テスト2週間前から始める勉強計画と勉強の進め方

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くーちゃん
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テスト2週間前は何をしたらいい?

こんにちは!Laf先生(@Laf_oshikawa)です。

記事の読了時間の目安は10分です。

成績に大きく影響する定期テストですが、
皆さんは計画的に行えているでしょうか?

 

日々、部活動ややりたいことがあって忙しい中、
勉強する時間を確保することは難しいですよね。

しかし、1週間前に慌てて勉強をしても間に合わないことがほとんどです。

 

そこで、この記事では、

  • テストの2週間前から勉強の計画を立てることの重要性
  • そのやり方と勉強の実際の進め方

についてお伝えしていきます。

 

produce:代表 押川
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計画を立てる

 

計画を立てることは非常に重要です。

計画を立てる時はもちろん時間を使うことになるため、
その時間がもったいないと思う方もいるかもしれません。

しかし、そんなことは全くありません。

何事も、“目安”がないと途中で迷子になってしまうものです。

明確に目標を決め、それを達成するために、
どの教科をどれくらい勉強しなければいけないのかの目安を決めておく。

そうすることで、効率的に勉強を進めることがき
モチベーションも保ちやすくなります。

 

ここではまず、計画を立てるときに意識することをお伝えします。

受験勉強の計画の立て方についてはこちらの記事をご覧ください!

 

2週間前までに計画を立てる

テスト勉強に十分な時間を確保するために、
2週間前になるまでには計画を立てておきましょう。

テスト1週間前になれば、部活動もなくなり
より多くの時間をテスト勉強に充てることができるようになります。

ですが、1週間ではテスト範囲全てを勉強するのが間に合わない可能性が高いです。

 

テスト2週間前から計画的な勉強を始められるように、
それまでには計画を立てておきましょう。

とはいえ、一般的にはテスト範囲は
テスト2週間前になると配られることが多いです。

そのため、それ以前に計画を立てることは難しいように思えます。

しかし、そんなことはありません。

実際は、

  • 前回のテスト以降の授業の進度
  • これまでの宿題のプリント類やワーク(演習)の内容

などからある程度の範囲は予想できます。

もちろん完全に範囲を予想する必要はないので、
その大まかな予想でまず2週間前までに計画を立てましょう。

そして、テスト範囲が配られたら適宜計画を修正すれば大丈夫です。

 

計画の立て方

2週間前から計画を立てる重要性をお伝えしました。

ここからは具体的な計画の立て方をご紹介します。

 

目標を決める

まず目標を設定しましょう。

目標を決めなければ計画は立てようがありません。

テスト勉強における目標は、
テストで取りたい点数を設定すると良いでしょう。

総合得点と科目ごとの得点をそれぞれ設定しましょう。

 

テストが終わるまでの総勉強時間を目標に設定する人もいますが、
これはあまりお勧めできません。

なぜなら、モチベーションが保ちにくく、
仮に勉強時間を多く積むことができたとしても、
その内実、勉強ではなく”作業”となってしまう可能性があるからです。

 

点数を目標にすると、

  • その点数を取るためにどれくらい勉強量が必要か
  • どういう勉強を積めば良いか

とより具体的な計画立てへと思考を向けることができます。

 

それを実行し、必要であれば改善していくことで点数が上がっていきます。

具体的な計画を立てるとき、科目別に行いましょう。

科目によって得意/不得意などあると思うので、
それと相談しながら決めていきましょう。

 

2週間前と1週間前の違いを意識した上で計画を立てる

ここ、注意しましょう。

2週間前と1週間前は部活動の有無や授業内容の変化
によって大きく都合が違ってきます。

1週間前になると演習的な授業になったり、
授業によっては自習時間となる場合もありますね。

ここの違いを踏まえた上での計画立てを行いましょう。

 

例えば、2週間前はなかなか時間が取りにくい週になると思います。

その分勉強時間を少なく見積もるなどして
計画倒れしない計画づくりを意識しましょう。

 

また、計画を立てるときのtipsとして、
”動かせない時間”をまずスケジュールに書き込んで埋めておきましょう。

動かせない時間とは、
例えば、

  • 睡眠時間
  • 登下校時間
  • 部活の時間
  • 授業時間

などです。

 

すでにやることが決まっている必須の時間は1日の24時間からまず省いておきましょう。

そうして、残り時間を算出し、
「この時間をどう使っていくか」と考えることで計画倒れしにくい、
現実的で効率的な計画を作ることができます。

 

まとまった時間でなくてもいい

「勉強するときは1時間などまとまった時間をとって行うと良い」
ということを聞いたことがあるかもしれませんが、
これは「まとまった時間でないと勉強しない方がいい」
という意味ではありません。

あくまで、その方がベター(better)であると言うだけです。

確かに、まとまった時間が取れていれば
そこで集中的に勉強できるため進みやすいかと思いますが、
隙間時間にコツコツと勉強することで成績が悪くなるわけではありません。

「まとまった時間でないと勉強しても意味がない」
という思い込みは捨てましょう。

むしろ、それがあるために勉強に対して腰が重くなってしまうことさえあり得ます。

当たり前ですが、やらないより少しでもやった方が良いのです。

勉強の最小継続時間が10分でも5分でもダメなことはありません。

スケジュールを組むときに、1時間単位だけでなく、
5分や10分単位で勉強に充てられる時間がないかを探すように意識しましょう。

そうしたら、忙しい忙しいと思って勉強時間が取れないと思い込んでいた中に、
思わぬところに勉強ができる時間を見つけることができるでしょう。

 

休憩も考慮に入れる

「計画を立てて勉強していく」というのは、
「休み時間も切り捨てて背水の陣で勉強だけに邁進する」こととは違います。

中高生が計画を立てて勉強しようとすると、
休み時間などを考慮せずにびっしりと勉強時間の計画だけ詰め込む学生がいます。

時間をとにかく稼げば勉強の結果が出ると考えているからでしょう。

しかし、結果の質は、時間 × 集中力で決まります。

どんなに勉強時間が長くても、
集中力が伴っていなければ勉強の質は高くなりません。

 

適切に休憩をとり、勉強時間における集中力を発揮することが必要です。

ここでの休憩とは、
「体の休憩」に対して「脳の休憩」と言うことができます。

勉強して使った脳を休ませる時間のことです。

その最も一般的な方法は仮眠などで睡眠をとることですが、それに限りません。

テレビを見るのがリフレッシュになる
漫画を読んだり、運動したりすることのがリフレッシュになる

など、何でリフレッシュできるかは
その人によります。

それぞれの方法で、脳がリフレッシュできるような時間を
スケジュールの中に必ず組み込む
ようにしましょう。

 

しかし、もちろん休憩の時間もダラダラと長引かせれば逆効果です。

休憩も時間を決めて、しっかり守りましょう。

こちらも、一回の休憩に必要な時間は前後の時間でどれだけ勉強するかや、
自分の疲労度によって変わってくるため
型にはめるように時間を設定しなくて良いです。

1時間、30分、10分、5分など、柔軟に時間を決めていきましょう。

休憩の取り方についてはこちらの記事をご覧ください!

 

細かく作り込み過ぎない

これも意外と盲点ですが、注意しましょう。

計画を立てようとすると、
まるで美術作品を作るかのごとく
精緻(せいち)に作り込もうとしてしまいがちな人もいますが、
テスト勉強の計画においてはそこまで細かくする必要はありません。

確かに、1時間単位だけでなく、
10分単位など短い時間単位でもスケジュールに組み込もうとすると
結局細かく作ることになってしまう感じがしますが、
ここでお伝えしたいことはそれとは少し違います。

ここでの細かく作り込みすぎるスケジュールとは、
「余白」のないスケジュールのことです。

「余白」とは、何をするか決めていない時間のことです。

「休憩」の時間とも、違います。「休憩」も、
「休憩をする」ということを決めています。

そうではなく、本当に何をするのか全く決めていない時間です。

なぜ余白が必要なのかと言うと、
計画を完璧に遂行できることは基本的にはないからです。

例えば、1時間勉強すると決めていた数学の演習も、
もし問題を解いている途中だった場合は、
きっかり1時間がたったからといってそこで解くのはやめられませんよね。

なんなら、答えと解法も確認したくなります。

そうすると、そのあとにする予定だった勉強時間がその延長分だけ押されて、
計画は徐々に崩れていきます。

計画が完璧にはいかないとはこういうことです。

そのため、そういう勉強時間の延長であったり、
思わぬアクシデントなどに備えて、
余裕を持ったスケジュールづくりをすることが重要です。

「余白の時間」を意識的に入れて、
柔軟性のある計画を立てるようにしましょう。

 

■ 2週間前までに計画を立てる

  • 1週間前からでは間に合わない
  • テスト範囲は予想できる

■ 計画の立て方

  • 目標を決める
  • 1週目と2週目の違いを意識する
  • 細かく作り込み過ぎない

 

勉強を進める

 

勉強においても明確な目標を設定し、
その達成のための”目安”となる計画を立てることが重要です。

さらに計画を立てるときに具体的に意識すると良いことをお伝えしました。

しかし、これも当たり前のことですが、
計画を立てただけで終わっては意味がありません。

実際に計画を実行しなければ学力は上がらず、成績も上がりません。

そこで、今度は勉強を進める上で意識することについてお伝えしていきます。

 

科目ごとの性質を理解する

勉強すると一口に言っても、
科目ごとに性質が違うため、勉強方法も変わってきます。

ここでは、主要五教科と副教科の性質について簡単にお伝えします。

 

国語

国語は

  • 現代文
  • 古文、漢文など

に分かれているため、思っているより勉強時間が必要です。

漢字や古文漢文の文法・語法などは暗記していくしかありません。

しかし、文章題は暗記するものではありません。

その文章の背景知識や論理展開のされ方を理解していく必要があります。

日本語だからと侮っては点数は伸びないでしょう。

 

数学

暗記事項はそこまで多くありませんが、その代わりに
基本事項の使い方を体得するために多くの演習をする時間が必要です。

かつ、やりっぱなしで終わらず、
できなかった問題は解法を見て丁寧に理解することも必要です。

そのため、数学も膨大な勉強時間がかかります。

どれだけ

  • 演習の量を確保するか
  • 復習の質を高められるか

が点数アップの鍵です。

数学の勉強の進め方についてはこちらの記事をご覧ください!

 

英語

英語で得点するためには、

  • 単語
  • 語法/文法
  • 長文読解

の力をそれぞれつけていく必要があります。

 

単語は、可能な限り音源を使って勉強しましょう。

音源を使わずに単語の勉強をするのは、あまりにも勿体ないです。

音源を用いるだけで、単語の勉強の質を大幅に高めることができます。

ただ音源を聴くだけです。

これを面倒くさがってやらないばかりに
単語の勉強時間をいたずらに長く取るのは愚と言わざるを得ないでしょう。

 

語法/文法は暗記は、演習も行いましょう。

暗記と演習はセットでやることで質の高い勉強にできます。

 

長文読解の力は単語と語法/文法の勉強が基礎となります。

そのため、この2つをまず固めましょう。

 

理科

理科は数学と似ています。

しかし、暗記要素もそれなりに多いです。

暗記時間と演習時間のセットで取り組むことが重要になります。

できるだけまとまった時間に短期集中で勉強することをお勧めします。

 

社会

社会は暗記科目の代表のような感じがしますが、
語句そのものや年そのものを単体的に暗記するのは良くありません。

そういう暗記では覚えにくく忘れやすいです。

歴史にはストーリーがあります。

ストーリーを理解した上で、

  • 事件
  • 年代

をつなげて覚えていくようにしましょう。

 

音楽、保健体育、技術、家庭科

これらは副教科といわれるもので、基本的に暗記教科です。

しかし、意外と出題範囲が広く、
直前の勉強だけでは間に合わない
可能性があります。

そのため、こういう科目ほど、
2週間前の隙間時間勉強として
スケジュールに組んで少しずつ進めておきましょう。

 

演習

演習も工夫してできるだけ効果的に行うようにしましょう。

むやみやたらに演習をするのではなく、

  1. できた問題を理解度の観点から3段階に分けて「印付け」をする
  2. 理解度の低い問題はどういう知識が必要だったのかをノートに書きだす
  3. 自分の弱い箇所を整理しながら勉強を進める

といったものが挙げられます。

 

重要なのは、「ただ解く」だけにならないことです。

  • 自分の理解度を客観的に見て整理する
  • なんの知識が必要かを明らかにする
  • 何を理解する必要があるかを明らかにする

という意識を持って臨むことが、
勉強の効果を上げていくことにつながります。

点数は、「自分ができなかったところ」を「できるようようにする」ことで上がります。

そしてそのためには、まず
「自分ができなかったところ」を明確にする必要があります。

勉強の流れは、以下です。

  1. 授業での理解の感覚を思い出す
  2. 演習を通して自分の理解/暗記度を確認する
  3. 理解/暗記度が低かったものを重点的に復習する

①、②はいわゆる準備で、③をしてようやく勉強をしたと言えます。

①と②は準備なので意識的に勉強することでの得点アップにつながる行為ではありません。

③を意識的に行うことで、点数を上げていく、
という体験を初めてすることができます。

そのため、この大きな流れを意識した上で
演習に取り掛かるようにしましょう。

 

復習

上記でも述べた勉強の大きな流れの③に当たるもの、
それがこの復習です。

復習は非常に重要であるため、
その重要さをお伝えするために
改めて念押しさせていただきます。

上にも書きましたが、
復習をしない勉強はもはや勉強とは言えません。

勉強する目的の一つが「点数を上げること」であるのなら、
復習をしなければ意識的に点数を上げることにはなりませんから、
そう言ってしまっても過言ではないです。

復習は決して「勉強のおまけ」ではなく、「勉強の本番」です。

言い方を変えれば、メインディッシュです。

前菜だけ食べて食事を終えるのではなく、
メインディッシュもしっかり頂きましょう。

復習とは、「できないこと」を「できるようにする」勉強の一過程です。

これが勉強の本質であり、意義であり、
点数を上げることであり、成績を上げることです。

そういうわけで、
勉強において復習は、意味わからないくらいめちゃくちゃ重要なので
隙なく最後までやりきりましょう。

 

■ 科目ごとの性質を理解する

■ 演習

  • 工夫して効果的に行う
  • ただ「解くだけ」にしない

■ 復習

  • 復習をしない勉強は勉強といえない

 

まとめ

 

テスト2週間前からの勉強計画の立て方や、
実際の勉強の進め方を簡単にご紹介してきましたが、
いかがだったでしょうか?

計画を立てるという面倒くさい工程が実は非常に重要であったことや、
勉強を進める時にも意識しておくことが意外とあることを理解していただけたと思います。

  • 「2週間前までに計画を立てる」
  • 「目標を決める」
  • 「2週間前と1週間前の違いを意識した上で計画を立てる」
  • 「まとまった時間でなくてもいい」
  • 「休憩も考慮に入れる」
  • 「細かく作り込み過ぎない」
  • 「科目別の性質を理解する」
  • 「演習と復習を重視する」

上記をぜひ意識し、効果的な勉強をしてください。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
テストが良い結果になるように、応援しています。

 

■ 2週間前には計画を立てる

■ 目標を決める

■ 科目ごとの勉強の仕方を知る

■ 演習も工夫して行う

■ 必ず復習をする

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