今回は家庭教師のメリットやデメリットを解説したうえで、
家庭教師を選ぶ時のポイントを5つに絞って説明していきます!
この記事を見て、お子さんの成績UPで重要な家庭教師選びを絶対に成功させましょう!
家庭教師とは
ここではまず家庭教師って何がいいのか、家庭教師のメリットやデメリットは何なのか。
ということについて、説明していきます。
家庭教師を選ぶ前に、家庭教師について一度おさらいをしておきましょう。
家庭教師の特性を理解する
家庭教師とは、お子さんの住まいを拠点として勉強を教えていく先生のことです。
家庭教師には、会社として行っている家庭教師センターと個人で行っている家庭教師の2種類があります。
家庭教師では資格が必要ありません。
そのため家庭教師選びでは実績や経験が重視されることが多いです。
また、家庭教師には低コストで雇える大学生講師や、コストはかかるが実績豊富なプロの家庭教師など、講師によって種類は様々です。
マンツーマンで指導を行うことも家庭教師の特徴の一つとしてあげられます。
費用は塾などよりもかかりますが、一人ひとりの学力に合わせた個別指導により成績UPが図りやすいと言えます。
家庭教師のメリット・デメリット
ここで、家庭教師のメリットとデメリットを理解して、
自分のお子さんに家庭教師があっているかどうかを判断していきましょう。
家庭教師のメリット
1. 生徒一人ひとりに合わせた個別指導をしてもらえる
家庭教師ではマンツーマンの個別指導が基本であるため、生徒の学力レベルにあった指導をしてもらえます。
また、大勢の場で質問することや意見することが苦手なお子さんにとって、
家庭教師では比較的に自分の疑問点を聞きやすい環境にあり、気軽に質問などができる点も良い点としてあげられます。
2. 時間の融通が利く
時間の融通が利くことは家庭教師の大きなメリットの1つです。
部活で忙しいお子さんなどは、塾の移動時間に時間を割いたり、
授業時間に合わせることが難しいことがあると思います。
家庭教師では、忙しいお子さんに対して、休日や、平日の夜遅い時間の指導をお願いすることができます。
時間の融通が利きやすく、自分のペースに合わせて指導してもらえことは塾には無いメリットと言えます。
3. 講師との連携がとりやすい
家庭教師では、先生が毎回家にきて指導してくれます。
そのため、講師の人と保護者さんが接する機会が多く、
悩みごとの相談や、お子さんの勉強進度についての話など、塾よりも連携がとりやすいことも特徴です。
そのため、安心して自分のお子さんの成績UPを見守れることは家庭教師の魅力と言えます。
家庭教師のデメリット
1. 料金が高い
家庭教師の一番のデメリットは料金が高いことです。
マンツーマンでの指導であるため人件費などを考えるとどうしても料金が高くなってしまいます。
そのため、家庭教師を選ぶ時には、お金を払う分の効果が期待できるのかも考える必要があります。
2. 周りと競い合ったりすることができない
自分のペースで勉強できることが家庭教師のメリットとしてあげられますが、逆にお子さんの性格によってはこれがデメリットになる場合もあります。お子さんが負けず嫌いだったり、競争意識が高い場合は、周りの人と競争できる塾などのほうが、成績UPにつながるかもしれません。
3. 講師によって授業の質に個人差がある
家庭教師は、講師の質によってお子さんの成績が大きく左右する点もデメリットとしてあげられます。
家庭教師を選ぶポイントとして一番大事であるのが、お子さんと講師の相性です。
教え方はもちろんですが、お子さんとの関係づくりが得意か苦手かなども、しっかりと見極める必要性があります。
■ 家庭教師の特徴
お子さんの住まいで勉強を教える先生
資格は必要ない
■ 家庭教師のメリット・デメリット
メリット
- 個人に合った指導
- 時間の融通がきく
デメリット
- 料金が高い
- 授業の質の個人差
家庭教師を選ぶ時の5つの外せないポイント!
ここでは家庭教師を選ぶ時に大事になってくるポイントを5つに絞って説明していきます。
お子さんの状況を踏まえ、家庭教師を頼む目的が達成できるように家庭教師を選んでいきましょう。
家庭教師センターに頼むか、個人契約にするか
家庭教師を選ぶ際、
家庭教師センターに頼むのか個人で契約するのかでも費用やサービスの内容に大きな差が出てきます。
それぞれの特徴を理解して利用しましょう。
家庭教師センターに頼む場合
家庭教師センターに頼む場合、
その会社に雇われるときの面接などでしっかりと人選をするため、信頼度が高いこと、
講師数が多いため自分のお子さんに合った講師に出会える可能性が高いことがメリットになります。
しかし、家庭教師センターが仲介をしているので、その分料金が高くなる、融通が利きにくいなどのデメリットもあります。
また家庭教師センターに頼む場合は講師数の数が多いほど良いです。
選ぶ際のポイントとして押さえておくと良いでしょう。
個人契約で頼む場合
個人契約で頼んだ場合は、仲介などを通さないため、費用が安くなるという点が一番のメリットです。
しかし、実績や学歴を詐称している家庭教師がいる場合もあります。
また、トラブルが起きやすいこともデメリットとしてあげられます。
個人契約をする場合は親戚や知人に紹介してもらったり、契約書を交わしたりすることが大切です。
講師と子供の相性
講師と子供の相性は、家庭教師の効果に大きな影響を与えます。
信頼できない人の言うことはなかなか身につきません。相性は信頼関係を築くために必要になります。
子供との相性と成績の関係性
家庭教師は、子供のレベルに合ったマンツーマンの指導が一番の特徴です。
そのメリットを最大限生かすためには、お子さんと家庭教師の相性や関係性が一番大切です。
講師に質問しやすい関係なのか、講師の言うことを聞きたいと思える関係なのか、講師に悩みを相談できる関係なのか。このようなことが勉強をするうえでとても重要になってくるため、
家庭教師と子供の相性が成績UPに大きく関わってきます。
家庭教師と子供の相性を見極めるポイント
講師と子供の相性を見極めるポイントは一つです。
それは子供が家庭教師の指導の日を楽しみにしているか憂鬱にしているかという点です。
もし家庭教師の指導の日を楽しみにしているのであれば、それはお子さんと講師の相性が良いといえるでしょう。
無料体験がおすすめ
家庭教師と子供の相性はやってみないとわからないというのが現実です。
そんな時は無料体験を利用するのがおすすめです。
2~3つくらいの無料体験を参加してみて、
お子さんにとってどの授業が楽しかったかどうかを見極めていきましょう。
先生の質
上記でも述べた通り先生の質は家庭教師を選ぶうえで最も重要なポイントになってきます。
良い先生かどうかを見極める3つのポイントは「指導経験」「学歴」「人柄」です。
指導経験は3年以上の人に頼むのがいいでしょう。
指導歴が3年以上の講師は、経験と知識が豊富であるため様々な生徒に対する対応の仕方や教え方を知っています。
勉強に前向きな姿勢を持たせたり、自学の力をつけさせるのが上手な講師も多いと言えます。
また学歴もその人の学力を保証するわかりやすい指標になります。
判断基準として押さえておくポイントの一つにしていいと言えます。
そして、人柄の良さが家庭教師を選ぶ中では大事になっていきます。
お子さんがその先生から学びたいと思える講師なのか、生徒の模範となるようなマナーのある人なのか、
そのようなところも家庭教師を選ぶうえではしっかりと考えていく必要があります。
費用とサービスの充実性
家庭教師によってその人や会社の強みがそれぞれにあります。
そのため、家庭教師を選ぶにあたって、自分の目的に合ったサービスを選んでいかなければいけません。
平均的な家庭教師の指導料
ここでは平均的な指導料の相場を知ることで、
これから選ぶ家庭教師が高いかどうかの判断基準をもってもらえればと思います。
家庭教師センターの料金相場は、1コマ1時間で計算した場合、以下のようになります。
- 小学生の指導料の平均は2,300円/時
- 中学生の指導料の平均は2,600円/時
- 高校生の指導料の平均は3,100円/時
*これはあくまで目安です。
プロの家庭教師が指導をする場合と学生の家庭教師が指導する場合で料金は変わってきます。
この上に入会金、教材費、交通費がかかってくる場合が多いです。
先にしっかりと調べたり家庭教師センターの人に前もって聞いたりして確認することをお勧めします。
自分の目的に合った料金コースを選ぼう
家庭教師を雇う上でお子さんとの相性がとても大事であることは何回も述べてきました。
そのため、相性が悪いと感じたら講師を変更してもらう必要性があります。
その時に無料で変更可能かどうかや、選べる講師の数などはどれ位いるのか、なども事前に調べておくと良いでしょう。
また、指導時間外の質問に対応しているか、進路の相談が充実しているのかなど、
授業以外でも家庭教師独自のサービスは様々あります。
そのため、学習習慣をつけさせてあげたい、
進路についての相談をしっかりしていきたい、
受験対策をしっかりしたい、とにかく成績をあげてほしいなど、
自分の目的に合ったサービスがあるのかどうかも料金を考えたうえで、しっかり見ていくと良いでしょう。
時間に余裕をもって家庭教師を探し始める
受験直前になってから、焦って家庭教師を選ぶ方もいるかもしれません。
しかし、勉強は短期的に効果が上がるものではありません。
また、ほとんどの人が部活が終わってからの7月や8月に家庭教師や塾に頼みます。
良い講師のスケジュールはそこで埋まってしまうことが多いです。
そのため、良い先生に出会うためには早い時期に申し込むほうが有利になります。
時間をかけて、家庭教師を選ぶのも大切ですが、
早めに良い家庭教師と出会い、受験に対策していくのが合格への決め手になります。
■ 家庭教師センター or 個人契約
■ 講師と子供の相性
■ 先生の質
■ 費用とサービスの充実性
■ 時間に余裕をもって探し始める
家庭教師を選ぶ方法
ここでは具体的な家庭教師の選び方について説明していきます。
比較サイトを使う
まずは、比較サイトを使って様々な家庭教師を見ることをお勧めします。
そこで、大体の料金の相場や家庭教師センターによっての強みの違いなどを把握することで、
自分の目的に沿った家庭教師選びができる可能性が高いです。
また家庭教師比較サイトもたくさんあるのですが、そのなかでも「家庭教師比較ネット」は網羅性が高くお勧めです。
上記のポイントを押さえたうえで上手に家庭教師を選んでいけるといいですね!
知人からの口コミ
正直これが一番おすすめです。親せきや友達からの口コミは信頼性が高いです。
そのため、一度無料体験などを試してみると良いと思います。
お子さんに家庭教師をつけたい場合は、一度周りのお母さん同士の中で家庭教師を雇っている友達に相談してみると、家庭教師選びを悩まずに進めることができます。
■ 家庭教師比較サイト
様々な家庭教師センター比較し、相場を掴む。それぞれの強み弱みを見つけ、目的に沿ったものを見つける。
■ 知人からの口コミ
信頼性が高い。周りの親で家庭教師を雇っている友達に相談する。
家庭教師選びの注意点
最後に家庭教師選びの注意点を説明していきます。
ここまで家庭教師のメリットやデメリット、選ぶポイントなどを説明してきましたが、家庭教師の中でもやはり詐欺まがいの悪徳業者がいることも事実です。
ここでは3つの注意点を挙げておきたいと思います。
電話営業をしてくる家庭教師業者には注意
電話営業をしてくる家庭教師業者には注意です。
通常、業者はCMやHPを使って広告をします。
電話営業をしてくる業者は個人情報を勝手に許可なく使用している可能性が高く、
電話営業してくる時点で優良な家庭教師業者とは言いにくいです。
一括で料金を払わせてくる家庭教師業者には注意
一括で料金を払わせて来る家庭教師業者には注意しましょう。
なぜなら、一括でお金を払って家庭教師が逃げるというトラブルに巻き込まれる可能性が高いからです。
そのように、変にリスクを負うくらいなら、ほかの家庭教師を選ぶほうが賢明な判断と言えるでしょう。
指導料だけではなく、その他の費用もしっかり確認しよう
家庭教師の中では、1コマ当たりの指導料を安く宣伝し、
あとで、入会金や教材費で高いお金を請求してくる業者もたまにいます。
そのため、先に指導料以外に他にどれくらいお金がかかるのか、
ということをしっかりその業者に確認しておくことが必須です。
■ 電話営業
個人情報を無許可で使用している恐れがある。通常の業者はCMやHPを使う。
■ 一括で払わせる業者
家庭教師が逃げるリスクがある。
■ 指導料以外の料金
高額な入会金や教材費を請求される可能性がある。
まとめ
いかがでしたか?
今回は家庭教師の選び方について、家庭教師の特徴やメリットなどを抑えたうえで、
ポイントを5つに絞って解説していきました。
家庭教師は決して安くない出費ですので、自分のお子さんに合った、質の良い家庭教師を早めの時期からしっかりと探していけると良いですね!
■ 家庭教師の特徴を理解する
■ 重要な項目を比較し検討する
■ 比較サイト、口コミを活用する
■ 悪質な業者には注意する