中3で志望校を下げる必要は今はない|2学期の中間テストが悪くても12月か1月に決めればOK1 min read

高校受験

2学期の中間テストが悪くて、志望校を下げるべきか迷っている中3と、その保護者の方に向けて、ライブ配信「おっしー塾長の勉強相談室」でお答えした内容をまとめました。

先に動画で確認したい方はこちらからどうぞ。

 

produce:代表 おっしー先生
Laf創業・経営8年目【経歴/実績】
・これまで200名以上のお子様の指導実績あり
国公立をはじめとした難関高への進学をサポート
・AI先生をはじめとした日本初の教育サービスを展開
月間5,000人以上が利用するサービスへと育て上げる
AI先生を利用したことで模試C判定からA判定まで上がったと喜びの声も多数

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結論:中3の2学期の中間テストが悪くても、志望校は今は下げなくて大丈夫

生徒
生徒

2学期の中間テストが悪くて、志望校を下げるべきかどうか迷っています。

おっしー
おっしー

中3の2学期の中間テストが悪くても、志望校は下げなくて大丈夫です。志望校を下げるかどうかは、12月か1月に決めればOKです。

先に結論をお伝えします。志望校を下げる必要は、今は全くありません。下げるかどうかは、12月か1月に決めれば間に合います。

こういった悩みは、この時期にとても多いです。中学3年生は、内申点が最後に出ます。入試に反映する内申点に関わる中間テストとなると、結果が悪かったときの重さは大きいですよね。

ただ、「今は」下げなくていい、というのがポイントです。もし本当にしんどいと思ったら、12月にでも1月にでも、志望校を下げることはできます。だからこそ、今の時点で慌てて決める必要はありません。

この記事では、次の順番でお話しします。

  • まず、自分がどうなりたいのかを、自分の心に聞く
  • 下げる・下げないのメリットとデメリットを書き出す
  • 判断の時期は、内申点と願書の時期から考える
  • 不安を課題に変えて、「あと何点」から勉強計画を立てる

 

まず「どうなりたいか」を自分の心に聞く。この相談には2つの読み方がある

志望校を下げるべきかどうかに答える前に、課題を深掘りしておきます。実はこの相談、相談者さんがそもそもどうなりたいかによって、進む方向が変わるんです。読み方は2つあります。

  • このまま第一志望の高校にチャレンジし続けたいから、背中を押してほしい
  • このままだと第一志望の高校は厳しい。これ以上「目指せ」と言われてもしんどいので、志望校を下げてもいいんだよ、という安心感がほしい

どちらなのかで、答えは変わります。皆さんはどちらでしょうか。

もちろん、おっしー塾長が「いや、まだ下げなくていいよ。まだ頑張れよ」と言うこともできます。でも、まずは一度、皆さん自身の考えの中で考えてみてほしいんです。

今後の人生でも、進学しても、就職しても、結婚しても、悩む場面はたくさんあると思います。

  • この学校でいいのかな
  • この会社でいいのかな
  • この人でいいのかな

そのタイミングで、いろんな人がアドバイスをくれるはずです。その中で、最後は自分で決めていくことになります。

その練習として、今、自分の本心としてはどうありたいのか。これを一番大切にしてほしいんです。 その本心を大切にして進んでいくためにはどうしたらいいか。ここから一緒に整理していきます。

 

直感で方向を決めて、理性で確かめる

自分の本心を聞くときに、大切にしてほしいのは直感の方です。脳の中には、直感と理性のどちらもあります。ここでは、論理で考える必要はありません。

人の脳は、スーパーコンピューター何万台分と言われたりもします。いろんな情報を無意識のうちに取り込んで、判断をしています。だから、まずは自分の直感を一回信じてみましょう。

  • このまま第一志望にチャレンジしたい
  • しんどいし、第一志望の高校にそこまでこだわりもないから、志望校を下げてもいいかな

直感的には、どちらに向いていますか。

ただし、直感だけで進むと、ブレーキのついていない車のようになってしまいます。アクセルしかない状態です。

直感で方向性を決めて、理性で「本当にその判断が正しいのか」を確かめる。

理性で確かめるときに使うのが、その選択をしたときのメリットとデメリットです。次の章から、この「因数分解」を一緒にやっていきます。まずは自分の心で、どちらに向いているのかを整理してみてください。

 

おっしー塾長の意見:志望校を下げる必要は、今は全くない

自分の心に聞いた上で、おっしー塾長としての意見をお伝えします。

志望校を下げる必要は、今は全くないです。

今はまだ、下げる時期ではありません。むしろ、上げて、上げて、上げ続けたらいいんじゃないかな、と思っています。

理由は簡単です。高い志望校を目指していることによるデメリットは、あまりないからです。 だから、下げずに目指し続けていいんです。

志望校を下げることは、いつでもできます。今の時点では、内申点もまだ確定していません。入試本番のテストの点数も、もちろんまだ決まっていません。受かるのか受からないのか、実際のところはまだ誰にも分からない段階です。

それに、目指しているところがあるから、12月や1月の時点で「やっぱり難しいな」と思って下げるときも、楽に下げられます。逆に、今下げてしまうと、下げた先の志望校まで厳しくなったりする可能性もあります。

だから、今はまだ早いんじゃないかな、というのが、おっしー塾長の考えです。

では、なぜ「デメリットがあまりない」と言えるのか。ここからは、下げる・下げないのメリットとデメリットを、実際に書き出して確かめていきます。

 

下げる・下げないのメリットとデメリットを、4マスに書き出す

今、志望校を下げるか、下げずにそのままにするか、という二択があります。人生の分岐は三択や四択のこともありますが、ここでは極端に二択で考えます。

お手元のノートに、「下げる」「下げない」を縦に、「メリット」「デメリット」を横に書いてみてください。4マスができます。そこに、想像がつく限り書き出してみましょう。たとえば、こうなります。

メリット デメリット
下げる 高すぎる志望校を目指さなくて済む。不安が解消されて、安心感がある 勉強をそこまで踏ん張らなくてよくなり、勉強量が下がってしまうかもしれない。第一志望の高校に行けない
下げない 第一志望を目指して、勉強量を確保できる。12月・1月に下げるときも楽 本当に受かるのかな、という不安な状態が続く。落ちたときに周りから何か言われるのが嫌

「第一志望の高校に行けない」ことがデメリットかというと、実はそうでもないかな、とも思っています。ただ、受験は第一志望の高校に合格するのが一番いいので、ここでは一応デメリットとして扱います。

下げないときの「周りの目」も、気になりますよね。それを簡単に切り分けられたら苦労しない、というのも本音だと思います。

こうして並べると、今の時点で下げないことのデメリットは、志望校に受かるか不安だな、という気持ちぐらいです。今の志望校は、まだ確定ではないからです。

受験の情報を扱う記事にも、「秋以降は模試の結果が思うように出にくい」と説明しているものがあります。10月のテスト1回の結果だけを、志望校を下げる理由にしなくて大丈夫です。

勉強を頑張らないといけないことを、メリットと見るか、デメリットと見るかは、人それぞれです。それでも、第一志望の高校を目指して勉強量を確保できるのは、メリットだと考えています。

何かをやるか、やらないかの二択で迷ったときは、その選択肢を取ったときのメリットとデメリットを、紙に書き出すようにしてください。

 

第一志望の高校に落ちた、おっしー塾長の話

ここで少し、おっしー塾長自身の話をさせてください。

実は、おっしー塾長は第一志望の高校に落ちています。中学時代に硬式テニスをやりすぎてしまったんです。小学3年生から高校まで硬式テニスを続けていて、中学のころはスクールに週5日通っていました。塾に行く時間がなく、成績が下がってしまいました。

テニスを言い訳にするわけではありません。ただ、この経験があるので、皆さんには部活や趣味と勉強を両立してほしいと思っています。それが、今オンラインで塾をやっている理由でもあります。

第一志望の高校に落ちて、結果的に併願校に行きました。では、その高校が悪かったかというと、高校生活はとても楽しかったです。今の人生を振り返っても、全然問題はありません。

もちろん、受験では皆さんが第一志望の高校に受かるように、全力で指導します。それでも、「第一志望に落ちたら終わりだ」と思い込みすぎなくていいと、本当に思っています。

チャレンジする人生と、チャレンジしない人生だったら、チャレンジして全然いいんじゃないかな。チャレンジしてダメだったとしても、実はデメリットは全然ないんです。

 

志望校の判断は12月・1月で間に合う

では、いつまでに決めればいいのか。

内申点はまだ確定していません。入試本番のテストも、もちろんまだです。高校に願書を出すのは、1月末や2月頭のことが多いです。なので、12月末や1月に判断しても、全然間に合います。

つまり、10月、11月の直近2か月は、下げる必要はないと考えています。

「志望校を下げるべきですか」という質問への、おっしー塾長のアンサーはこれです。今の時期は、まだ下げなくていい。

ここからは記事で補足します。内申点が決まる時点や願書の時期は、都道府県によって違います。一次資料で確かめた例です(どれも今の中3が受ける令和9年度入試の資料)。

  • 東京都(都立高校):調査書の評定は、2026年(令和8年)12月31日現在で、中3の1学期と2学期の成績を十分参考にして付けられます。一般入試の書類提出期間は、2027年1月29日から2月4日までです(東京都教育委員会「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱」)
  • 千葉県(県立高校):調査書は2026年12月末日現在で作成されます。出願書類の提出期間は2027年2月2日から2月4日まで、志願の変更の受付は2月9日・10日です(千葉県教育委員会「令和9年度千葉県県立高等学校入学者選抜の日程について」「実施要項 別記1」)
  • 神奈川県(公立高校):調査書の評定は、中3の第2学期までのもので、2026年12月末現在の内容で作成されます(神奈川県教育委員会「令和9年度調査書作成上の注意」)

ただし、推薦は別です。東京都の都立高校の推薦に基づく選抜は、出願した後の志願変更ができません(同じ実施要綱)。

また、私立高校の併願では、12月に中学校の先生による入試相談がある学校もあります。私立の併願校を考えている人は、12月の面談の前に担任の先生に確認しておきましょう。自分の地域の日程は、県の教育委員会の「入学者選抜実施要項(要綱)」で確かめてください。

 

内申点に使う学年と計算は、都道府県で違う

内申点は、どの学年の成績を、どれくらいの重さで使うかも、都道府県によって違います。ライブでも「換算内申点は都道府県によって違う」とお話ししました。ここも、一次資料で確かめた例を記事で補足します。

都府県 内申点に使う学年 一次資料の書き方
東京都 中3 2026年12月31日現在、中3の目標に照らした評定(1学期と2学期の成績を十分参考)
神奈川県 中2と中3 中2の9教科の評定の合計+中3の9教科の評定の合計×2
大阪府 中1から中3 3学年の評定×6倍+2学年の評定×2倍+1学年の評定×2倍

出典は、東京都教育委員会「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱」、神奈川県教育委員会「令和9年度神奈川県公立高等学校の入学者の募集及び選抜実施要領」、大阪府教育委員会「大阪府公立高等学校入学者選抜の方法(一般入学者選抜・全日制の課程)」です。

特典の早見表では、47都道府県を、内申点に使う学年で3つのタイプに分けています。中3だけを使うタイプ、中2と中3を使うタイプ、中1から中3を使うタイプです。

同じ「中3の2学期の中間テストが悪かった」でも、それが内申点にどれくらい響くのかは、住んでいる都道府県で変わります。だから、自分の県の仕組みを先に知っておくことが大切です。

実力テストは内申点に入るのか、内申点と高校入試の関係は、こちらの記事でくわしくまとめています。

実力テストは成績に入る?内申点と高校入試への影響を解説
実力テストの結果は成績(内申点)に入るのかを解説します。定期テストとの違い、高校入試ではどちらが重視されるのか、実力テストと入試ではどちらが難しいのかまで、オンライン塾Lafの塾長がわかりやすく紹介します。

 

不安は課題に、悩みは思考に変える

下げないときのデメリットは、「本当に合格できるかな」という不安でした。この不安を、どう扱えばいいのでしょうか。

不安ばかりを感じて過ごしている人は、大人にもたくさんいます。就職活動が不安、将来が不安、老後が不安。中学生なら、モテなくて不安、志望校に合格できなくて不安、部活でレギュラーになれるか不安。いろんな不安がありますよね。不安や悩みを感じたままでいるのは、しんどいと思います。

だから、おっしー塾長は、不安を課題に、悩みを思考に書き換えることを、よくやっています。不安を、具体性を持った目標に変えるんです。

ここで使えるのが、目標を立てるときの「SMARTの法則」です。おっしー塾長は、こう説明しています。

  • S(スペシフィック):具体的に
  • M(メジャラブル):数値で測れる
  • A(アチーバブル):達成できる
  • R(レレバント):自分のやりたいことかどうか
  • T(タイムバウンド):いつまでに

具体的な名詞を使い、期日を付けて、何点足りないかを数値で把握する。これをすることで、悩みが課題になります。

たとえば「老後が不安」という人に、「何に、いくら、いつまでに足りないのか」と聞いても、パッと答えられる人は少ないです。世の中では一般的に「老後2000万円問題」と言われますが、その数字の根拠を自分なりに計算した人は多くないと思います。使うお金は家庭によって違うので、本当に必要な数字は人によって変わります。

志望校も同じです。「受かるか不安」のままにしないで、「合格まで、あと何点足りないのか」を数字にする。課題にさえなれば、どうやったら達成できるのかを考えられます。

 

内申点あと何点から、勉強計画を立てる

では、具体的にどう進めていけばいいのか。不安を「あと何点」の課題に変える手順です。

ステップ1:残りの定期テストで、内申点を上げられるか考える

まず、合格に必要な内申点を考えます。そのうえで、残りの定期テストがあと何回あるかを確認しましょう。人によっては、11月中旬から11月末、遅い人は12月頭に、最後の定期テストがあると思います。そこで何点取ったら、内申点がこれくらいに落ち着くだろう、という予測を一度立ててみてください。

ステップ2:内申点を、入試の点数に換算する

内申点は、入試では換算内申点(換算点)になります。換算の仕方は都道府県によって違うので、自分の県の換算の方法で、何点になるかを計算します。

ステップ3:入試本番で必要な点数を出す

換算した上で、去年やおととしの合格最低点などを調べてみましょう。そうすると、目標の内申点が取れたときに、入試本番で何点取れば合格点に届くのかが算出できます。

ステップ4:すぐに過去問を解いて、今の点数を出す

必要な点数が分かったら、すぐに過去問を解いてみてください。今の現状の点数が出ます。

ステップ5:あと何点足りないかを、教科ごとに書き出す

目標の点数まで、あと何点足りないのか。教科ごとに書き出しましょう。どこの点数を上げていくのか、どうやって乗り越えるのかを、自分なりに考えます。

ステップ6:勉強計画を立てて、日々実行する

一番大事なのは、次の定期テストです。残り1か月後くらいにある人が多いと思います。次の定期テストで何点取るか、という計画を立てて、あとは日々実行するだけです。

ここまでを自分で算出できる人は、独学でどんどん進めてもらって大丈夫です。一方で、内申点の見込みの計算や、入試本番の必要点数、計画の立て方が「本当に正しいのか不安」という人も多いと思います。その場合は、近くの塾や学校の先生を頼って、一緒に勉強計画を立ててもらうのが一番いいと思います。

 

「あと何点」が分かったら、次は自分の手で解ける問題を増やす

この記事を読んでいるのは、行きたい高校を、自分で納得して決めたいからですよね。でも、入試本番で「あと何点必要か」が分かったとしても、自分の手で解いたことのない問題は、入試本番で手が止まってしまいます。

オンライン学習塾Lafでは、志望校の入試に合わせた勉強を、オンラインで効率よく進めています。

  • 内申点まであと何点足りないかと、期末テストの目標点数を、一緒に洗い出す
  • 入試本番で何点必要かからさかのぼって、必要な単元を復習する
  • 勉強計画を一緒に立てて、入試までサポートする

その一環として、無料のオンライン授業も3回分用意しています。授業は3段構成です。まず、おっしー塾長が例題を解説しながら、どう考えればいいのかをお伝えします。そのあと、その例題の類題を自分の手で解いて、解けるかどうかを確かめてもらいます。最後に、その類題を解説します。

カメラもマイクも自動でオフになるので、顔出し・声出しはなしで、気軽に参加できます。住んでいる場所に関係なく、塾に通う時間も勉強に回せるように、オンラインで開催しています。

内申点早見表は、上のステップ2で「自分の県では、内申点が入試にどう換算されるのか」を確かめるときに使ってください。

公式LINEに「志望校診断」と送るだけで、2つとも受け取れます(無料)

  • 47都道府県 内申点早見表(A4 7枚)。都道府県ごとに、内申点に使う学年と、入試への換算のされ方を一覧にしています
  • おっしー塾長の無料授業3回の案内。苦手な教科や、伸ばしたい教科で使えます

追加したら「志望校診断」と送ってください。漢字5文字を、スペースを入れずにそのまま送ります。

 

保護者の方へ:「志望校、下げたら?」の代わりに「どうなりたい?」と聞く

保護者の方へ、ワンポイントアドバイスです。

お子さんに、「志望校、下げたら?」という提案は、言わないでほしいです。

代わりに、「どうなりたい?」と聞いてあげてください。

この記事の最初にお話ししたとおり、この相談には2つの読み方があります。

  • 背中を押してほしいのか
  • 下げても大丈夫だよ、という安心感がほしいのか

それを、保護者の方の側で決めずに、まずはお子さんがどうなりたいのかを聞いてあげてください。

  • 今、どんな気持ちなのか
  • 直感は、どっちを向いているのか

お子さんの話を聞くことが、本当に大事です。 しっかりヒアリングをした上で、背中を押してあげてほしいと思います。

保護者の方から見ると、テストの結果が悪いと、このままで間に合うのか心配になるのは自然なことです。それでも、ここまでお話ししたとおり、志望校を下げるかどうかは12月か1月に決めれば間に合います。焦って答えを先に出すより、まずお子さんの心の向きを一緒に確かめるところから始めてみてください。

 

志望校を下げるか迷ったときの、よくある質問

Q. 学校の先生から「志望校を下げたほうがいい」と言われたら?

A. その場では決めずに、持ち帰りましょう。持ち帰って親子で話し合い、一つずつ決めていけば大丈夫です。三者面談で厳しいことを言われたときの受け止め方は、こちらの記事でまとめています。

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Q. 早めに志望校を下げておいた方が、気持ちが楽になりませんか?

A. 気持ちは楽になるかもしれません。ただ、今の時期から志望校を下げてしまうと、自分に対する目標が下がって、勉強する負荷も下がってしまいます。先にお話ししたとおり、今下げると、下げた先の志望校まで厳しくなる可能性もあります。下げるのは、12月や1月でもできます。

Q. 模試の判定も悪かったです。それでも下げなくていいですか?

A. 判定は、合否を決めるものではなく、今の現在地を教えてくれる診断です。判定を見て、すぐに志望校を下げたり変えたりする必要はありません。模試の結果が悪かったときにやることは、こちらの記事でまとめています。

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Q. 本当に志望校を下げたほうがいいのは、どんなときですか?

A. たとえば、その高校に行きたい理由そのものが変わった、というときは、考え直すきっかけになります。自分の心に聞いて、直感が「下げたい」の方を向いているときも、メリットとデメリットを書き出して確かめてみてください。そのうえで本当にしんどいと思ったら、12月や1月に志望校を下げることはできます。

Q. 偏差値ではなく、校風や高校生活で選び直してもいいですか?

A. 選び直すこと自体は、悪いことではありません。大事なのは、それが自分の本心かどうかです。テストの結果が悪くて逃げたい気持ちなのか、本当にその高校で過ごしたいのか。まず自分の心に聞いて、その上でメリットとデメリットを書き出してみてください。

 

併願と「あと何点」の勉強の、よくある質問

Q. 併願校で、安全を確保しておきたいです。

A. 第一志望を下げる代わりに、併願校の組み方を見直す、という考え方もあります。第一志望はそのままにして、合格しやすい併願校を考えておくやり方です。私立の併願校は、12月に中学校の先生との入試相談がある学校もあるので、12月の面談の前に担任の先生に相談しておきましょう。

Q. テストの間違いは、どう見直せばいいですか?

A. 間違えた原因を、3つのタイプに分けてみてください。時間切れなのか、ケアレスミスなのか、実力不足なのか。原因が分かれば、「あと何点」を取り返すための対策も決めやすくなります。ケアレスミスなら、なぜそのミスをしたのかの原因分析までやっておくと、次のテストで同じ失点をしにくくなります。

Q. 過去問は、いつから解けばいいですか?

A. この記事の手順では、今の点数を知るために、すぐに一度解いてみてください。過去問を解くと、目標の点数まであと何点足りないのかが、教科ごとに見えます。ただ、足りない点数の原因は、中1・中2の内容にあるかもしれません。中1と中2の内容が分かっていないと、中3の問題も解けないからです。その場合は、過去問を何度も解くより先に、中1・中2の単元に戻って基礎を固めるところから始めてください。

Q. 冬休みの勉強は、どうすればいいですか?

A. 冬休みも、やることは同じです。教科ごとに書き出した「あと何点」から、どこの点数を上げるのかを決めて、勉強計画に落とし込みます。12月や1月に志望校を判断するときの材料にもなるので、冬休みの前に、自分の「あと何点」を一度出しておきましょう。中3の勉強時間を、対策すべき単元の数から逆算する手順は、こちらの記事でまとめています。

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中3の9月、平日と休日の勉強時間は何時間か。ネットの目安が2倍以上ひらく理由と、対策すべき単元を棚卸しして×4時間・△2時間で数え、年内の週数で割って1日のセット数を逆算する手順を、オンライン学習塾の塾長が解説します。

 

まとめ:中3の志望校は今は下げなくていい。「あと何点」から動き出そう

  • 自分がどうなりたいのか、志望校を上げるべきか下げるべきかは、まず自分の心に聞く
  • 直感を信じて方向を決め、その選択のメリットとデメリットを書き出して確かめる
  • 高い志望校を目指すデメリットはあまりない。志望校を下げる必要は、今は全くない
  • 下げるかどうかは、12月か1月に決めれば間に合う
  • 不安は課題に、悩みは思考に変える。内申点あと何点、入試本番で何点を出して、計画を立てて実行する

不安や悩みを課題に変える考え方は、受験だけでなく、人生のトータルを通して使えます。おっしー塾長自身も、悩んでいる時間は嫌なんです。悩んでいるくらいなら、すぐに課題に変える。課題にすると、対策はいくらでも出てきます。

もし本当にしんどいなと思ったら、12月にでも1月にでも、志望校を下げることはできます。だからこそ今は、自分の可能性を信じて、最後までチャレンジしてみてください。

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追加したら「志望校診断」と送ってください。自分の県の内申点の仕組みを確かめて、「あと何点」を一緒に出していきましょう。

 

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