テスト前日の勉強の効果を最大にする方法1 min read

テスト対策
くーちゃん
くーちゃん

テスト前日ってなにすればいいのかな?

テスト前日の勉強法についてご紹介します。

  • テスト前日までに勉強をしっかりとして来た人
  • 残念ながらしていなかった人

どちらもいらっしゃると思いますが、
テスト前日に行うことの方向性は基本的には同じです。

 

本記事では、テスト前日の勉強法について

  • 勉強の準備
  • どう勉強するか

の2つに分けてお伝えします。

 

produce:代表 押川
Laf創業・経営8年目【経歴/実績】
・これまで200名以上のお子様の指導実績あり
国公立をはじめとした難関高への進学をサポート
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勉強の準備

 

冒頭でも述べた通りテスト前日の勉強法は
それまでに勉強をしっかりして来た人と、そうでない人で行うことは基本的には変わりありません。

しかし、やはりこの勉強法でもその恩恵を最大限に受けることができるのは、
勉強をしっかりして来た人です。

この方達は、テスト前日の勉強の準備ができている状態になっています。

それはいったい、どういう準備なのかをこの以下でお伝えしていきます。

 

当日、実力を発揮するためには睡眠を取ることも重要になります。

テスト前日の睡眠時間についてはこちらの記事をご覧ください!

 

概要

まずは、そもそもどうしたらテストで点数を上げることができるのかを一度考えてみましょう。

普段意識される人は少ないと思いますが、
テスト前日の勉強を効果的にするために理解しておかなければいけないポイントです。

ぜひ皆さんも少し頭に思い浮かべてみてください。

 

どうでしょうか?

答えは簡単です。

「わからない問題をわかるようにすれば、点数は上がります。」

 

それでは、どうすればわからない問題をわかるようにできるでしょうか?

これも簡単です。

「自分のわからない問題が何かを特定し、その解法を理解する、または答えを暗記することで解けるようになります。」

 

はい。ここまで読んでお分かりになったと思います。

テスト前日の勉強に限らず、テスト勉強全体として重要なことは、

「わからない問題をわかるようにする」ということです。

これは当たり前のことすぎて皆さん普段意識されないことですが、
テスト前日の勉強においては、殊更ここを意識できていることが重要となります。

テスト前日の勉強法とは、
「限られた残り少ない時間の中で効率的に自分のわからない問題を特定し、その対策を講じること」だからです。

 

どうしてもテストの点数が上がらないという方は、こちらの記事をご覧ください!

見直しノート作る

上で見たように、効率的にテスト前日の勉強を行うためには自分のわからない問題を特定する必要があります。

わからない問題を解けるように対策を講じるためには、
自分がどの問題をどれくらい分かっていないのかを知っておく必要がありますよね。

それが事前にできているかできていないかで、テスト前日の勉強をどれくらい実りあるものにできるかが決まります。

だから、それまでに勉強を行なって来た人の方が有利になります。

もし、勉強をして来なかった人でも、自分がどの分野、どの問題の理解や記憶がないかを思い返しましょう。

それをする前に闇雲に勉強しても点数は上がりにくいでしょう。

 

勉強して来た人、して来なかった人、どちらも「見直しノート」を作ることをオススメします。

正確には、勉強をしながら「見直しノート」を作ることが理想です。

勉強した中で解けなかったところや暗記できていなかったところを中心に、
問題と、解法の理解/暗記における注意点を記入していきましょう

そうすることで、自分のわからない問題の特定と対策を準備しておくことができます。

テスト前日はこのノートを見返すだけで済むようになり、非常に効率的な勉強を行うことができます。

 

もし作っていなかったとしても遅くはありません。

テスト範囲を見て、それまでの自分を思い返したりノートを確認したりして、
自分がどの分野で多く間違いをしているか、どう間違えているかを認識しましょう。

認識できたら、それを「見直しノート」にメモしてまとめてみましょう。

それだけでもテスト前日の勉強を効率を上げることができます。

 

テスト勉強というと、
「1日〇〇時間勉強する!」というように時間で目標を立てて時間で勉強の進捗を測る人が多いです。

しかし、それは本質的ではありません。

改めて確認ですが、テストで点数を上げるためには、わからない問題をわかるようにすることが必要です。

であれば、勉強の目標や進捗は、「どれくらいの問題をわかるようにしたか」で測るべきです。

「1日〇〇問わかる/解けるようにする!」などの目標の立て方にすると良いでしょう。

「見直しノート」はそうした勉強を強力にサポートする手段です。

テスト前日の勉強においてはその真価を発揮するでしょう。

「見直しノート」を侮らないことです。

 

■ テストの点数を上げるには?

  • 分からない問題を分かるようにする

■ 分からない問題を分かるには?

  • 分からない問題を特定する
  • 分からない問題の解き方を覚える

■ 見直しノートを作成する

  • 解けなかった問題
  • 暗記できなかった内容をメモ

 

どう勉強するか

 

さて、準備ができたら早速勉強に移りましょう。

とはいえ、細かいところで注意することがまだいくつかあります。

以下ではそれらをお伝えします。

 

計画を立てる

前日であっても、計画的にテスト勉強を行うことが大切です。

なぜなら、テスト前日ともなれば勉強に使える時間はわずかしかないからです。

見直す範囲を特定していたとしても、闇雲に時間を使っては効果的な時間を過ごすことはできないでしょう。

 

そこでまずは勉強を終える時間を決めましょう。

今からその時間までどれくらいの勉強時間があるかを確認し、どの勉強にどれくらいの時間を使うかを決めましょう。

いくら詰め込もうと意気込んでいたとしても、全部やるなんて非現実的な考えは捨てるべきです。

現実的に、定量的に考えて、自分が残り使える時間で最大限どれくらいのことができるかの見通しをつけます。

それを達成するためにすべきことを明確にして行動しましょう。

 

そこでは、意識的に勉強の優先順位づけを行うと良いでしょう。

優先順位をつけて計画的に行うことで効率的な勉強を行うことができます。

優先順位の決め方ですが、

  • 理解/暗記のしやすさ(あまり時間をかけなくともわかる可能性が高い)
  • 理解/暗記しないといけない重要度(その理解がそれ以降の問題の理解/暗記に大きく影響する)

などが挙げられます。

以上はほんの一例です。

自分の状況を客観的に考えながら、適切な判断基準を決めて優先順位をつけていくことをお勧めします。

 

不安問題の解き直し

「見直しノート」にまとめてある問題や、不安な範囲のメモなど、
自分の不安な問題を見直す準備ができていると思います。

特に不安な箇所は見直すだけではなく、実際に解き直してみることをお勧めします。

見直しは、短時間でできて効率的ではあるのですが、一つ欠点があります。

それは、眺めているだけでは自分が本当に理解できているかどうか確認ができないことです。

自分が解けない問題であっても答えや注意を眺めていると、理解していないのつい理解していると錯覚してしまいます。

これは危険な落とし穴ですので、直感的に不安を感じる問題は実際に手を動かして解き直してみると良いでしょう。

それにより、もし理解できていなかった場合、自分が本当はどの部分でつまづいているのかがわかります。

 

もちろん、すべての問題を解き直すことはできないですし、効率がいいとは言えません。

解き直す問題も絞ることを意識してください。

その基準は先ほど述べたように、「直感的に不安を感じるか」というところがありますが、
それに加えて、「応用問題ではないこと」も意識すると良いでしょう。

テストにおいて通常、応用問題はそう多くはでません。

基礎から標準問題の出題がほとんどであるのが普なので、
よほど余裕がある場合でなければ、応用問題は基本的には後回しにして良いでしょう。

「直感的に不安を感じる」かつ「応用問題ではない」問題の場合は解き直す。

これを意識しましょう。

 

暗記科目の復習

これは鉄則ですが、前日にできることで効果的なのはやはり暗記科目です。

見直しや解き直しも、準備をしていれば効果的であることには変わりありません。

しかし、前日に勉強している時に一人ではどうしてもわからない問題があった場合はどうしようもありません。

そこに頭を悩ませて時間を浪費するよりは、暗記科目に時間を使った方が効果的です。

 

暗記科目は覚えることが多い上に、時間が経てば記憶も薄れてしまいます。

完璧という状態になっている自信がある場合以外は、
暗記科目に時間を使うことで前日に点数を大きく伸ばせる可能性が高いです。

ただし、暗記科目の勉強と言っても、ただ「覚える!」という意識だけで勉強するのはNGです。

 

暗記するべき対象があったら、

  • 授業の内容を思い出す
  • ストーリーなどを思い出しながら流れの中で覚えるようにする
  • 独自の連想や語呂を作ったりする

などして、工夫をしましょう。

そうすれば、覚えやすく、忘れにくくなります。

ぜひ、効果的な勉強をしていくことを心がけましょう。

暗記科目の勉強を勧めはしましたが、ぜひ自分の状況と相談しながら、どう勉強をしていくかを決めましょう。

 

■ 計画を立てる

  • 勉強を終える時間を決める
  • 勉強内容に優先順位をつける

■ 不安問題の解き直し

  • 見直しノートの問題を解き直す

■ 暗記問題の復習

  • 工夫して覚えると◎

 

試験当日の決め事(おまけ)

 

おまけです。

できるかどうかわからない不確実なものに挑む時は誰でも不安になるものです。

そんな時は、自分の方から、確実にすることを決めておきましょう。

そうすることで、“不確実なもの“への不安が少しは和らぎます。

 

ここではいくつか、当日の決め事の例をご紹介します。

  • 朝教室に入って席に着いたら深呼吸を2回する。
  • 暗記ものの参考書などを広げて眺める。
  • 筆記用具を机に出して、きちっと並べる。
  • 問題用紙が配られたら、解けそうな問題がどれかを目視で確認し、
    試験開始の合図があったらそれらの問題に印をつけて優先的に解く。
  • 休憩時間は一旦席を立って廊下を歩く。
  • 出来があまり良くない感触のテストだったら、休憩時間に水場で顔を洗って気分転換する。
  • 休憩時間に友達と少し話す。

などなどです。

良かったらぜひお試しください。

当日何をするかを先に決めておくと、当日に慌てずに済みます。

 

■ 試験の不安

  • 試験は結果が分からず、誰でも不安
  • 確実にする事を決めて不安を緩和する

■ 当日の決め事の例

  • 教室に入り、席について深呼吸
  • 暗記ものの参考書を眺める
  • 筆記用具を机にきちっと並べる
  • 休憩時間は友達と話す

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

テスト前日の勉強法について、準備から実際に勉強する際の注意点まで簡単にご紹介してきました!

 

やはり前日の勉強においても、準備があるに越したことはないことをわかっていただけたと思います。

もちろん、準備が不十分だったとしても、
その日に振り返りと計画を立てることで効果的な勉強に近づけることができます。

そうした細かな準備が明暗を分けます。

大事なことなので最後にも繰り返しますが、
「テストの点数を上げるには、わからない問題を少しでも多くわかる問題に変える」

これを忘れなければ、テスト前日であっても効果的な勉強をすることができるでしょう。

「わからない問題をわかる問題にしていく」
「そのために、わからない問題を特定しておく」
「見直しノートを作る」
「前日でも計画を立てる」
「必要であれば実際に解き直す」
「行き詰まったら暗記系に時間を使う」

上記をぜひ実践し、効果的な勉強を前日に行ってテストに臨んでもらいたいと思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

皆さんの行動が、良い結果へとつながりますように、心からお祈りしております。

 

■ テスト前日の勉強は準備が重要

■ 見直しノートを作成しておく

■ 計画的に勉強する

■ 優先順位をつける

■ 眺めるだけでなく、解きなおす

■ 暗記科目は工夫して覚える

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