模試の成績を見て
「このままじゃ高校に受からないかも…」
と感じていませんか?
また、受験日が近づくにつれて「本当に高校に受かることが出来るのかな…」と不安に思っていませんか?
今回はそういった方に向けて
- 学力面
- 心理面
この両方から不安の対処法をお伝えしていきます!
成績が足りなくて受かる気がしない人への対処法
模試の結果が返ってきたときに、その結果を見て
- 「志望校に成績が足りない」
- 「学力が伸びない」
などの理由から、このままでは受かる気がしないと思っている人はいませんか?
ここではそういった方々に向けて問題点とおすすめの勉強法を紹介していきます。
勉強時間、量はきちんと取れている?
まず成績が上がらない人に一番当てはまるのが、
- 「十分な勉強時間が取れていない」
- 「勉強量が足りていない」
ということです。
皆さんは毎日きちんと勉強する時間は取れていますか?
自分は普段どのくらい勉強をしているのか把握出来ていますか?
まずはそこをきちんと把握するところから始めましょう!
受験生に必要な勉強時間について詳しく知りたい方はこちらをチェック!
受験生必見!受験生に必要な一日の勉強時間!
緊張感を持とう
勉強量、勉強時間が十分に取れているのか把握するのに一番良い方法として
・受験日まであと何日あるのか
・それまでにどのくらいのことが出来るようになる必要があるのか
を書き出し、それを1日のタスクにまで落とし込むということです。
実際に行ってみると想像以上に時間がないということに気付くと思います。
まずは時間がないことに気付いて危機感を持ち、もっと勉強しなければならないと感じることが大切です。
受験生のスケジュールの立て方について詳しく知りたい方はこちらをチェック!
受験生必見!勉強効率が上がるスケジュールの立て方を解説!
毎日勉強時間、量を記録につけよう
危機感を持つことができたら、次はどうすればいいのでしょうか?
答えは簡単です。
勉強しましょう!
ただ、ここで一つ注意があります。
それは毎日勉強した時間と量を記録につけてください。
なぜこれが重要なのか?
それは、人間は怠ける生き物だからです。
毎日勉強をしていると「今日はいつもより勉強頑張ったから~」と言って休みたくなることがあると思います。
もちろん休憩を取ることは大切です。
ですが休み過ぎてはいけません。
休み過ぎてしまったかどうかを判断する時に、この記録が役に立つのです。
これだけやらなくてはいけないことがあるのに対して、自分はどれだけ出来ているのか、記録につけていると一目でわかります。
この記録を見れば自分はどれだけ休んでいいのか客観的に理解することが出来るため休みすぎなくて済みます。
日々の目標を確実にこなすことが出来ていれば必ず成績は上がっていくでしょう。
自分なりの勉強法は確立出来ている?
次に、成績が足りない人に当てはまるのが、自分なりの勉強方法が確立出来ていないということです。
皆さんは自分にあった適切な勉強方法は見つけられていますか?
先生や頭のいい友達にオススメされた参考書にむやみやたらに手を出していませんか?
まずはそこから改善しましょう。
主体性を持とう
まず、自分なりの勉強方法を見つけるのに一番大切なこととして主体性を持つことです。
人によって得意なこと、不得意なことは違います。
友達にとってはその勉強方法が良かったとしても自分にとってはそうとは限らないのです。
例として、私の話を見ていきたいと思います。
私は英単語を覚えるのがとても苦手でした。
友達と同じ時間をかけて単語帳を見てもどうしても私の方が覚えられる量が少なく、いつも小テストの点数が低くて困っていました。
そこで勉強方法を変えてみたのです。
見ても覚えられないのならば、聞いたり声に発してみれば覚えられるのではないか?
その単語帳に付属していたCDの音声を時間がある時に常に聞いてそれをブツブツと唱えながら覚えるようにしました。
その結果、次の英単語の小テストでは他の人と同じように満点に近い点数を取ることが出来るようになりました。
このように各個人、自分にあった勉強方法は違います。
そして、それは試行錯誤して自分で見つけていくしかありません。
自分が何のために勉強をしているのか?
それは周りの人から「勉強をやっている風に見られたい」からではなく、しっかりとテストで点数を取るためのはずです。
その目的をしっかりと見つけた上でどうしたら自分の成績は上がるのか、主体的に探してみましょう。
一つやり方を決めて貫こう
次に必要なことは「勉強方法を一つに定める」ことです。
参考書は一科目につき一つで構いません。
一つ自分にあった参考書を見つけてそれを極めるということをしていきましょう。
まれに他の人にいいと言われたからという理由で参考書をコロコロと変えてしまう人がいます。
ですが、人に合う勉強方法が自分にあうとは限りません。
それよりも一冊の参考書に書いてある内容を何度も繰り返して完璧にした方が成績は上がります。
自分にあったやり方を貫いて勉強してください。
まずはどの参考書を選べばいいかわからない方はこちらをご覧ください!
・タイプ別診断!自分に合った中学英語の問題集は?
・どう選ぶ?高校受験の英語単語帳!レベル・偏差値別におすすめも紹介!
なんとなく受かる気がしない人への対処法
受験当日に向けて、普段から勉強は頑張っている。
でも、どんなに頑張っていても、ちょっと時間が空くと「受かる気がしない」と猛烈に怖くなったり、ネガティブになったりしてしまう。
そんな人はいませんか?
ここではそんな人に向けて心理的な面の対処法を紹介していきたいと思います。
皆同じように不安だから安心しよう
不安に感じてしまう人の特徴として、「他の人が自分より凄く勉強が出来るように感じてしまう」ということがあります。
確かに自分より勉強が出来る人なんて探せばいくらでもいますし、上を見ていたらキリがありません。
ですが、一つ確実なことがあります。
それは、
「自分より優秀そうに見える人」や
「余裕そうに見える人」も
勉強を頑張っている限り何かしらの不安や心配ごとがあるのです。
不安がない人はそもそも勉強を頑張っていません。
ネガティブや不安になれるということは、裏を返せば勉強を頑張っているということを示す証なのです。
まずはそのことに自信を持ってください。
「私は不安になれるくらいこれまで勉強を頑張って来たんだ、凄い!」
と自分を褒めてあげてください。
その上で自分の抱える不安を少しでも減らせるように考え方を変えていきましょう。
自分を褒めるときは声に出すのが一番いいです。
声に出すことで口を動かすのは当然ですが、耳からも刺激を受けるので五感を活用することができます。
恥ずかしいかもしれませんが、是非試してみてください。
ポジティブに考えよう!
受験勉強を続けるにあたって大切なのはポジティブに考える習慣をつけることです。
どこまでやっても勉強にはキリがありません。
そんな中、ネガティブに考えているとどんどん気分が落ち込んでしまい、最終的に病んでしまいます。
ここでは不安をポジティブに変えていく方法を紹介していきたいと思います。
成績を見直そう
まず一つ目にやるべきこととして成績を見直すということです。
今まで受験勉強を続けてきた中で、いくつも模試や試験を受けてきたと思います。
そういったものを見返してみてください。
まずは、これまでこんなにも多くの試験を受けてきたのかと努力を誉めましょう!
その上で見返してみると
「昔はこの分野のこの問題が解けていなかったのに、この試験から出来るようになった。」
「ここちょっと成績が上がった!」
と日々の成長が可視化されて見えると思います。
こういったもので自信を取り戻しましょう。
日々の記録を見返そう
次にやるべきこととして、日々の勉強の記録を見返すということです。
- 今まで参考書1日何ページずつ進めてきたから、こんなにも今進んだ!
- 毎日何時間勉強したから今月の勉強時間は○時間だ!
- ずっとこのノートで勉強してきたからいまこれ○冊目だ!
など身の回りを見返してみると数多くの今まで勉強してきた記録が残っているはずです。
特に今まで使用したノートはすべて溜めておいて見返すとかなり自信になります!
これらを見返して自分のこれまでの頑張りを認めてあげて自信を取り返しましょう。
根拠のない自信を持とう
そして、最後にやるべきこととして根拠のない自信を持つということです!
今までは、「何かしらの根拠があるから自信を持とう!」という話をしてきました。
ですが、根拠なんか全くなくても自信を持ってもいいのです!
もちろん自信を持ってるからといって勉強をサボってはいけませんよ?
ですが、ネガティブになるよりポジティブに考えて勉強した方がモチベーションも上がり楽しく勉強を続けられます。
- 「なんとなくこの学校入れる気がする」
- 「なんとなく受かる気がする」
それでいいのです。
受かった後、どんな学生生活を送れるのか考えたらウキウキしてきませんか?
いつも合格後の自分の姿を思い浮かべて楽しく勉強に取り掛かってみましょう。
受験直前の勉強法
受験生からこんな質問をいただきました。
_______
『入試直前の時期は、過去問をいっぱい解くか、3年間のまとまったテキストをいっぱい解くか、どっちがいいですか?』
_______
これは間違いなく
『過去問や予想問題を解いて、わからなかった問題のみピンポイントで復習』です!
闇雲に3年分の総復習をしても効果は薄いので
①予想問題で苦手の洗い出し
⇩
②解説で苦手をできるようにする
⇩
③できることが増えて点数UP
が理想的です!
試験当日受かる気がしない人への対処法
ここまでは、日々の勉強の中で受かる気がしない人への対処法を紹介していきました。
最後は試験当日の注意事項を紹介します。
試験当日に、今までやってきた勉強の実力が出せないほどに緊張してしまったり、不安になってしまったりしたらもったいないですよね?
ここではどうしたら普段通りの実力を本番の試験でも出せるようになるのかを紹介していきます。
模試だと思って入試を受けに行こう!
皆さんは普段から模試は何度も受けてきましたよね?
そして過去問も解いてきたはずです。
それならば、当日の試験も、「過去問を試験会場で受けているだけ」って考えてみましょう!
そう、いつも通りに受ければいいんです。
「今日は本番!今までの努力の成果を出し切るとき!!」と思ってしまうから余計に緊張してしまうんです。
実際、本番の試験中にど忘れしてしまうことってあります。
人間は完璧な生き物ではありませんので、緊張してど忘れすることはあります。
大切なのは、ど忘れした時にどう捉えるかの捉え方です。
「あれ、どうしよう…忘れちゃった」と頭が真っ白になってしまい、別の問題が解けたかもしれないのに見落としてしまう可能性があります。
ですが、本番の試験もいつもの模試のように受けていたら、後で復習し直そうと考えて、気持ちを切り替えすぐ次の問題にいけると思うのです。
だからこそいつも通りと思って試験を受けにいくことが一番大切なのです。
身の丈以上の実力を発揮することはできません。
試験前日まで全力で勉強したのなら、本番の試験ではリラックスして挑みましょう。
それでも緊張してしまう人にテクニックを共有しておきます!
- トイレの鏡で自分の顔を見て深呼吸
- 緊張しているときはあえて「緊張しちゃっているなぁ」と口に出してみる
- 試験開始の合図と同時に答案用紙を開かず、3秒くらい周りを俯瞰してリラックスしてから開く
是非ご活用ください!
友達と休み時間の答え合わせは禁止!
試験当日、いつも通りの模試の感覚で受けにいくと良いとお伝えしました。
ですが一つだけ注意事項があります。
それが友達と休憩時間に受けた試験の答え合わせをしてはいけないということです。
なぜこれがダメなのか?
もしその問題が合っていたら無駄に自信を持ちすぎてその後の科目の手を抜く可能性があります。
もし間違ってたら投げやりになって試験を途中放棄したくなるからです。
あくまで入試の合否は相対評価で決まります。
自分が「出来た!」と思った科目が、他の受験生のが出来ていては合格につながりません。
また、自分が全く出来なかったと思った科目でも、他の受験生が同じように出来ていないならば不合格に直結しません。
そういった意味でも試験が全て終わるまで、自分が受かったかどうかは誰にもわかりません。
最後まで一定のモチベーションで試験を受け続けるためにも、友達と答え合わせをするということは試験が全て終わるまではしないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
これまで受かる気がしない時の対処法を勉強面、心理面、当日の3つの分野に分けて説明していきました。
勉強をしていても、しなくても、笑っても、泣いても、試験当日が来たら入試を受けることになりますし、それによって合否が決まります。
合格発表の日に後悔しないためには、結局は今できることを確実に進めるしかありません。
自分の不安に負けないように、今回紹介した方法を活用して日々の勉強を進めていきましょう!
確実に志望校合格に近づいてくるはずです。
皆さんの志望校合格を陰ながら祈っています。
頑張ってください。
テスト前日の過ごし方について詳しく知りたい方はこちらをチェック!
コメント一覧