英検三級対策は、どの問題集がおすすめ?
こんにちは!Laf先生です。
英検対策の問題集、迷いますよね。
特に、3級は初めての英検受験となることも多く、
使い慣れた問題集がないから困るという声をよく聞きます。
今回は、
- 英検3級対策におすすめの問題集
- 問題集を買う前に知っておくべきこと
を紹介します。
おすすめ問題集は今の学年や、どれくらい英語が得意で異なります。
まずは過去問や単語帳を最初の準備として、
その後で自分に合った問題集がどれか見てみてください。
高校受験対策のおすすめ問題集についてはこちらの記事をご覧ください!
何はともあれまずは「過去問」
問題集にお金を使う前に、まずは知っておくことがあります。
英検のサイトでは、過去3回の過去問を無料で見ることができます。
形式や今の実力を知っておくために、まず一度解いてみることをおすすめします。
3級の合格点は約6-7割です。
現在の実力がわかることで合格までの距離がわかります。
実際の問題を一度解いておくことには、
実力の確認の他に英検を受ける実感が湧く効果もあります。
「とりあえず問題集を買ったからやらないと」
よりも「このレベルの問題を解くためにやろう」の方が身が入るものです。
まずは、合格に必要な実力を知ってから必要なものを買いましょう。
- 英検公式サイトで過去3回分の過去問を無料で見ることができる。
- 合格に必要な実力と、現在の実力の差を知ることが重要。
英検3級に単語帳は必須!
もう一つだけ前置きをしておきます。
問題集よりも優先度が高いものに、単語帳があります。
なぜなら、英検3級のリーディングのうち
半分以上の問題は単語や熟語の知識で解けるからです。
英検3級で出てくる単語は頻出のものだけでも1,000語はあります。
よほど英語が得意な人でも、学校で習うだけで
それらの単語全てを覚えていることはまずないでしょう。
問題集を解きながら単語を覚える手もありますが、
それでも出会う単語にはどうしても限りがあります。
たまたま本番で見たことのない単語ばかりでは困ってしまいます。
単語対策に問題集だけでは力不足です。
しかし、単語帳で一度見た後であれば、
問題集で実際に使って定着させるのはとても有効です。
その意味でも、先に単語帳から取り組むことがおすすめです。
英検3級は中学卒業レベルなので、頻出単語は高校受験でも役に立ちます。
どうせ後で覚える単語にはなるので、無駄になることもないですね。
高校受験対策の単語帳についてはこちらの記事をご覧ください!
英検3級 でる順パス単
単語帳で迷ったら、「でる順パス単」がおすすめです。
見やすく単語数も十分なので、安心できる一冊です。
スマホより勉強していて気が散らず、
本番の会場でも見られる紙の本で持っておくと役立ちますよ。
■ 問題集より単語帳の方が大事!
- 半分以上の問題は単語/熟語について
- 単語の知識は高校受験でも役に立つ
■ おススメの単語帳
- 英検3級 出る順パス単
英検3級対策におすすめの問題集
前置きが長くなってしまいましたが、ここから本題です。
ここからは
- 英検3級対策におすすめの問題集
- それぞれの特徴
を紹介していきます。
英検3級 過去6回全問題集
まず紹介するのは、こちらの
「英検3級 過去6回全問題集」です。
名前通り、英検の過去問に解説がついたものです。
問題は実際に出題されたものなので、傾向を外すことがありません。
英検の公式サイトには公表されない、二次試験の面接もこの本には掲載されています。
文法や分野ごとの復習は含まれていないので、
一通りの英文法は覚えている2年生後半・3年生向けです。
特に、
- 先に説明を読まされるより手を動かして勉強したい
- 合格点間近で最後の一押しが欲しい
という人におすすめです。
中古を買うのもあり
最初に確認した通り、直近3回の過去問は無料で手に入ります。
時期によっては半分も中身が被る…ということもあります。
詳しい解説と面接問題があるので決して無駄にはなりません。
しかし、解説がなくても質問できる学校や塾、家庭教師の先生がいるなど
あまりそこが魅力にならない状況もあると思います。
その場合は、中古などで古い年度のものを買う手もあります。
1年古い版であれば、公表されている過去問とも被りません。
ただ、あまりに古くなると傾向がずれていくので注意です。
特に、2017年の試験がライティングがあるかどうかの分かれ目です。
古くても2019年版までにしておいた方が無難でしょう。
また、中古の場合には
- 問題部分に書き込みがないか
- CDはちゃんとついているか
も事前に確認しましょう。
英検3級をひとつひとつわかりやすく。
次に紹介するのは、
「英検3級をひとつひとつわかりやすく。」です。
中学英文法にもシリーズがありますね。
文法事項ごとに範囲を確認していく形式です。
そのため、
- まだ習っていない英文法がある2年生以下の方
- 英語があまり得意ではなくて復習したい人
におススメです。
逆に、実践模試は少ないのですでに実力がある人には今ひとつかもしれません。
流石に1つの文法事項を深く扱っていませんが、
英検3級を目標としているのなら十分なことがほとんどです。
特に、
- 受動態
- 分詞
- 完了形
などの2年生終わり以降の文法は
知っているか知らないかで文法・長文問題に影響しやすいです。
まだ習っていない文法をこれでカバーする価値は十分にあります。
DAILY2週間 英検3級集中ゼミ
最後の3冊目は、
「DAILY2週間 英検3級集中ゼミ」です。
名前の通り、2週間で英検3級の形式を知るための問題集です。
こちらは、文法事項ごとではなく
英検の大問ごとに対策していく問題集です。
その点では、これも文法事項は一通り習っている3年生向けと言えます。
中でも、
- 今回が初めての英検で一歩ずつ対策したい
- 独学だと学習ペースが不安
という人におすすめです。
- 解説付きの過去問。二次試験も掲載
- 二年生後半~三年生向け
- 文法事項の確認。実践は少な目。
- 二年生以下/英語が苦手な方向け
- 大問ごとの対策
- 文法を習い終えた三年生向け
まとめ
今回は、英検3級対策のおすすめ問題集と、
問題集を選ぶ前に知っておきたいことを紹介しました。
割とどれを選んでも似たような内容になりやすい単語帳に対し、
問題集はレベルや苦手分野によって使うべきものが大きく違います。
まずは自分を知ることが良い問題集を手にする近道です。
そのために、せっかくタダで手に入る過去問はぜひ活用しましょう。
そうすると、一緒に単語の大事さも感じるはず。
単語帳も早めに用意しておくと吉です。
英検3級が取れれば、入試でも英語を武器にできます。
是非ともこの機会に、英語を鍛えてみてください。
それでは!
■ レベルや苦手により問題集を選ぶ
■ まずは過去問で自分の実力を知る
■ 英検サイトの無料過去問を解く
■ 単語帳は必須
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