買うお金はない!一冊にしたい!
そこで今回は、参考書選びでチェックする3つのポイントの解説と、
タイプ別におすすめの問題集を紹介していきます!
問題集選びでチェックする3つのポイント
まずは、どんな参考書が合っているのか確認するため、
少し自分について振り返ってみましょう!
チェックするポイントは3つ、
- 何に向けての勉強か
- 偏差値や苦手分野
- インプット型かアウトプット型か
それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう!
勉強の目的
まずは、勉強の目的です。
簡単に言うと、定期試験の勉強か、受験勉強か、です。
定期試験の対策で買うなら、教科書準拠の参考書がいいです。
教科書でしか出てこないような単語や表現があって、それが出題されやすいからです。
定期試験は文法問題の比率が低い場合も多いので、せっかく買って勉強したのにあんまり点数が変わらなかった…というのは避けたいですよね。
逆に、受験対策では教科書準拠の問題集だと足りません。
範囲が広くて問題形式の種類も多いので、
なるべく問題数の多いものを繰り返しやるのが重要になります。
偏差値や苦手分野
次に、自分のレベルに合ったものを、という点です。
重要なポイントなのですが、イメージしにくいですよね。
簡単なのは、並び替え問題を見てみることです。
そのうちいくつか分からないくらいがちょうどいいレベルです。
簡単すぎる問題集をやっても意味がないのはもちろん、
難しすぎるものをやっても効果が薄くなってしまいます。
特に、やる気に任せて選ぶと難しすぎになりやすいので注意!
そして、「文法の単元が分かっていると解ける」ということもあるはずです。
例えば、受動態や完了形なんかは突然出てくると困りやすいです。
受動態の単元の間は、それが出るつもりだから対応しやすいのですが…
このように単現1つならできるのに…という場合には、
問題形式別になっている問題集が特におすすめです。
実戦形式の高いレベルなので、得意な人がさらに上を目指すために!
偏差値別の勉強法について詳しく知りたい方はこちらをチェック!
インプット型・アウトプット型
最後の3つ目は、自分の勉強のスタイルです。
詳しく解説を読んでから間違いなく問題を解きたい!という人と、
とにかく間違いながらでも問題を解きたい!という人がいます。
先に詳しく解説されたいという人は、インプット型です。
ずっと文字を読んでいても飽きなかったり、
マーカーを欠かさず持っていたりする人です。
そういう人は、問題の前に解説のページがあるものがおすすめです。
じっくり文法の解説を読んだり復習したりしてから解けた方がいいですよね。
ただ、アウトプットも大事なので、読むだけより問題もついているものを!
一気に解説を読むより、先に問題を解きたい人はアウトプット型です。
解説がまとまってではなくそれぞれの問題の前にあるものや、
とにかく問題数の多いものがおすすめです。
もちろん、間違ったものについては後で解説を読みましょう!
■ 勉強の目的
定期試験用か受験勉強用か
■ 偏差値やニガテ分野
簡単すぎ/難しすぎは効果薄い
■ インプット型・アウトプット型
Input:解説をじっくり読むタイプ
Output:とりあえず解いてみるタイプ
タイプ別おすすめの問題集
それでは、次にこのタイプに合わせておすすめ問題集を紹介します!
だいたいですが、定期試験対策でおすすめしているのが1・2年生、
受験対策でおすすめしているのが3年生というのが時期の目安です。
教科書ガイド
おすすめ:定期試験対策・英語苦手・インプット型
いきなりなんですが問題は多くないので、「参考書」に近いです。
問題については次に紹介するワークなども使う方が安心です。
それでもこれをおすすめするのは、教科書の大事なポイントがすぐわかるからです。
定期試験は、これの解説を覚えればそこそこ点数を取れるようになります。
日本語訳がわかりやすいのがその例ですね。
英語のテストがどうしても平均に届かない…
そろそろ勉強しないとだけど、何からやればいいのか…
という人におすすめです。
逆に、教科書くらいなら自分で分かる、という人にはいらないことが多いです。
それと、教科書の対策を中心にやっていっても、
文法対策は足りないことが多いのでその点は注意を!
教科書ワーク
おすすめ:定期試験対策・英語ちょっと苦手・アウトプット型
学校で配られるワークにかなり近いです。
教科書のワークは学校にしか売らないものも多いですが、これは自分で買えます。
基本的には、先に配られたワークを真面目にやるのが先です。
ですが、学校のワークはあまり問題数が多くないのと、
テスト週間の短期間で繰り返すとすぐに答えを覚えてしまうと思います。
そこで、それ以上の勉強がしたければ、ということでこれが登場します。
定期試験を意識しているようで、問題も簡単すぎず難しすぎず。
解いて覚えたい人には良い練習になるはずです。
学校のワークも丁寧に進めていくインプット型の人には、
そちらだけでも十分になってしまうかもしれませんね。
中学英語をひとつひとつわかりやすく。
おすすめ:受験勉強・英語やや苦手・インプット型
中1から中3まで(と、単語版)があります。
名前の通りの親切さで、解説が込み入りすぎないくらいに充実しています。
インプット型の人に合わせた中で問題数を多くするとこのくらいです。
問題数が少ないわけではないので、アウトプット型の人も使えるかも。
(解説が邪魔!とならなければですが…)
解説と問題のバランスが取れているのと、学年で分かれているのもあって
割とどのタイプの人にでも使いやすい問題集です。
問題レベルは高くないのでやや苦手な人向け。
10日間完成 中1・2の総復習
おすすめ:受験勉強・普通・アウトプット型
問題を解きながら復習を進めていく形式です。
市販のもので問題数が多いものは結構珍しい。
アウトプット型の3年生の受験勉強の始めにおすすめ。
前にやった内容は得意な人でも忘れがちです。
なので、復習として英語が得意寄りの人こそやる意味があります。
「思い出す」ことに重点を置いているので、問題編の解説は多くなく、
基礎から苦手…という人は学年別のものをやった方が良さそうです。
全国高校入試問題正解 分野別過去問
おすすめ:受験勉強・得意・アウトプット型
名前の通り、実際の入試を問題形式別にまとめたものです。
英語が得意な人や勉強大詰めに向けた、アウトプットの極みです。
文法事項ごとではなく、問題形式ごとなのがポイント。
単元から推測するズルができない分、本番に似た実力が鍛えられます。
それぞれの文法で苦手が残っている人はそちらを直すのが優先。
一通りの文法はマスターした人から、挑戦していきましょう。
塾専売教材
受験勉強・普通以上・アウトプット型
通常、塾にしか売ってくれない問題集が結構あります。
『新中学問題集』『ウイニング』『Sirius』などです。
これらはとにかく問題数が多く、アウトプット型の人には合うことがあります。
ただ、逆に多すぎることで苦手・嫌いな人の心を折りやすいのがデメリット。
プロ相手に売っているだけあって、完成度はどれも高いです。
最大の欠点は入手しづらいところ。
しかし今ではネットで中古を買いやすく、その意味での塾のメリットは下がりましたね。
ものによっては難関校レベルにも対応できるので、
高いレベルを目指す人は隙を見て探してみるのもいいですよ。
■ 教科書ガイド
定期試験対策/英語苦手/インプット型
■ 教科書ワーク
定期試験対策/英語苦手/アウトプット型
■ 10日間完成 中1・2の総復習
受験対策/普通/アウトプット型
まとめ
今回は、問題集の選び方!というテーマで解説してきました。
なるべく多くの人に当てはまるものを紹介したつもりです!
私がアウトプット型なので偏ってるかもですが…
あと、単語についてはまた別で単語帳や辞書が欲しいところです!
そこについてはまた別の記事で書いているので、ぜひそちらへ。
せっかくやる気で問題集を探しにきてくれたので、
力になれていたらとても嬉しいです!
それでは!
■ 問題集をやる目的を考える
■ 適切なレベルのものを選ぶ
■ 自分の勉強の進め方を確認する
■ タイプ別のオススメから選ぶ
コメント一覧