家庭教師って何がいいの?自分の子は家庭教師と塾だとどっちがいいの?
家庭教師に向いている子はどんな子?
今回はそんなお悩みを塾と家庭教師のメリット・デメリットを解説したうえで、
どんな子に家庭教師がおすすめかを説明していきます!
塾のメリット・デメリット
ここでは、まず塾のメリットとデメリットを3点に絞って紹介していきます。
やはり塾にも家庭教師にもメリットとデメリットがあります。
どちらも理解したうえで、お子さんにあった学習環境づくりをしていきましょう。
塾のメリット
友達と切磋琢磨しながら勉強できる
塾のメリットの一つのうちに友達と切磋琢磨しながら勉強できるということがあります。
スポーツでも勉強でも、友達と競争することで自分の実力アップにつなげるお子さんは少なくないはずです。
塾では自分の点数を上げるために必死になって勉強している児童生徒が多いです。
そのため性格次第ですが、周りを見て自分のモチベーションに変え、
成績を上げるために頑張れるという好循環を得られる可能性があります。
学校よりも速いペースで学習を進めることができる
塾では学習レベルに分けて指導していくような塾センターが多数あります。
そのため、学力が高いクラスに入ることができれば、
授業では取り扱わないような勉強も先取りして、学習することができます。
勉強ができる生徒は学校の授業ではなく、
自分のペースに合わせて学習を進められるというのは大きなメリットのうちの一つと言えるのではないでしょうか。
自習室がある
筆者的塾の一番のメリットは自習室があるということです。
塾の自習室ほど学習環境が整っている場所はそうそうないでしょう。
静かな雰囲気で、周りの友達が頑張っており、わからないところが出たらすぐに先生に聞きに行ける。
自分の学習効率を最大化するためにはとてもいい環境であるといえます。
塾のデメリット
基礎が身についていないと授業についていけない
塾では、学校のように集団で授業を行います。
塾の講師はもちろんその集団のレベルに合わせた授業を行います。
そのため、そのレベルに自分があっていなかった場合、
授業が進むにつれてどんどんわからないところが増えていき、授業についていけなくなります。
予定管理が難しい
塾では授業時間がある程度決まっています。
そのため自分の近くの塾では平日の放課後しかやっていないけど、
お子さんは土日しか空いている時間がない、といった場合授業を受けられないことがあります。
また、授業日程が決まっているので、
予定変更があった場合はその塾に行けないなどということもあるのが塾のデメリットとして言えるでしょう。
送り迎えが必要
塾に預ける保護者さんとしての一番のデメリットはこの「送り迎えが必要」といったところではないでしょうか。
忙しい中でお子さんの塾のために仕事を抜けたり、
家事ができなかったりするといったようなことは正直とても大変です。
そういった忙しい方は家庭教師のほうがいいかもしれません。
塾のメリットとデメリットをより詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください!
■ 塾のメリット
- 友達と切磋琢磨出来る
- 学校より速いペースで進められる
- 自習室がある
■ 塾のデメリット
- 基礎が疎かだとついていけない
- 予定管理が難しい
- 送迎が必要な場合がある
家庭教師のメリット・デメリット
ここでは家庭教師のメリット・デメリットをそれぞれ3点に絞って解説していきます。
家庭教師はお子さんの性格や学習レベルによって成長の度合いが変わってくるので、
家庭教師のメリットやデメリットもしっかりと頭に入れて塾か家庭教師の選択を行っていきましょう。
家庭教師のメリット
生徒のペースにあった指導をしてもらえる
家庭教師の一番のメリットは生徒のペースにあった指導をしてもらえるということです。
お子さんの成績UPに欠かせない要素の一つとして、
お子さんの学習レベルや性格に合わせたカリキュラムで勉強を進めていく、というものがあります。
どれだけ優秀な先生から教えてもらっても、
そのお子さんの性格や学習レベルに合わせた指導をしなければ、
お子さんの成績は一向にあがらないでしょう。
そういった面でも、家庭教師は一対一の個別指導であるため、成績UPがしやすいともいえるでしょう。
時間の融通が利きやすい
家庭教師は基本的にその家庭の事情に合わせて、家に講師が来てくれます。
例えば平日の夜遅くや、土日の指導など、
忙しいお子さんの都合に合わせた指導をしてもらえることも家庭教師のメリットの一つとして考えられます。
家での学習習慣がつく
自宅学習が苦手なお子さんは多いと思います。
しかし家庭教師では自宅に講師が来てくれて指導をしてもらえます。
そのため自宅も学習環境の一つとなり、家庭教師がいない時でも自宅で学習を進められるようになります。
一日のうち家でいる時間は多いと思いますので、その時間を学習時間にあてられるようになれば、
成績UPにつながることは間違いないです。
家庭教師のデメリット
料金が高い
家庭教師を頼まれる保護者さんの一番のデメリットがこの料金が高いといったところではないでしょうか?
家庭教師は1対1の個別指導でかつ、家まで講師が来てくれます。
そのため人件費や交通費がかさんでしまい、料金が高くなってしまうことは仕方がないことです。
高い料金を払っている分、良い家庭教師に出会えるよう家庭教師選びには注意していきましょう。
友達とのやり取りがなく、刺激が少ない
これはお子さんの性格によってはデメリットになります。
お子さんがもし負けず嫌いで、ほかの人の頑張りから刺激をもらって頑張れるような子でしたら、
塾のほうが周りの頑張りに感化されて、さらに頑張れる可能性が高いです。
もし、おとなしい性格でマイペースなお子さんでしたらこれはそれほどデメリットにはならないかもしれません。
保護者さんが気を遣う
家庭教師は基本的に自宅まで来てくれ、自宅でお子さんに指導してもらえます。
そのため家の掃除、お茶を出しなどの気遣いが面倒くさいといったデメリットも家庭教師にはあるといえるでしょう。
■ 家庭教師のメリット
- 個人に最適なペースで指導される
- 時間の融通がきく
- 家での学習習慣がつきやすい
■ 家庭教師のデメリット
- 料金が高い
- 友人との競い合いがしづらい
- 保護者が気を遣う
家庭教師はこんなお子さんにおすすめ!
ここでは、
塾と家庭教師のメリット・デメリットを踏まえたうえでどんなお子さんに家庭教師が向いているのか、
を解説していきます。
ここに当てはまるお子さんは家庭教師を利用して成績UPを目指してみてもいいかもしれません。
家での学習習慣が身についていないお子さん
まず一つ目に家で学習習慣が身についていないお子さんは家庭教師に見てもらうといいでしょう。
家が休むところで勉強するところではないという意識を家庭教師で変えてもらえることができます。
精神的な問題なの、と思われるかもしれませんが、
まずは自宅で勉強をしてみるといったその行動が、
自宅学習の習慣を身に着ける第一歩と考えてよいでしょう。
自分のペースで学習を進めたいお子さん
上記でも述べた通り、家庭教師は1対1の個別指導であるため、
周りの友達を気にせずに自分のペースに合わせて指導をしてもらえます。
たくさん人がいるときに質問がしにくいお子さんや、
周りの成績と比較して落ち込んでしまうお子さんなどは、
家庭教師で自分の目標に向かって少しずつ成長していけるかもしれません。
部活動などで忙しいお子さん
部活動などで忙しいお子さんは時間に融通が利きやすい家庭教師を頼むといいかもしれません。
家庭教師のメリットとして時間の融通が利きやすい、送り迎えの時間を使わなくてもいいなどがあります。
そのようなメリットを考えると
部活動などで忙しいお子さんの隙間時間を上手に使って家庭教師を利用してみるのもいいかもしれません。
■ 家での学習習慣がない
- 家を休む場所として認識してしまっている
■ 自分のペースで進めたい
- 人がいると質問しづらい
- 周りと比較したくない
■ 部活などで忙しい
- まとまった時間がとりづらい
まとめ
いかがでしょうか。
今回は塾と家庭教師のメリット・デメリットを解説したうえで、
家庭教師がおすすめなお子さんの紹介をしていきました。
塾も家庭教師も決して安くない出費ですので、
メリット・デメリットを理解したうえで、よく調べてお子さんの成績UPにつなげていきましょう!
■ こんな方は塾向き!
- 負けず嫌い
- 家では集中できない
- 少しでも価格を抑えたい
- 自宅に他人を迎えたくない
■ こんな方は家庭教師向き!
- 自分のペースで進めたい
- 家で学習する習慣をつけたい
- まとまった時間が取りづらい
- 送迎ができない