
集団塾の適正を確かめるには?
もしかして、うちの子は集団塾が合っていない…?
こんな不安をお持ちのご家庭も多いのではないでしょうか。
性格や学習状況に合った塾を選ぶのは、高校受験の成功に必要不可欠です。
もし本当に集団塾が合わないなら、早めの方針転換が必要かもしれません。
ですが、塾を変える・選び直すという大きな転換は思い切りづらいもの。
そこで今回は、
集団塾から方針を変えるべきかの判断基準として
- 集団塾が合っている子と合っていない子の特徴
- 実は集団塾でもやっていける子の特徴
を紹介します。
集団塾が合う人
まずは、集団塾が合っている子の特徴を3つ紹介します。
集団塾が合っているかどうかの大きな判断基準は、
『塾が想定しているカリキュラム通りに勉強できるかどうか』です。
集団塾は、カリキュラム通りに勉強していけば学校の勉強や受験に遅れを取らないように設計されています。
そのため、これについていける素質があるかが、まず重要です。
勉強のスタートラインに立てていること、心が折れないことが求められます。
やるべきことをきちんとできる
集団塾への適性を見極める上で最重要なのが、
言われたこと、やるべきことをきちんとできることです。
例えば、
- 塾の宿題を毎回必ずやる
- 学校でも塾でも授業をしっかり聞く、
- 学校の提出物を忘れずに出す
などです。
当たり前のようでいて、中学生の時点でこれができるのは立派な能力です。
宿題での復習や授業への取り組みを真面目にやることで、
先生も生徒の理解度を正確に把握しやすくなります。
もしつまづくことがあっても塾が原因を特定をしやすくなるので、フォローしてもらいやすいという点でも集団塾についていくのに大事な力です。
もし、集団塾への不安があれば家庭教師のノーバスを検討してみるのも良いかもしれません。
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さらに、勉強に関することだけでなく、勉強自体への取り組み方まで教えてもらえるため、集団塾に比べてコストパフォーマンスが高いことも家庭教師のノーバスの魅力です。
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テストの点や成績を気にする
テストの点や成績が出るたびに、興味を持って見ていることも大切です。
言い換えれば、テストや成績が大事だと思っているということです。
こういった子は、勉強の出来具合に自分なりの目標・理想があります。
最初は「今より成績を下げたくない」という現状維持の目標でも大丈夫ですが、「今より高い点数を取りたい!」と目標を持てている状態がベストです。
目標を持つ意識さえあれば、最適な目標は塾が提案してくれます。
例えば、「今の成績であれば、これくらいの偏差値の学校に進学できそうだね」や「もう少し頑張ればワンランク上の学校を目指せるので、もうちょっとだけ頑張ろう!」など。
また、集団塾ではテストの点数や成績を大々的に褒めてもらえることが多いです。
例えば、成績アップや高得点を貼り出してもらえる、など。
自分なりの目標だったものを達成して一緒に喜んでもらえることで、勉強のやる気につながるというケースも多く見られます。
このように、勉強に対して何かしらの高いモチベーションを持てている状態であれば、集団塾に入るというのはベストな選択肢と言えます。
高いモチベーションを保った状態で、勉強に意欲的に取り組めるタイプであれば、集団塾はとてもコストパフォーマンスが良いですからね!
もし、モチベーションを高く保ちながら勉強に取り組むのが難しい…というのであれば、個別指導で徹底的に向き合ってくれる、家庭教師のノーバスやインターネット家庭教師Netty
など、個別指導形式のサービスを利用する方が、成績の向上につながります。
特に、個別指導は『わからないことがあれば、理解できるように丁寧に解説してくれる点』や『その子にあった勉強方法』など勉強に取り組む以上に大切なことを指導してくれます。
お子様にあわせた最適な指導を受けられるという点では、家庭教師に軍配が上がるでしょう。
競争がやる気につながる
ライバルと競走することでやる気が出る子はもちろん集団塾向きです。
上の「目標を持つ」ことと似ていますが、「目標を持って勉強に取り組むこと」は「自分との戦い」なのに対して「競争心を持って勉強に取り組むこと」は「ライバルとの戦い」です。
特に、受験を見据えた集団塾では普通、テストの結果が毎回貼り出されます。
それを見て、
- 上の順位にいる子を抜かしたい
- 努力している他の子に抜かされたくない
と思える子は集団塾に向いています。
時には、『ライバルに負けた悔しさを糧にして成長する』ということもあるでしょう。
ここで紹介した3つに当てはまるような子は集団塾向きです。
全てに当てはまらないといけないわけではありません。
順位には興味がないけど、とにかく80点は切りたくない!という子もいます。
- やるべきことをできる
- やる気が出る理由のどちらかが当てはまる
この二点がそろえば集団塾が合っていると考えてもいいでしょう。
■ やるべきことをきちんとできる
- 塾の設定したカリキュラムに沿える
■ テストの点や成績を気にする
- テストの出来具合に目標や理想がある
■ 競争がやる気につながる
- 負けず嫌い、低い点は取りたくない
集団塾が合わない人
次に、集団塾が合わない子の特徴を3つ紹介します。
先ほどとは逆に、塾のカリキュラムについていけない可能性があると集団塾は向いていないということになります。
勉強を諦めてしまっている
勉強そのものへ目標や、やる気が持てない子は集団塾向きではありません。
できない現状に妥協しており、どうせやってもできないなど勉強することを諦めてしまっているという状況です。
こういった子は、塾が想定している通りの勉強に取り組んでくれません。
塾にはカリキュラムがあるとはいえ、授業だけで全ての勉強はまかなえないため、必ず宿題が出ます。
例えば、
- 宿題で復習する
- 単語テストの勉強をしていつまでにいくつ覚える
- 学校で提出物を出して内申点をもらう
などは塾外での取り組みになります。
カリキュラム通りなら一定の成果が出るようになっている集団塾も、そこから外れるような動きをされてしまうと期待する成果は出せません。
塾も全く手放しではないとはいえ、1人の生徒にかけられる時間は限られます。
塾だけでは手が回らず、授業に置いていかれて余計に勉強へのモチベーションが下がってしまうなど、残念な結果になることも少なくありません。
そのような子の場合は、個別指導型の家庭教師のノーバスやインターネット家庭教師Netty
を利用して、
- 勉強の楽しさを理解する
- 勉強をする意味やメリットを理解する
- 適切な指導が受けられれば、自分も勉強できるんだ!と自信をつけてもらう
といった部分から始めていくことで、結果的に成績が上がることにつながってきます。
苦手が積み重なっている
勉強自体に前向きでも、
- やる気を出し始めた時期が少し遅い
- 家庭の事情やけがでの入院などで勉強に遅れが出ている
など、様々な事情から勉強できていない範囲が多い場合も考えられます。
残念ながらこういった場合も集団塾は最適ではないことが多いです。
集団塾では、基本的に学校より進んだ範囲を扱います。そして、夏期講習などの長期休暇で今までの復習を扱います。
夏期講習についても、一度習っていることが前提なので詳しい解説は行わないことがほとんどです。
「思い出す」ことが中心になるので、振り返って苦手をなくす方針ではないのです。
この影響が特に大きく出るのが、数学や英語といった積み重ね教科です。
数学であれば、関数の前に方程式。
英語であれば、完了形の前に過去形など。
前提になるべき単元が理解できていないといくら次の単元を勉強しようと思ってもついていくことができません。
このように前の単元でつまづいてしまって、次の単元がわからない→勉強ができないと思い込んでしまいどんどん勉強が嫌いになる。結果的にどんどん成績が下がってしまうというケースが多いです。
また、集団塾の宿題の量だと日々の勉強に追われて苦手を克服する時間もなくしてしまう場合もあります。
苦手をなんとか対策してから入塾するか、方針変更するのが安全です。
もし現時点での課題が、『勉強についていけていない』ということであれば、集団塾よりも家庭教師などの個別指導形式のサービスを利用する方が良いです。
個別指導型の家庭教師のノーバスやインターネット家庭教師Netty
がおすすめですが、下記に個人に合わせた指導について参考にしていただける記事を用意していますので、こちらも参考にしていただくと良いでしょう。
個人に合わせた指導についてはこちらの記事をご覧ください!
競争が重荷になってしまう
上で紹介した通り、順位が出るのは集団塾の良い点でもあります。
しかし一方で、順位を気にするあまり心が折れてしまう子もいます。
そのような場合、集団塾はベストとは言えません。
特に、学校の定期試験と塾のテストや模試は点数のつき方が少し違います。
テスト範囲をもれなく復習して短期でも覚えればいい定期試験に対して、模試などは受験対策の意味合いもあるため、広い範囲の知識を長期間覚えておくことが求められます。
このギャップのため、塾での試験は定期試験より大幅に低い順位が出てしまうこともあります。
結果として、学校の成績ではいつも勝っているのに塾のテストでは大敗してしまうというケースも出てきます。
「負けたことをバネにできるのか」「落ち込み続けるのか」は紙一重なため常に状況を見守ってあげる必要があります。
もしそのことでスランプになってしまうようであれば、集団塾から距離を置いてみるというのも選択肢になります。
競争が重荷になってしまう子であれば、個別指導型の家庭教師のノーバスやインターネット家庭教師Netty
がおすすめです。
■ 勉強を諦めてしまっている
- 勉強にの目標、やる気が全くない
■ 苦手が積み重なっている
- 塾の授業についていけない可能性大
■ 競争が重荷になってしまう
- 順位を気にするあまり心が折れる
実は集団塾向きの人
最後に、一見集団塾向きではないように見えて実は向いているというケースを2つ紹介します。
進んで質問をしないタイプ
集団塾は個別指導塾や家庭教師より質問をしづらい環境です。
しかし、苦手を作らないためには質問が大切です。
だからといって質問しない=集団塾に向いていないわけではありません。
集団塾は質問がそれほど気軽にできない代わりに、理解度確認のため大量の宿題や小テストが用意されています。
普段から真面目に取り組んでさえいれば、塾の先生は誰がどこでつまづいてしまいそうかはしっかりと見ています。
集団塾の先生は、カリキュラムに置いていかれる生徒がいないよう常に気を配っています。
そして、危なそうと判断すれば声をかけてくれる先生が多いです。
そのため、質問ができないからといって必ずしも苦手に繋がるわけではないというのが実際のところです。
一人で黙々と勉強したい
周りに干渉されず、一人で黙々と勉強したい子もいます。
集団塾向きではないのでは?と思われがちですが、全くそんなことはなく、向いています。
集団塾では、個別指導塾ほど先生との距離が近くなく、受検期には生徒同士もライバルの距離感になっていきます。
そのため、人に干渉される機会は個別指導と比べても多くありません。
もちろん、自習室で話しかけられる場合は塾に問題があります。
個別指導塾でも起こり得ますが、そもそも環境が良い塾とはいえないので環境を見極めるためにも体験授業の時点で様子を覗くのがベストです。
ここまで、集団塾に向く子・向かない子の特徴を紹介しました。
どんな塾に通うかは、高校受験を左右する重要な選択です。
今回の記事が大切な選択の助けになれば幸いです。
■ 進んで質問をしない
- 個別指導/家庭教師に比べ質問しづらい
- 理解度確認の宿題や小テストが多い
■ 一人で黙々と勉強したい
- 個別指導/家庭教師より先生と距離がある
- 受験期は生徒もライバルの距離感になる
塾なしで高校受験は突破できるのか?気になる方はこちらの記事を参考にしてみてください。